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A Sense of Mapping: tumblr

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この夏開催される小生キュレーションの「A Sense of Mapping -私の世界の測り方-」に先駆けて、tumblr開始しました。
地図または地図感覚に関する事例を挙げていきます。
こうやって色々資料を放り込んでいくことでブレインストーミングみたく改めて自分が何に関心があるのかが整理されて今更ながらtumblr楽しいです。
http://a-sense-of-mapping.tumblr.com



自身のウェブサイトも少しリニューアルしました。各ページを独立させました。
http://minorumorikawa.com

今思うこと 2014.03.11

お久しぶりです。
本当はTwitterでぽつりとつぶやければと思ったのですが、やはり140文字では書ききれないなと思ってブログを久々に更新することにしました。

そう、今日であの震災からまる3年が経ちました。

この3年でこの国は大きく変わってしまいました。多分悪い方に。
もうすぐ大阪市長選もありますが、選挙の度に悲しい気持ちになります。
あの震災は何だったんだろうか?と振り返ざるをえません。

この3年で自分も大きく変わりました。
30代に突入したってこともありますが、やはりあの震災は心のどこかで大きく影響しているように思います。
20代前半では想像もしえなかった変化です。
この変化は今後少しずつではありますが表面化させていければと思っています。

以前宗教学者の濱田陽さんとお話しして、自分の傷に気づけたということをここでも書きました。
今思うこと 2012.06.18
最近読んだ「ラッセンとは何だったのか?」という本の中の星野太さんの論考の中でも思いがけずこんな文章に出くわしました。
「心的外傷は、それが「傷」として自覚されたときにはすでにその解消へと向けた助走を始めている。裏返して言えば、心的外傷はそれが外傷として自覚されていない段階において、もっとも深刻な事態を示すことになるだろう。よって、心的外傷の治療のためには、まずそれを自覚する/させることこそが最初の重要なステップとなる。」星野太「ラッセンの(事情)聴取」より
僕は今完全に自分の「傷」を捉えています。
3年前には傷ついていたことすら気づいていませんでした。
今はその治癒に向けて走り始めていますが、行き着く先がどこかはまだわかりません。

作家の小沢剛さんのツイートにもありましたが、震災は我々の生活からたくさんのものを奪い、深い哀しみと絶望を生み出しましたが、僕のようにあの震災をきっかけにして新たな変化をもたらされた人も少なからずいると思います。
その変化を大事に受け止めて生き続けることがせめてもの希望なのだと思います。

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(阪神大震災から19年後の神戸にて撮影/2014.01.28)

「ROOTS at FREEDOM FROM COMMONSENSE.」:会場風景

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All photos by Toshiyuki AOYAMA

展示会のお知らせ "'Roots" at FREEDOM FROM COMMONSENSE.

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本日より、心斎橋にあるセレクトショップ「FREEDOM FROM COMMONSENSE. 」さんにて、今月25日までの間作品を展示させていただいております。
先月開催された「ROOTS」展で一緒に展示した靴ブランドNOの受注会に併せて、オーナーさんのご厚意で設置させていただけることになりました。
先日展示した天地(visitor)と天地(emergence)と、昨年「うつせみ」展で発表した「おとずれ」を展示しています。
またその「うつせみ」展のカタログも販売させていただいております。
VADE MECVM.と同様、ここもショップの域を超えて、オーナーさんの美学が貫かれたギャラリーのようなホワイトキューブになっていて、空間としてもすごく面白い場所です。
また、オーナーさんの言葉が店内にちらばっているのも魅力的。
お近くに寄られることがありましたらぜひお立ち寄りください。

タイトル:Roots at FREEDOM FROM COMMONSENSE.
会期:2013年12月16日(月)- 12月25日(水)
開廊時間:12:00 - 20:00 12月18日(水)休
会場:FREEDOM FROM COMMONSENSE. (大阪市中央区南船場4-6-3 田口ビル2F)
http://www.freedom-from-commonsense.com


現在、フランスの作家ピエール・ラバのプロジェクト「Le peintre」にも参加しています。
これは作品をプリントしたTシャツをピエールが着て街中を歩き、人々にその作品の説明をするというもの。
僕も併せて12名の作家の作品プリントTシャツがあります。
僕は2008年にstudio90で発表した「彼の地」のプリントをしてもらってます。
ピエール自身がとてもおもしろい作家です。
来年の10月までこのプロジェクトは継続されるそうです。
"Le peintre"

「ROOTS」:会場風景

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All photos by Nobutada OMOTE

作品に見る東アジアの「共通感覚」

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韓国のニュースサイトに展覧会記事が掲載されています。
http://www.mr-e.co.kr/news/articleView.html?idxno=3659
以下google翻訳で訳してみました。。。

作品に見る東アジアの「共通感覚」
韓国、日本、台湾の三国キュレーターと作家の芸術的探求展示オープン

三つの国のキュレーターと作家たちが、東アジアの「共通感覚」に注目した展示が開催されている。

O'NewWall(代表ソジュンホ​​)が22日から12月13日までの安国洞にあるGallery175で「Common Sense of the East」展を開催中。韓国芸術総合学校美術院とパラダイス文化財団が後援する今回の展示は、韓国、日本、台湾のキュレーター3人が選んだ7人の作家の作品が一同に展示されている。

去る19、​​20日にかけて共同企画者、Shanglin Wu(キュレーター兼作家)と原田明和(キュレーター、HRD Fine Art代表)の講演がO'NewWall、トータル美術館で、22日のGallery175で開催されたオープニングには、キュレーターと作家たちが参加したトークイベントが行われた。

展示には、経済的にますます緊密になれど、政治·文化·軍事的には葛藤が高まっている、いわゆる「アジアパラドックス」についての質問や議論の過程を経て作家たちは、東アジアの言説が欠如した芸術的、感覚的な側面を独特の分離した個別な声で表わした作品を発表している。

韓国のLee Wanは台湾のサトウキビ農場を訪問し、直接ひとつまみの砂糖を作る過程を映像とインスタレーションで発表した。実際に台湾は韓国と日本の砂糖を輸出した後に、成長の基盤を形成したとされる。巨大な経済システムが日常に影響を与える制御された社会とそのフィクションに興味を傾けてきたLee Wanの新作「Made in Taiwan」は、日常的に使用される砂糖をめぐる東アジアの経済の浮き沈みと文化史の関連性を思い起こさせる。

森川穣の作品は特に、今回の展示の企画意図を象徴的に表わす。彼は日本各地から集められた雨水がカップを通過して垂直につながり落ちるように作成したインスタレーションを披露した。日本での地域と時期ごとに様々に呼ばれるこの雨水は、作家が用意した様々な形のカップを通り過ぎながら落ちる。展示会場の文脈に移されたこのデバイスは、最終的には雨は水でしかないということを物語っている。

このように、森川は、複数の地域や文化を象徴する多彩なカップを通過する雨水を提示することで、雨水が持つ相互に矛盾的二進的な特性、すなわち、地域的でありながら、脱地域的な二重性を効果的に露出する。



他の作品に対して、かなり地味な作品だったので、そこをちゃんと見てくれて記事にして頂いてるのは本当に嬉しいです。
特にこの展覧会の為に作った作品ではないのですが、こうして文脈が様々に移り変わることが可能だということが改めてわかりました。
雨は局所的に、地面の一カ所に向けて降る、ある種超サイトスペシフィックなものですが、同時にそれは国境もなにもない一続きの空を雲に乗ってやってくる、脱サイトスペシフィックなものでもあります。
そしてそれらは例え韓国であろうがインドであろうがドイツ、ブラジルであろうが、見た目には単なる水。
その超越的存在感に魅かれるんですよね。
また、雨は循環のメタファーでもあり、降っては昇りを日々繰り返しています。
ここ3年程雨の作品を作り続けていますが、まだまだ未知な部分が多いので、探求を続けたいテーマです。

"Common Sense of the East" @ Gallery175

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韓国ソウル市内、ギャラリーひしめく安国エリアの中心にあるGallery175のグループ展「Common Sense of the East」に参加中です。
韓国・台湾・日本のキュレーターが自国の若手作家を紹介する展覧会。
日本からは原田明和さんの元、画家の田中加織さんと共に参加しました。
原田氏は到着日当日にTotal Museumにてレクチャーも開催しました。
当初3日程と伝えられた搬入日程は、渡航前日に1日しかないと告げられ焦りましたが、結局日本チームはあっさり搬入は済んで、映像の多い韓国台湾チームが相当苦戦を強いられていました。
そもそも3カ国7人の作品が1つのスペースに展示するのだから搬入日1日はさすがに無茶。
展示も二転三転しつつ、夜通しかかりました。僕らはさすがに先に帰りましたが。。。
韓国ってたくさんの店が夜通し開いてるので、深夜でも買い足し可能なんですよね。
あと一カ所で全部揃うホームセンターらしきものがなく、通りごとに同じような店がズラーっと並んでるので、全部把握するのに半月以上はかかりそう。。。
とにかく、僕らはほとんど日本で必要なものは用意してきたので早く終わりました。
「東洋の共通感覚」という意味の展覧会でしたが、展示の仕方1つでも「相違」が際立っておもしろかった。
壁もガンガン削ったり、すごいエネルギーと力技で進めていく韓国。
のんびり、時間の考慮関係なくやりたいことを着実に進めていく台湾。
本当におもしろかったですね。
初日はトークイベントがありましたが、相違点についてもっとポジティブな討論ができたらよかったかも。
レセプションにもたくさんの人が訪れて楽しかったです。
韓国の人たちは良く飲み、良く食い、良く喋る!たくさんのパワーをもらいました。
カムサムニダ!

タイトル:Common Sense of the East
会期:2013年11月22日(金)- 12月13日(金)
開廊時間:12:00 - 18:00
会場:Gallery175 (B1 175-87 Anguk-dong, Jongno-gu, Seoul, South Korea)
企画:Space O'NewWall(ソウル)
キュレーター:Juno Seo(韓国)、Shanglin Wu(台湾)、原田明和(日本)

展覧会のお知らせ "Common Sense of the East" @ Gallery175

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ソウル市内にあるGallery175での展覧会に参加します。
明日からソウル入りです。最高気温4度です。寒いです。でも楽しみです。
帰ったらまた報告させて頂きます。

タイトル:Common Sense of the East
会期:2013年11月22日(金)- 12月13日(金)
開廊時間:12:00 - 18:00
会場:Gallery175 (B1 175-87 Anguk-dong, Jongno-gu, Seoul, South Korea)
企画:Space O'NewWall(ソウル)
キュレーター:Juno Seo(韓国)、Shanglin Wu(台湾)、原田明和(日本)
オープニングレセプション+アーティスト・キュレーターによるトーク:11月22日

「ROOTS」:搬出

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昨日「ROOTS」展無事終了しました。
ご来場頂いた方、気にかけて頂いた方、皆様ありがとうございました。
今回の展示では地元ということもありましたが、何より親友の齊藤君と一緒に展示をできたこと、そしてVADE MECVM.という特別な場所に出会えたことは本当に幸せでした。
昨夜はオーナーと3人で飲みに行って楽しい打ち上げとなりました。
これから続けていく上で重要なポイントになったと思います。
改めてありがとうございました。

次回は来週からソウルで展示があります。
また改めてご案内させていただきますのでよろしくお願いします。

「ROOTS」:根

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齊藤君とタイトルをどうしようかという話になりました。
そこで僕は最近考えていることを話しました。
先々月東北へ行った時の記事にも書きましたが「根」のことです。
今思うこと 2013.10.03
何を得たのかではなく何を捨ててきたのか。
何を知ってきたのかではなく何を忘れてきたのか。
何を見てきたのではなく何を無視してきたのか。
そうして逆照射される自身の輪郭を見てみたい。
今まであまりに自分自身に目を向けることから逃げてきたように思えます。
サイトスペシフィックな作品を作ることで、自分よりもその場所のことを考えていました。
できるだけ普遍的なものを目指して自己言及を避けてきました。
その避けてきたことすら気づけていなかったようにも思えます。
30になって、ようやくそのことに気づけてきました。
今回の作品は今までとは違うアプローチ、違うモチベーションで制作しました。
言ってみれば会場とはほとんど関係ないものを作りました。
まだ大声で言えるレベルではないものの、今回の作品は少しだけ自分の個人史が入っています。
これは自分にとってはちょっとした挑戦です。
このタイミングで地元大阪で発表できたって言うのも大きかったと思います。
齊藤君も最近自身のコレクションをここで一旦振り返りたいという想いがあったようで、タイトルは「ROOTS」になりました。
二人にとって新しい挑戦を見守っていただければと思います。
展覧会は明日まで!
明日も朝8時からやってますが、11時から13時まで休憩があるのでご注意を!

NO x 森川穣「ROOTS」
2013年11月5日(火)- 11月10日(日)
火ー金 12:00 - 18:00 土・日 8:00 - 11:00 / 13:00-18:00
VADE MECVM. (大阪府大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル 1F奥)
http://www.vm-showroom-02.com/

「ROOTS」:齊藤泰三

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今回共に展覧会をしているシューズブランドNO。
そのデザイナーが齊藤泰三氏です。
彼とはロンドンで出会って以来もう7年の付き合いになります。
最初は大学合同の英語コースで知り合いました。
その時の彼は髪型が独特過ぎて絶対友達になれないと思っていました(笑)
しかしいつのまにやら大親友。
どうやら僕の親友達は第一印象が悪い人が多いようです。
ジャンルは違えどお互いものを作る「同士」といった感覚。
彼に出会うまで靴にほとんど興味がありませんでした。
彼も僕に出会うまでアートに興味がなかったそうです。
そんな二人がお互いの作ったものを尊敬しあえる関係になるとは。
ロンドンは点と点を結ぶ街だと改めて思います。
そしてその線がこの展覧会に結びついていることをとてもとても嬉しく思います。
是非その線を共有してもらえたら嬉しいです。
今週日曜まで。
土日は朝8時からやってますが、11時から13時まで休憩があるのでご注意を!

NO x 森川穣「ROOTS」
2013年11月5日(火)- 11月10日(日)
火ー金 12:00 - 18:00 土・日 8:00 - 11:00 / 13:00-18:00
VADE MECVM. (大阪府大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル 1F奥)
http://www.vm-showroom-02.com/

「ROOTS」:VADE MECVM.

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今回会場としてお借りしてるVADE MECVM.さん。
靭公園に隣接するカフェ。
お昼時は立ち飲みエスプレッソがなんと100円。
常連さんがひっきりなしにやってきます。
初めて訪れた時にはその場所のオシャレさに度肝抜かされました。
デザイナーでもあるオーナーの美学が隅々まで行き届いた唯一無二の空間。
梅田からほど近い場所にこんな場所があるとは。
まさに都会のオアシス。
映画になりそうなほど素敵な場所です。
是非一息つきにいらしてください。

ちなみにVADE MECVMとはラテン語で'go with me'という意味だそうです。


NO x 森川穣「ROOTS」
2013年11月5日(火)- 11月10日(日)
火ー金 12:00 - 18:00 土・日 8:00 - 11:00 / 13:00-18:00
VADE MECVM. (大阪府大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル 1F奥)
http://www.vm-showroom-02.com/

「ROOTS」:撮影

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NO x 森川穣「ROOTS」
2013年11月5日(火)- 11月10日(日)
火ー金 12:00 - 18:00 土・日 8:00 - 11:00 / 13:00-18:00
VADE MECVM. (大阪府大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル 1F奥)
http://www.vm-showroom-02.com/

「ROOTS」:搬入

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世の中が三連休の中、日曜月曜2日間で展覧会の搬入。
日曜は夕方から、月曜は昼からみっちり10時間程使わせてもらいました。
試行錯誤の連続でしたが、おかげ様でいい展示になりました。
明日(というか今日)から6日間の展示です。
おいしい珈琲と共にお待ちしております。


NO x 森川穣「ROOTS」
2013年11月5日(火)- 11月10日(日)
火ー金 12:00 - 18:00 土・日 8:00 - 11:00 / 13:00-18:00
VADE MECVM. (大阪府大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル 1F奥)
http://www.vm-showroom-02.com/

展覧会のお知らせ "ROOTS" @ VADE MECVM.

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来週火曜日より大阪は靭公園にあるカフェVADE MECVM.(ヴェイディー・ミーカン)で展覧会をします。
友人でありシューズデザイナーの齋藤泰三氏によるブランドNOとの合同展です。
デザインとアート、異分野ではありますが、一緒に展示するとどうなるのか楽しみです。
ちなみに地元大阪でのがっつりした展示は20歳の時の初個展以来!
ここ数年宇部やら小牧やらモスクワやらどんどん離れてってましたがやっと帰ってきた感じです。
ただ今鋭意制作中。是非是非よろしくお願いします。

NO x 森川穣「ROOTS」
2013年11月5日(火)- 11月10日(日)
火ー金 12:00 - 18:00 土・日 8:00 - 11:00 / 13:00-18:00
VADE MECVM. (大阪府大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル 1F奥)
http://www.vm-showroom-02.com/



自分の展示ではないですが、近くのサードギャラリーアヤさんでは今週土曜まで同級生の川北ゆうさんの展覧会も開催中です。
これまで幾度も見てきましたが、いつも新鮮に響く彼女の作品。
今回の作品は特に感情豊かで一歩進んだ気がします。
会期は見事にかぶりませんが、近くに寄ったら見てみてください。
彼女は来年のVOCAにも展示予定です。
川北ゆう「微かの景 -Vague Scene-」@ The Third Gallery Aya

また、芸術の秋だからなのか、知人の展覧会が目白押しでした。
これまた同級生で元アトリエメンバーの田中真吾によるeNartsの作品もさらに進化してましたね。
特にephemeralと題された煤で描いた作品群はお気に入り。
これまでになく繊細で、優雅な作品でした。これは会期終了済み。

あと昨年の「うつせみ展」のメンバーの展覧会も続々と。
残念ながら今村君と森さんの展示は観に行けず。。。
代官山インスタレーションに出品中の近藤洋平君の作品は先日モスクワ帰りに観に行けました。
西郷山公園。雨が降ってて、完全に風景と化してました。。。
どこにあるのかわからず事務所に電話してしまった。11月4日まで。こちら

今思うこと 2013.10.03

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今年二度目の東北。異例のペースです笑
ピーチが今年から仙台まで飛ぶようになって、圧倒的に行きやすくなりました。
往復1万円以内で行けるなんて奇跡ですね。。。

今回のメインはカプーアのARK NOVA
せっかくなので2泊3日の東北滞在を楽しみました。
憧れのさざえ堂も行けたし、大満足。
本当は岩手の平泉に行こうかとも思っていました。
東北へ行ったらできるだけ「普通に」振る舞っていたかった。
「普通に」観光がしたかった。
でも、やっぱりできなかった。
悔しいけれど、足は被災地の方に向いてしまいました。

「奇跡の一本松」。
陸前高田は高田松原の中で一本だけ津波に堪えたまさに「奇跡」の松。
海水のせいで根は枯れてしまったけれど、復興の希望のモニュメントとして移設されました。
前から見てみたいなと思っていたので、行ってみました。
気仙沼駅からバス。最初BRTと書かれていて、てっきり電車だと思ってたのですが、考えたらあの辺の駅は津波で寸断されてるんですよね。
この一本松の為に特別に「奇跡の一本松駅」というのが用意されています。
バスの中から見える被災地。あれから2年半以上経った今も異様な景色のまま。
辿り着いて、クネクネと用意された道を歩いた先にその松はあります。
ひょろっと佇むその姿はタルコフスキーの「サクリファイス」に出てくる松を思い出しました。
それにしても根のない木ってのはちょっと不気味な感じがしました。
魂がないというのか、宿っているものが感じられない。
春に訪れた三春の滝桜とは全く違いました。
被災者の希望になればいいのですが、僕にはちょっと違和感がありました。
最近特に「根をもつこと」(シモーヌ・ヴェイユじゃないけれど)を考えているせいもあって、やっぱり根がないというのは恐いです。
すくっと立つその姿もまあ美しいと言えば美しいですが、津波に堪えた根こそ希望や強さの象徴として展示されるべきだと思いました。

帰りのバスまで時間があったので、その周囲を歩きました。
復興とはほど遠い風景。
それと同時に失われた風景が再び失われて行くという感覚も覚えました。
今方々で何を遺して何を遺さないのかというのが議論になっています。
この判断は非常に微妙だと思います。
広島の原爆ドームだって最初は取り壊される予定でした。今では世界遺産です。
東浩紀氏を中心にさかんに福島第一原発所を観光地化すべきだと唱えていますが、こういうダークツーリズムはあってしかるべきだとも思います。
実際この一本松も自分のように県外から人が来てお金を落としています。
しかし、被災者の方々にとっては一日でも早く忘れたい風景でもあります。
気仙沼では既に打ち上げられた第18共徳丸(船)の解体が始まっていました。
バス停の前に大きな船がどっしり打ち上げられていて本当に異常な光景でした。

この風景を焼き付けた夜に、昨年ボランティアで知り合った福島の学生とご飯を共にしました。
彼がぽつりぽつりと漏らす言葉に僕はどういう言葉を返していいかわかりませんでした。
彼曰く、「見える被災地=宮城・岩手」と「見えない被災地=福島」で大きな隔たりがあって、一言で「被災地」といっても、前者はやはり目に見えてわかりやすい分同情もされやすいし、義援金も集まる。しかし後者はあまりに抽象的過ぎてイマイチ被災地支援の形が見えてこない。同じ「被災地」であっても抱える問題が全く違って、そこに優劣すら生まれている。前者は自然がやったことだし、目に見えて住めないけれど、後者は人災。見た目は全く変わらないのに住めない。理不尽極まりないです。
彼自身は避難地域の住民ではないけれど、避難住民たちの声は普段から聞こえてきて、住む場所を奪われ、夢を断たれ、どっちに進めばいいのかわからない人をたくさん知っている。
震災以降特に同級生達と福島について語ることが多くなったそうです。
そしてそこで見えて来るのが福島に生まれ育ったことの劣等感だと彼は言いました。
劣等感ってどういうこと?と聞くと、福島はすぐ北には仙台があり、すぐ南には東京があり、昔から都会への憧れやコンプレックスがあって、この土地では何もできないんだろうなーというなんとなく漂う閉塞感があったそうです。それに追い打ちをかけたのがあの原発事故。
大阪に生まれた自分にとって、その感覚って申し訳ない程わからないんです。
今まで大阪に生まれ育って劣等感なんて感じたことないし、大阪人って多分県外から見たら呆れる程自分の土地に自信もってる人多いと思います。
そもそも大阪弁を訛りとも思ってないし、どこいっても平気で大阪弁で喋っちゃう。
一本松見に行った時に、「どこから来たの?」と聞かれて「大阪です」って答えたら、「訛りでわかった」と言われ、はっとしたぐらい大阪弁の訛り感覚ってない。
その訛りに対する劣等感とかも東北の人はあるんだな、って彼の話す「標準語」からも少し感じられました。その点を「あまちゃん」ではうまく表現されてたそうですね。
東京から来た主人公が宮古に来て訛りがうつって、宮古に住む女の子は全く訛ってないみたいな。
「あまちゃん」はやっぱり彼にとってもすごく心の支えになってたみたいで、改めてすごいなぁと思いました。見ておけばよかった。。。再放送希望。
「八重の桜」も楽天の優勝も乗り遅れてる自分はなんかすごく損してる気がしました笑

そんな彼と別れて改めて「根」のことを考えました。
夏のヨーロッパ旅行に行ってズントーの建築を見た時に感じたのがこの「根」の感覚でした。
彼の建築は、その土地に驚く程「根」づいていて、本当に根を張ってるんじゃないかってぐらいその土地に馴染んでいました。
彼が以前世界文化賞を受賞した際の東大で開催された講演会の最後に言ってた「Find out who you are. Be yourself」という言葉を思い出します。
誰になりたいとか、どうありたいかというより、改めて自分は何であるのかを考えるべきだと30になって思います。
今更自分探しかよって自分でも思いますが、10代や20代の時の自分探しとは違って、辿ってきた道よりも辿らなかった道の方に興味があります。別にそれは後悔とか郷愁ではないし、取り戻したいとも全く思わないのだけれど、それを改めて考えることであぶり出される自分のシルエットが今後の人生に大きな影響を与えるんじゃないかって、感覚的に思います。
今回も福島の彼と話すことで、自分が今まで経験したことのないような「劣等感」を知ることができました。このことはもう少し時間をかけて反芻したいと思います。
ちなみにこの彼の言っていた劣等感はもちろん福島の人全員が思っているものではないというのも重々承知しています。しかし彼自身の口から出てきた言葉というのはまぎれもない真実だし、そんなことを他人の僕に話してくれたこと、とても感謝しています。

「IPP#1」: 展覧会のこと

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展覧会について。

IPP(Inverse Perspective Project)は、元来持ってた日本人の「風景観」を作品を通して再考してみようと、2010年に画家の安喜万佐子と映像作家の林ケイタが始めたプロジェクトです。
途中から僕が加わり、主にこの3人が中心になり動いています。
どうしたらそのことを示せるか、といった時に自分たち作家ができるのはやはり「展覧会」という形であろうということと、だからといって美術だけの視野では見いだせないだろうということは最初から念頭にありました。
そこで、思想家や脳科学、宗教等色んな分野の方々に声をかけ参加して頂き、さらに「展覧会」として見せる以上は文献等ではなく、視覚的な「作品」として出品していただき、自分たち3人は自分の作品だけでなく、そのサポートをしっかりしていこうと決めました。
こうして2012年の1月にようやく京都精華大学内で第一回の展覧会を開催しました。

さらに、ここから関東へ、海外へ、と広げて行こうと計画し、試しに知り合いの人々に当たっていったところ、ロシアのキュレーターAndrey Martynov氏が、興味があるので話を聞いてみたいとのことで、彼の来日に合わせ資料を見せたところ、2013年にモスクワビエンナーレがあるから、そこにぶつけたらおもしろいのではないかとご提案頂き具体的に動き出しました。
しかし、京都と同じものを持って行ったのではおもしろくないので、メンバーチェンジも行おうと新たにご参加いただいたのが金子周次さんと玉井健二さんです。
彼らを選んだのは、作家とか学者とか肩書きに縛られない生き方を行っていたからです。
金子さんは既に亡くなっていて、独学で版の技術を身につけ、最後までコツコツと生まれ育った銚子の街で版画を彫り続けました。
玉井さんは枚方市交野にあるソーイングテーブルカフェのオーナーで、ある日突然その辺に落ちてる木片(カフェの隣には古い洋裁学校があり、建物の欠片が落ちていた)を使って船を作り始めました。それを見た人が、もっとたくさん作ればおもしろいじゃないかとアドバイスして、一日一艘の船作りを一年間続け、300艘以上の船ができあがりました。その成果を隣の洋裁学校で展示し、本も出版されました。
僕はその本を通して玉井さんを知り、今回是非参加してもらいたいと思い会いに出かけました。
そのカフェは想像の斜め上を行く場所でした笑

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草原の中に建つソーイングテーブルカフェ。すごいです。
そしてようやく憧れていた船に出会うことができました。それらは箱の中に乱雑に入っていましたが、本で見て以来の船が目の前に。感動でした。
なんとかその船達をモスクワまで持って行くことに了承して頂きました。ありがたい。
ちなみにソーイングテーブルカフェのHPです。すごい所なので是非いってみてください!こちら
このモスクワ展に併せて前述の本も増刷されたそうです!こちら
そんな船達の展示風景です。

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今回僕は、前回のIPP展同様、比較宗教学者の濱田陽さんとコラボレーションさせていただきました。
濱田さんは僕が大学生の頃宗教学の授業でお世話になっていて、とても面白い授業だったのでいつか一緒に何かやれればいいなと思い続けていました。
前回同様濱田さんにはテキストをご提供頂き、実際お会いして会話したり、メールのやりとりを繰り返しながら、風鈴を作ろうということになりました。
それと同時に僕は雨を使った作品を作り、2人で雨と風をロシアに運びました。
実際日本で集めた雨を使っていて、それがカプセルの中で結露する様を見せたかったのですが、現地で素材調達やらなんやらで苦労して、結果として反省の多く残る展示となってしまいました。
まさか向こうの木材のサイズがスクエアだったとは。。。
この反省は次回11月に大阪でやる展覧会で活かしたいと思います。

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全体の展示風景はIPP公式サイトでご覧頂けます。ご高覧いただければ幸いです。
IPP website: http://inverse-perspective-project.com/

地元の新聞にも僕らの展示を取り上げて頂きました。
Fifth Moscow Biennale Launches Parallel Projects (The Moscow Times)


展覧会は今月28日まで。
この展覧会は20日よりスタートしたモスクワビエンナーレの関連企画としても取り上げられています。
今回お世話になったAndrey氏及び、ロシアとの橋渡しをしていただいた小川まゆこさんには感謝の言葉もありません。
また、スポーンサー協力いただいたJALさんやパナソニックさんにも感謝。
オープニングもたくさんの人に来て頂き嬉しかったです。
日本から持って行った日本酒とお菓子は一瞬でなくなってしまいました笑
そして、中々ハードなスケジュールを乗り切れたのもロシアという国のおかげ。
色んなことに感謝です。

「IPP#1」: モスクワのこと3

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観光編。といっても搬入やらでほぼ観光できてません泣
なんと最後まで赤の広場も行けませんでした。。。
上の写真は着いた翌日にあったモスクワ市政400年目かなんだかのパレード。
各国のパレードが練り歩きます。写真は中国。
この為に赤の広場閉鎖されてて入れなかったんですよね。。。

そして次の日はモスクワ市長選挙。なぜか泊まってたホテルが投票所に。
ホテルの前ではライブも。客近すぎ!

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モスクワでお土産探すならここ!ヴェルニサージュ!僕はここで作品素材を調達。
遊園地の廃墟を占拠するような形で蚤の市が開催されててすごくシュール。
ねぎりにねぎって半額以下で買えることも。
ソビエト、スターリン時代の代物もたくさんあって見てるだけで飽きません。

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唯一行った観光らしいスポットはアンドレイ・ルブリョフ記念美術館。
タルコフスキーの映画にもなった天才イコン画家アンドレイ・ルブリョフが生涯を終えた修道院がイコン美術館になってます。
ロシアと言えばイコン。そのイコンをたっぷり味わえます。
中には四神を思わせるイコンもあって、アジアとヨーロッパの混じり合った思想がうかがえます。
今ロシアイコン画に関する本で「逆遠近法の詩学」を読んでますがすごくおもしろいです。
ただ「地球の歩き方」にはここにルブリョフの作品はないという衝撃的な情報が。。。マジ?
モスクワで一番古いと言われる教会もあります。中ではミサがやってて、近所の敬虔な信者さんたちがお祈りにやってきています。
チケット売り場ではなぜか自分が日本人と知ると「こんにちは」と「さよなら」を得意げに話すチケット売りのおばちゃんがいます。キュート。
レストランで紅茶が飲める無料券ももらえます。
とても静かな場所でおすすめ。

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また、ここはモスクワ屈指のネコスポットかも。ネコだらけで散々癒されました。
たまに美術館に入っちゃって走り回ることもあるようです笑
ロシアはネコにすごく寛容な国。
市内にはネコサーカスなるものもあるようで、チェックしたのですが既にソールドアウト。。。
エルミタージュ美術館にもネズミ取り用にネコが60匹も雇われてるとか。素晴らしいですね。
ちなみにロシアにも干支があって、ウサギとネコがセットらしい。この制度日本でも取り入れて欲しい。

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あとはゴーリキイパーク。
ここではカバコフの野外展示が開催中とのことで行ってきたけど思いの外しょぼかった。。。
思いがけず坂茂の建てたGARAGEという美術館に遭遇したけど中には入らず。
来年辺りOMAが建てる本館があるらしく、坂さんのは仮設なのかな?

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それと観光ではないけど、モスクワビエンナーレ関連でいくつかの展覧会オープニングにも参加。
スイスが企画した展覧会と、建築博物館(?)で開催されてた展覧会のふたつ。
ただついて行っただけだなので内容はよくわからなかったけど、会場Mladen Stilinovicの”THE PRAISE OF LAZINEE(怠惰礼賛)"という作品がこの展覧会のテーマになってるみたいだった。(ここで全文読めます)
「西」の作家は働きすぎで、「東」の作家は怠惰であり、怠惰こそアーティストに必要なものだと言ってるんですが、ここでおもしろいな、と思ったのが、クロアチアの作家である彼が自分(たち)のことを「東」と呼んでいること。アジアに生まれた自分にとっては、自分が「東」の人間であるのは自明なんだけど、さらにヨーロッパの中でも「西」と「東」の意識があって、それは地理的な問題はもちろん、「資本主義」と「社会主義」という社会的概念のことも孕んでいて、色んなレイヤーがあることが改めてわかって面白かったです。
この展覧会にはフィシュリとヴァイスのような作家も出てたけど、僕的にはこの作家の作品が要所要所に出てきて、気になる作品は大体この人の作品でしたね。
また、建築博物館は、やってる展覧会の内容はほとんどわからなかったけど、建物がすごすぎる。20世紀初頭の豪邸をそのまま使ってて、ほぼ廃墟で床が抜けるんじゃないかとひやひや。屋根裏とかすごすぎ。前者の展覧会で出会った作家にほぼ強制的に連れて行かれたのだけど、行ってよかったです。

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次回は自分たちの展覧会のこと。

「IPP#1」: モスクワのこと2

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モスクワ食事編です。
上の写真は食べかけの写真ではなく、皆の分けてたらこんなことに。。。まずそうですいません。
しかし、ロシア料理はうまい!うますぎる!何を食べてもうまい!
この時は既に滞在5日目ぐらいで、テキトーにふらーっと入ったレストランで英語のメニューがなくて、でも既にロシア料理は何頼んでもうまいことを皆知ってたので、ここからここまで下さいみたいなブラインドオーダーをやってのけた結果です。そしてズバリうまかった!
ロシア料理って日本にいる時ほとんど食べたことなかったけど、ここまでうまいとは。
肉も魚も野菜も全部うまくて、種類も豊富。
昼はレストランを選ぶ余裕がなくていつも同じビュッフェだったのだけど、全然飽きなかった。
10日間中一度も丸亀製麺のお世話になることも、中華に走ることもなかったです。
大体海外にいると、5日もすればアジア料理を食べたくなるんですが、やはりロシアはアジアに近いのか味付けがすごくいい。
スイーツとかも日本のような甘み押さえたものもあってびっくりです。
最終日は日本にはないアボガドロールやフライなどの寿司をおもしろ半分で食ったのだけどこれもうまい!
くたくたな搬入も乗り切れたのはロシアの豊かな食事のおかげです。スパシーバ!

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そしてロシアといえばアレですアレ。ウォッカ!

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オープニングの後、皆で通過儀礼的に頼んだんですが、意外にスルッといけちゃう。
調子のって3杯ぐらいいっちゃったのが運の尽き。
やはりアルコール40度はすごい。後の回り方がすごかった。。。
世界がぐるぐる回ってしまいましたよ。韓国のソジュをたらふく呑まされて以来や。
でも翌日特に残ることもなく、意外にいけます。


あとロシア人がおもしろすぎます。
彼らはもう絵に描いたようなツンデレ。
プーチンを思い浮かべたらわかるように、普段は完全なるツンだけど、最後のデレがすごい笑
搬入中も色んなこと頼むんやけど、どんなに簡単なことでも最初は「HET(ノー)」と言っちゃうのがロシア人。でもこれはパフォーマンスで、最終的に8割型頼んだことはやってくれます。口癖?
ヨーロッパでNOと言われるとほぼ100%NOのまま終わっちゃうんやけど、そこが大きく違う。
言葉わからんくてもとにかく粘ればなんとかなる。
生真面目な人は合わないかも。
あとオープニングでも何人の人にロシア案内してあげるよ!と言われたことか。。。
最終的に誰に言われてたのかわからなくなって、日本ギークなヴィジュアル系ロシア女子に案内してもらった。
彼女は日本のヴィジュアル系が大好きで、黒夢やLUNA SEA、BUCK-TICK等に傾倒。
年越しは絶対日本!という程日本が好きで、どうやったら日本に住めるようになるか皆で考えたりしました。
「モスクワで終わる人生なんてやだよ!」と日本語で仰ってました。。。
あと、オープニング後のウォッカの会で、ロシア人作家が友達連れてきて、自分が日本人だとわかると一冊の本を手渡されました。
ロシア語だったので?となってたら、微かにわかってきたキリル文字からそれが安部公房の本だとわかりました!何の本だかはわかりませんが、彼曰く、この本は小学生の時誰もが読むんだ!と言ってました。マジ?すごく自分の精神にも影響を与えたとのこと。すごいなぁ。
自分たち日本人がドストエフスキーやトルストイ、チェーホフ、ゴーリキー等から与えられたように、同じように与えあえてるのだと思うと嬉しかったですね。

それにしても今回初めてロシア行って、ロシアの見方が180度変わりました。
行く前は、怖い国のイメージが大半を占めてたのだけど。
日露の関係を思い返しても、日露戦争やシベリア抑留、北方領土問題等暗い歴史ばかり。
共通点と言えば原子力発電所の事故。。。
それに加え、この7月に通った反同性愛プロパガンダ法など、前時代的な動きもどうなん?と批判的でしたが、もうすっかりロシアにメロメロ。
治安ももの凄くよくて、スリの心配もほとんどなかったですね。
多分今ロシアは景気がいいんだと思います。街の雰囲気見てたらなんとなくわかる。
来年はソチオリンピックも控えてるし、ロシア全体が今なんとなく明るい雰囲気なのかも。
心配してたポリスも特に問題なかったです。
もちろん運が良かっただけかもしれませんが、10日間いて、これだけ安心して海外で過ごせるのは稀。
差別とかもほとんどされてなくて、自分が外国人ってことを忘れそうになるぐらい皆自然に接してくれました。外国人という壁がほとんどないみたいで、こっちがわかろうがわかるまいが平気でロシア語まくしたててくる。好奇心旺盛で、日本から来たってなると、ロシア語でいっぱい話しかけられる笑
若い世代はともかく、やはり中年層はまだ海外にも行ったことない人も多いのかもしれませんね。


さてさて次回は観光編!

「IPP#1」: モスクワのこと1

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モスクワ報告第一弾。まずは街並編。
いざモスクワの街に繰り出してみるとびっくりするぐらい表面的。
不思議な世界感です。

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最後のは赤の広場にあるワシリー寺院。日本では考えられない色彩!侘びも寂びも皆無!

そして極めつけが工事現場の幕に建物のイラストプリント!本気表面!

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あと、大気汚染が酷いみたいで、夜でも不気味なぐらい空が明るい!タレル的世界。

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まあ、ここまで不気味な感じですが、モスクワ着いてなにより驚かされるのが駅です。
共産圏時代の影響で、駅は国のシンボルとして凄い力が入ってて、どの駅もデザインが違って楽しい!
美術館かよってぐらいの華やかな駅もあります。全部制覇したかった。
あと防空壕代わりにもなるように、すんごく深いです。
電車が1分おきぐらいに来るのも驚き。よく衝突しないな、と思います。

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次回食事編に続く!

「IPP#1」: 訪露のこと

展覧会の準備を終えてモスクワから帰国しました。
初のロシアは色々ネタが尽きず、結果的には素晴らしい経験となりました。
ということで、ここ数日はその報告をさせていただきます。

まずどうやってロシアに行くのか問題です。
ロシアはビザが必要です。
アメリカも今やビザが必要ですが、あんなネットでさくっとできるような代物ではございません。
旅行代理店を通せば問題なくやってくれるんですが手数料が取られます。
僕らの場合は、旅行代理店を通さなかったので難儀しました。
まず「招待状」というものが必要です。
さらには、旅程の提出や訪問予定都市、ホテルの報告など非常に細かい。
大使館HPによると、旅行者のデータ(氏名、生年月日、パスポート番号)/ロシア入国日および出国日/観光ルート、移動手段、宿泊場所、観光プログラム/旅行会社の署名と印/支払済み証明/ロシアの受入れ旅行会社名とその旅行レファレンス番号が記載されたバウチャーが必要とのこと。
この辺でもういいやーって放り投げそうになるけど調べるとぶっちゃけこんな細かいの必要ないってことがわかってきます。実際はもっとテキトーなのです。
色々調べるとバックパッカーの方々のブログとかに辿り着きますが僕が参考にしたのはこのブログ。
ロシアビザの申請(東京のロシア大使館で個人申請した体験談)
ここで紹介されてたTravelRussia.suというところで必要事項を記入し、テキトーにホテルとか選んで、日本円で2000円ぐらい払うとメールで招待状とバウチャーを兼ねた書類がやってきます。
(最後のクレジット支払いのところだけなぜか全部ロシア語で焦りました。カード内容の入力はなんとなくわかるものの、決済とキャンセルのボタンがなんのこっちゃわからず、爆弾の青を切るか赤を切るか状態になってしまいました。。。調べた結果、左(оплатить)が支払いボタンだとわかりましたが。)
あとはこの書類に書かれた番号等を使って大使館HPの申請書類を埋めるだけ。
ホテルはこれもぶっちゃけ実際に泊まるホテルじゃなくてもいいです。
もっと言うと、航空券もビザ申請の後でもいいです。もちろん申請した期間内で取る必要はありますが。
ちなみに観光ビザにはシングル、ダブル、トリプルの3種類があり、ロシアに入国してから例えば隣のウクライナに行きたいとかになると、一旦ロシア国外を出てそのまま出るなら問題ないですがまた戻って来る場合は再びビザが必要になるので、滞在中にロシア国外に出て戻る場合は、ダブル以上のビザを要申請です。僕はもし時間空いたらウクライナでも行きたいなーと考えてたので、バウチャーも200円ぐらいしか変わらないのでダブルで申請しました。これも大使館によると、どこへ行くのか情報が必要とありますが、そんな報告せずに普通に取れました。まあ、結果的にはそんな余裕皆無だったわけですが泣
あと、乗り継ぎでモスクワ寄るのでちょっと降り立つにもビザは必要です。
そんなこんなで、この辺もクリアしたところでいざ申請です。
これがまた厄介で、なんと郵送は受け付けていません。あくまで大使館領事館に直接赴く必要があります。
しかもこれが全国に東京、大阪、北海道、新潟の4カ所のみ!
僕はたまたま大阪に住んでるからいいものの、これが九州とかだったらどうなってたか、、、
それに、申請に行くのと、取りに行くの計2回は行かねばならず無理無理。
とはいえ、実際の感じからしたら、別に本人である必要はなさそうなので、その辺に友達や親戚がいれば頼めばできそう。代理できた!という必要もないです。
で、大阪の領事館は、これまた不便なとこにあって、モノレール少路駅が最寄り。そこから徒歩10分ほど。
14時から16時しかやってなくて、HPに記載なしですが水曜日休みです!!
一回知らずに、というか知る由もなく行って引き返しました。。。ふぁっく。
ちなみに大阪の領事館こんな感じ。

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行くと2畳半ぐらいの部屋に入って、そこにいるイケメンロシア人に書類(パスポート、申請書(写真付き)、バウチャー)を渡すと「ニシュウカンゴデイイデスカ?」と聞いてくるので「ハイ」と答えると、その後冗談みたいな小さな紙を渡され、そこに受け渡しの日にちが記載されてるの確認して終了。3分ぐらいで済みます。
このニシュウカンゴというのは、2週間までは無料でビザ申請が可能だからです。それ以下、例えば1週間とかになると料金が発生します。余裕を持って申請しましょう。
その2週間後、その紙を持って行くとあっさりビザは発行されました。

わー、ビザ申請だけでこんな長くなってもうた。。。
まあ、とにかく複雑なんで、参考になればと。


そこからなんせ未知な国なのでとにかく情報収集。
一番の助けになったのは、奈良にあるカナカナというカフェ。
ここの井岡さんという方が、ロシア雑貨を毎月のように買い付けに行ってるという情報を聞きつけ、メンバー全員で押し掛けてお話を聞いてきました。
すごく気さくな方で、色んな情報が聞けて大満足。
モスクワに丸亀製麺ができたという情報はでかかった笑
お店も町家を改装した感じですごく雰囲気がいい。ご飯もおいしかったです。

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また、カナカナからすぐのところに姉妹店bolik coffeeもあり、ここでは実際井岡さんが厳選したロシア雑貨を購入できます。もうロシア行かんでもええんちゃう?ってぐらい揃ってました。

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ちなみに井岡さんはプーシキン展のショップのロシア雑貨を担当されてるらしくまた近々買い付けに行かれるそうです。お忙しい中本当にありがとうございました。
井岡さんは本もいくつか出されていて、特にロシアに関する本はかわいくて僕も一冊購入。




情報収集も整え、いざ出陣です。

で、出発当日なんですが、伊丹空港で散々な目に遭いました。。。
まず、作品を積んでた車から着いた途端に白い煙と赤黒い液体が出てきました。。。
爆発するのでは!?と皆パニックになり、とりあえず先に作品下ろさな!ということで必死に荷下ろし。。。
なんとそのままJAFを呼んでレッカーということになりました。。。
結果的にはエンジンの冷却水が漏れてたみたいでしたが、マジで焦りました。
まあ、こんだけ積んでて車も悲鳴を上げたのかしら。

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最終的にこの荷物量。多過ぎ。
予算もほとんどないので作品は自分たちで手持ちです。

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今回はJALさんがスポンサー協力して頂き、特別にこれだけの荷物にも対応して頂けました。ありがたい。
そんな中、誰かの荷物からライターが!
その捜索にまた時間がかかり、今度は荷物の重量オーバー。
その荷物に限って、さっきJAFが持っていった車のキーにスーツケースのキーもついてて開けられず、やむなく超過料金を支払い。。。
そんなこんなで、搭乗できたのは出発5分前。。。余裕持って空港ついたはずなのにな。。。
この日は前夜までに色々やること残ってて一睡もしておらず、既に疲れはピーク。
こんな調子でロシア着いたらどうなるんや、と不安が募るばかり。
そんな不安はなんとか杞憂に終わり、ロシアではほとんどスムーズにことがはかどりました。
心配だった税関も、一部中身開けさせられたもののの、テキトーなこと言って切り抜けました。
まあ、着いたら大雨で、用意してくれてた車に全部の荷物が載らず、僕ともう一人は残りの荷物抱えて雨の中自力でホテルまで行くはめになりましたが。。。


ところで、この旅は、本当にシンメトリーのようでした。ロシア最終日も雨。
濡れながら空港まで荷物運んだんですが、辿り着いたらなんと飛行機ビジネスクラスになってて、わけがわからずやったー!となりました。
で、人生初のビジネスクラスは次元が違いました。
今までの人生何やってんやろと考え込むレベル。すばらしかった。。。

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席の動き方が半端なくて、もう何がなんだか。。。
ご飯炊きたてですよ!?鯛と島豆腐とかもうわけがわかりません。
あまりに凄過ぎて逆に落ち着かずほとんど眠れなかったわけですが、、、。
とにもかくにもJALさんありがとう!
皆でシャンパーニュ乾杯。
と、こうやってはしゃいでて罰が当たったのか日本着いたらこんな感じ。

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台風18号。。。
なぜかここでも荷物検査でライターが引っかかり捜索活動、そして行きに超過料金払った人はここでもどうしてもその日までに帰らなければならずしぶしぶ1席だけ空いてたファーストクラスに追加料金を支払い帰阪。どこまでシンメトリーやねん!
残った僕ともう一人もとりあえず空席待ちをしてみたものの、やはり取れる気配なく、急遽東京泊。
JALさんがとってくれたホテルからは東京タワーが真正面でプチ贅沢でしたが。
そして次の日台風一過の晴天で、何の問題もなく帰路に着きました。疲れた!!!

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ちなみにモスクワへは東京からしか直行便が出てません。しかもJALだと水金日のみ!エアロフロートだともう少しあるのかなぁ。


次回はモスクワ編。

展覧会のお知らせ IPP#1 @ ロシア現代史博物館

モスクワ市内にあるロシア現代史博物館での展覧会に参加します。
卒業後初の海外での展示がまさかロシアとは夢にも思いませんでした。
明日(というか数時間後)から行ってきます。
帰国後色々報告できればと思います。


タイトル:Inverse Perspective Project #1
会期:2013年9月12日(木)- 9月28日(土)
休館日:月曜日
開館時間:火・水・金 10:00 - 18:00 木・土・日 10:00 - 17:00
会場:ロシア現代史博物館
主催:IPP実行委員会
協力:HRD FINE ART, Mayuko Ogawa, Andrey Martynov, ロシア現代史博物館, Art Residence. RU
協賛:Panasonic Russia. Ltd, Japan Airline Co Ltd, Brother LLC
IPP公式サイト : http://inverse-perspective-project.com/


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Dear Mr. & Mrs. K

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先日高校時代の友人Kの結婚披露宴に参列させていただきました。
この日新たに夫婦となった2人は、以前から僕の展示を2人で観にきてくれてて、日頃から感謝でいっぱいだったので、2人の結婚は本当に嬉しかったです。
しかし、僕には大きなミッションがありました。
それは昨年末に2人に頼みたいことがあると呼び出され、これはただ事ではないと覚悟しつつ行ったら、結婚式の為に作品を作ってほしいとのこと。
これまで散々僕の作品を観てきた2人の頼みです。勿論二つ返事で引き受けました。
そこから会場下見に始まり、構想、制作と進めました。
で、出来た作品は、披露宴会場のホワイエにある7つのニッチに7つの瓶を置きました。
瓶の中には、2人の思い出の場所のピンホール写真とその場所にまつわる水。
2人に7つ思い出の場所を挙げてほしいと言ったら偶然どれも水に関連する場所だったのです。
当初は違う作品を予定してましたが急遽変更。
その場所に実際行って水を汲み撮影、を繰り返しました。
中々大変でしたが、2人の一生に一度の晴れ舞台。妥協はできません。
まあ、相変わらずハナのない作品になりましたが、2人には当日までどんなものになるか伏せておいて、当日とても喜んでくれて一安心。。。
ついこないだ改めて引き渡しました。
こうやって「誰のため」というのを、具体的に想定して作品作ったのって考えたら初めてで、とても気を使いましたが、とても楽しくできました。
結婚式という性質上素材的にNGなものも多くてドキドキしました笑(具体例:塩)
2人とも本当に幸せになってください。
そしてこれからも末永くよろしくお願いします。

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FREEDOM FROM COMMONSENSE.

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昨晩は南船場に新しくオープンされたセレクトショップFREEDOM FROM COMMONSENSEさんのオープニングパーティーに参加させていただきました。
友人の靴ブランドNOの商品を多く取り扱っていて、ちゃっかり僕がデザインした蔦スニーカーも置いてもらってます。
店内は白一色で、白い風船がいっぱい(パーティー時のみ)。
友人のインスタレーションもあったり、商品を詰め込むんじゃなくて、すごくゆとりのある雰囲気。
オーナーのAさんがじっくり選んだブランドが丁寧に陳列されています。
なんでもネットで買えてしまう今だからこそ、この場所に来なければ得られない体験を共有してほしいと始めれらたそうです。
元々ビートルズが好きでそこからオノヨーコにハマったAさん。
ロゴや店内はAさんのセンスが冴え渡っています。
タグにもその精神が書かれています。
ちなみに僕は5枚目の写真の少年(Aさんの息子さん)の手前にあるウォーホルシャツを購入しました。なんと購入者第一号になってしまって、拍手とビデオまで撮られて恥ずかしかったですw
是非大阪の皆様、のぞいてみてください。

FREEDOM FROM COMMONSENSE
大阪市中央区南船場4-6-3 田口ビル2F
心斎橋駅3番出口より徒歩3分
BLOG http://ameblo.jp/freedom-from-commonsense (HPは準備中とのこと)

今思うこと 2013.04.25

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先日東京に行った折りに、そのまま足を伸ばして福島に行ってきました。
初めての福島です。
なぜ福島?と色んな人に聞かれましたが、単純に「行ってみたかったから」としか応えようがありません。
でもまあ、聞きたくなる気持ちもわかります。
福島はあの日以来、様々なしがらみを抱えすぎています。
県外である僕にとっても、やはり「原発」という色眼鏡を外すのは不可能になっています。
このことだけでも東電の罪は重大です。
それを受け入れたのは福島だなんて、僕は言えません。

福島に行ったら必ず見たいと思っていたものがありました。
それが三春町の滝桜です。
樹齢千年を超える大樹。
震災の年の春も、千年変わることなく咲き続けました。
その様をテレビで見て以来頭の隅から離れなくなりました。
今回咲いているか微妙な時期でしたが、咲いてなくてもいいやという気持ちで訪問。
そしたらもう満開の花が気高く咲き誇っていました。
この日は深夜から朝方にかけて雪が降り、雪と桜という光景に出くわしました。
いつもより早く咲いてくれたおかげで素晴らしい光景を焼き付けられました。
言葉に尽くせないぐらいの美しさでした。

その後、警戒区域近くまで車を走らせました。
海岸方面まで行くのに、何度もルートを変えないと辿り着けず、まるで迷路のよう。
いわゆる「被災地」とちがって、フェンスの向こうもこっちも何も変わらないように思える。
それでもそこには無慈悲な冷たい金網が立ちふさがっています。
あまりのあっけらかんとした光景に何の感情もわきません。
しかし次第に増して行く嫌悪感たるやありませんでした。
色も、形も、匂いも、味も、温度も、質感も、音も何もありません。
さっき見た桜のあの威風堂々たる姿とは真逆の世界です。
そのコントラストが不気味な程僕の心を占めました。
どう整理したらいいかわかりません。整理なんてできません。

さざえ堂にも行きたかったですが、タイムアウト。
一日しかいられなかったので、福島を満喫したとは言えないけれど、少なくともあの土地の土を踏めました。
正直今行くのはどうかな、ってことも考えました。
実際今福島に行くということにはただの観光にはならない「意味」がどうしても付いてまわります。
でもじゃあいつ行く?って例のCMじゃないですが(笑)、そんなこと考えてたら一生行けないよなーと思い、この東京行くタイミングを利用しました。
賛否両論色々あると思いますが、行きたいのなら行けばいいとシンプルに考えることにしました。
それに、僕ら関西の人間にとって(少なくとも僕にとって)東北ってすごい遠いんですよ。
関東と東北の間に大きな壁があるイメージ。
そこを超えるのって中々難しいんですが、もう勢いで行くしかないんです。
ということで、また関東行くタイミングで壁を突破したいと思います。
今度はサザエ堂リベンジと岩手の方も行ってみたいなぁ。
こうやって思うと日本って本当に広いですね。

ところで僕が東京にいる時に関西で最大震度6という地震がありました。
またも朝方、またも震源地は淡路です。
思わず18年前のことを思い出して焦りましたが、被害も少なかったようでよかったです。
この国にいる限り、いつどこにいても「被災地」に「被災者」になりえます。
その前に、少しでも多くのこと体で知っておいた方がいいのかもしれません。

あまりまとまってませんがこの辺で。

REAR no.29

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東海地方を中心に発売されている芸術批評誌REARに昨秋開催されたうつせみ展及びうたかた展のレビューが掲載されています。執筆者はアートラボあいちの吉田有里さんです。
現在既に一部書店や美術館、ギャラリー等で取り扱いが開始されているようです。
是非ご高覧下さい。
http://2525kiyo.cocolog-nifty.com/


また、私森川穣ともコラボさせてもらってる靴ブランドNOが明日より渋谷ヒカリエで開催される展示会PLUG INに参加します。コラボシューズも展示予定(多分)ですので是非のぞいてみてください。
「PLUG IN」
2013.3.27(水) - 29(金)10 : 00-19 : 00(最終日 18:00 まで)
渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール (東京都渋谷区渋谷2-21-1)
http://www.senken-ex.com/plugin/

ちなみに先日大阪は西成にあるNOの事務所のウインドディスプレイもさせていただきました。

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「うつせみ展」カタログ完成しました!

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去る10月に開催された「うつせみ展」のカタログがこの度完成いたしました。
なんとか年内に完成することができてよかった。。。
これで気持ちよく年が越せます。
以下中身チラッと載せちゃいます。

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<内容>
A5 56Pフルカラー アートラボあいちで開催された「うたかた展」の写真も収録。
撮影は作家であり建築写真家の笹倉洋平氏による。
美学研究者である名古屋大学の秋庭史典氏によるレビューも掲載。日英バイリンガル併記。
10月13日に開催された秋庭氏と出品作家によるトークの内容も別紙(A2変形)で添付。
価格 1000円 (送料無料 銀行振込による後払い 銀行手数料はご負担いただきます)

尚、予約していただいた方々には既に配送済みです。到着まで今しばらくお待ちください。
ご注文は、utsusemiproject@gmail.comか、僕宛にメールかtwitterでお受けします。
振込先等の詳細は、冊子に添付します。
どうぞよろしくお願いします!


さて、2012年は、この展覧会を実現できたことが本当に大きな年でした。
カタログまで出来て、自分としてはすごく感慨深いです。
初めてのことが多く、至らない点や反省点も多々ありますが、これをまた次に生かしたいです。
2013年もまた今度は国外でひとつ企画がありますが、また決まったらお伝えします。

2012年は、前年が前年なだけに全体としてはパッとしない印象です。
最期の最期で自民党が衆院選大勝利という大波乱がありましたが。。。
それよか戦後最低の投票率の方がショックでかかったけど。
このままこの国はどうなっていくのかわからないですが、目の前のことちゃんと積み上げなければ。
展覧会も個人的にパッとしなかった印象。
唯一MOTアニュアル2012(通称風桶展)が素晴らしかったことぐらいでしょうか。
という感じで今年最期の投稿とさせていただきます。
2013年もまたよろしくお願いします!

展示会のお知らせ Collective Showroom 6th

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この度私デザイナーデビューすることになりました!
ってのは半分冗談で、半分本気です。

友人の靴ブランドNOとコラボレーションで一つの靴を作り上げました。
名付けて『蔦スニーカー』。
蔦のように2本の靴ひもが靴を伝っていきます。
穴は焼き開けてるので少し(かなり)焦げ臭いですがw
よかったら見に行って、あわよくば買ってください!
よろしくお願いします。


Collective Showroom 6th

会期 
2012年10月23日(火)-27日(土)

時間 
10am-8pm【レセプションパーティー10/24(水)18-20時】

会場 
BUNKA FASHION INCUBATION / 文化ファッションインキュベーション
東京都渋谷区桜丘町23番21号 渋谷区文化総合センター大和田10階 (渋谷駅より5分)


尚、このイベント、イギリス時代の友人である北崎英さんのブランドH/KITも出展してます。
NOと併せてご覧ください。
NO official website http://www.noshoes.biz/

「 うつせみ」「うたかた」終了しました。

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昨日無事「うつせみ」「うたかた」終了しました。
来場してくださった方々を始め、サポートいただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。
13日のトークにはたくさんの方々が集まっていただき本当にうれしかったです。
この余韻に浸る間もなくこれから年内刊行に向けてカタログ制作です!
予約絶賛受付中ですので、是非よろしくお願いします!

http://www.utsusemiproject.com/

うつせみ展トークイベント+夜の特別展示のお知らせ

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9月22日からはじまった「うつせみ」ですが、早いもので今週日曜で閉幕です。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

この土曜日には、常懐荘にて、美学研究者の秋庭史典さんを迎えて作家とのトークがあります。
「うつろなるゆたかさについて」と題し、これから求められる新たな美の価値観を問うようなトーク内容にできればと思っております。
作家が全員集まる貴重な機会でもありますので、まだの方も、一度来られた方もこの機会に是非足をお運びいただければと思います。
さらに、普段は自然光で見せている展覧会ですが、この日の為だけに特別なライトアップを施した夜の特別展示もご用意しております。
夜の常懐荘も是非ご堪能ください。

トーク「うつろなるゆたかさについて」+ 夜の特別展示
日時 2012年10月13日(土)
時間 17:30 - 20:00 (トークは1時間半程度を予定)
会場 常懐荘
参加費 500円
参加者 秋庭史典(美学研究者) X 出品作家

この後、クロージングパーティを近くのお店で開催します。
こちらも是非ご参加いただければと思います。


あと、年内に刊行予定のカタログの予約も随時受付中です。
よろしくお願いします!
http://www.utsusemiproject.com/

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