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Jungki Beak 'Revelation' @ Doosan Gallery New York

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ロンドン時代からの友人ジョンキの個展に行ってきました。こちら
というか、このNY旅行のきっかけは、彼がこの夏から半年間NYに滞在しているのが大きかった。
彼と出会ってもう10年近くなるけれど、戦友に近い思いがあります。
そんな彼のNYでの初個展。見逃さない手はありません。

それにしても韓国のアートに対するサポートはすごい。
今回彼が展示してるスペースは韓国企業がオーガナイズしていて、かの有名なPACE GALLERYの斜向かいという凄まじい立地にあって、さらに近くにはスタジオと住居まで用意されている。渡航費も支給され、立派なカタログも制作されていて、本当に手厚いサポートです。
日本もイセ食品がやってるのがあるけれど、レジデンスや住居までは用意されていません。
まあ、「隣の芝は青く見える」っていうのもあるけど、それにしても韓国はすごい。

展覧会はロンドン時代の懐かしいものから、最新作まで。
最新作のひび割れた粘土にワセリンが塗り込められてるのは面白かった。
この前に韓国でやってたのは、壁一面だったのでそっちを見てみたかったけれど。
また、ろうそくの火を電気に替えて、卵をあっためるインスタレーションも面白かった。
ちょっと儀式的すぎるところもあるけれど、彼の作品はどれもどこか笑えるところがあって好きです。
実際卵は展覧会後に孵化して、現在飼育中です笑

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ここからはチェルシーにあるギャラリー特集。
星の数ほどあるので厳選したギャラリーたち。もうどこも美術館クラスに広すぎて、本当に疲れた。
ロンドンでも空間凄かったけど、NYは桁外れです。やっぱすごいわ。

Roy Lichtenstein @ Gagosian Gallery

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今更リキテンスタインかよ、と思いつつ行ったらめちゃくちゃ良かった。
1987年12月に伝説のギャラリーレオ・カステリで開催された展覧会の再現。
当時の指示書そのままに壁画が完璧に再現されてて圧巻。めちゃくちゃでかいです。
というか、展覧会をそのまま再現するなんて、もはや商業ギャラリーの域を超えてますよね。。。
最近昔の伝説的な展覧会を再現するのが一つのトレンドではあるけれど、ギャラリーでやっちゃうのがすごい。
そしてどの作品も本当に素晴らしかった。あっぱれです。


Dan Flavin/Godon Matta-Clark/Wolfgang Tillmans/Isa Genzken @ David Zwirner

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もっとも頭がおかしかったのがこのギャラリー。
とにかくでかい。スペースいくつもある。やってる展覧会もいちいちおかしい。
もう本当に凄かった。

まずはダン・フレイヴィン。この旅では何度も観ていていい加減食傷気味ですが、展示すごすぎ。
仮設壁のレベルが半端なくて、壁ごと作品になってる。マジで美術館クラス。
上ではゴードン・マッタ=クラークのドローイング。初めて見るものばかりで興味深かった。
そして何と言ってもティルマンス。
こちらは1ストリート隔てた別の棟でやってるんだけど、このギャラリーに移籍して一発目の個展ということで気合入りまくり。
こないだまでやってた国立国際の展示はこの展示のためのプレって印象までしたほどの勢い。
こちらの方が国立国際より断然良い展示になってたし、やっぱり国立国際はマケットだったのかしら。
美術館をマケットとして使って、ギャラリーの展示を本番に据えるなんて中々考えられないけど、ここならありえる話。
展示の緊張感がものすごくて、とても刺激的でした。
そして隣のガレージみたいなところではイザ・ゲンツゲン。正直何が良いのかわからなかったし、途中道端で実際こんなの俺にでもできるぜと言わんばかりにマネキン使った匿名のインスタレーションとかあって、さすがNYですね。


Christian Marclay @ Paula Cooper Gallery

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ドローイングと映像インスタレーション。
ドローイング全然面白くないのに、インスタレーションが半端なく面白かった。
漫画の効果音がひたすら洪水のように登場してきて、いつまでも見ていられる作品。素晴らしい。


Sarah Sze @ Tanya Bonakdar Gallery

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相変わらずサラ・ジーワールド全開だけど、これに一点一点プライスリストつけてるギャラリーすごい。
どこまでが一点なんだって感じですが、ちゃんと表もあってびっくりです。
どうやって運ぶんでしょうか。。。


結局15前後回りましたが、本当に面白かったのはこれぐらいかな。
大御所で言えばPace GalleryのChack CloseやHauser & WirthのMike Kellyなんかもありましたが、どちらも微妙。
前者はもうクリエーションの陰りが半端なくて観ていて辛い気持ちに。
後者はもともと得意な作家じゃないんですよね。展示空間が桁外れにでかかったなぁ。。。
日本人ではFergus McCaffreyで野村仁と、Jane Lombardで金氏徹平がやってました。

以下は他に回ったギャラリーの備忘録。

Elias Sime @ James Cohan Gallery
michael krebber @ Greene Naftali
Josh Smith @ Luhring Augustine
Walter Swnnen @ Gladstone Gallery
La Monte Young Marian Zazeela Jung Hee Choi @ Dia: Chelsea
Robert Overby @ Andrew Kreps Gallery
Billy Childish @ Lehmann Maupin
Morgan Fisher @ Bortolami


最後にうんと北に上ってグッゲンハイム。
こちらでは現在ドリス・サルセドとアルベルト・ブッリが同時にやってます。
といっても、ブッリの展覧会が始まったのが9日で、サルセドの展示が終わるのが12日なので、かぶるのは4日のみ。この間を逃さないように狙いました。今回NYで美術館の展示としてはめぼしいのがこれのみ。MoMAやニューミュージアムもいいのやってれば言うことなしでしたが、まあコレクションで十分満足でした。

というわけでグッゲンハイム。こちらは二度目の来訪。
螺旋の展示回廊にはブッリ。その途中の部屋でサルセドという凄まじい構成で、二つの強烈な世界観を行き来するのは中々スイッチの切り替えが大変でしたね。
サルセドの展示は花のカーペットや机のインスタレーションなど広島で観たものもあったけれど、家具を組み合わせた彫刻や、シャツにボルトが貫いてる作品なんかは改めて痛々しく見入ってしまいました。
天井に屋根瓦(?)が貼り付けられてる作品は地味に大掛かりで衝撃でした。
それに対してブッリは今回ほぼ初見。
イタリアではフォンタナに並ぶぐらい有名ですが、日本ではそこまで知名度ないんじゃないかと。
そういう作家って結構いて、日本でも人気のある作家とそうじゃない作家の境目ってなんなのか不思議です。
アメリカで言えばチェンバレンやフランケンサーラ、スティルあたりがそうかもしれません。
スペインでいうタピエスのような立ち位置でしょうか。
画面の中で本当に色々なことをしていますが、鉄の作品と白亜の作品は見とれるほど美しかった。
麻の作品がブッリの代名詞っぽいですが(今回グッズのバッグになってた)、そちらはあまり。
でも全体を通してどういう作家なのかいまいち掴みきれませんでしたね。
しかしブッリをこれだけ通して見られるのは中々ないので、観れて良かった。
それにしても河原温の展示もやっぱりみたかったなぁ。。。
サルセドの展示は終わってしまいましたが、ブッリの展示は1月6日まで。こちら

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