Vitra Haus by Herzog & de Meuron





2007年以来約8年ぶりにバーゼル近郊にあるヴィトラの工場に行ってきました。
vitra.
あれからまたヘルツォーグ&ド・ムーロンによるショールームが増えてました。
家の形を何個も積み重ねたような。どう見ても藤本壮介にしか見えない。。。
色はすぐ近くにある白いゲーリーのミュージアムと対となるようなダークカラー。
中は案外機能的に使われてました。階段がゲーリーっぽかった。
そしてさらに今年の10月には同じく彼らによって新たなミュージアムがオープンするそうです。
場所はザハのファイヤーステーションの真横。すごい。。。
これに合わせて新たなゲートが作られててこのゲートはシザが設計。どんだけ。

そして、同じく2007年以降に建ったものといえばSANAAによる工場。
こちらは12時からのツアーに参加しないと見れません。
ドローイングがすごい笑 いびつに歪んだ円形。上から見てみたい。
ファサードにはカーテンのようなアクリルが掛かっていてエレガントです。
グリムショーによる工場とつなぐ通路もSANAAらしい曲線。
中は写真の許可は許されませんでしたが、パイプも何もかも真っ白で美術館のよう。
この日は雪の曇天だったけど、自然光だけでそれでも明るかった。






最後に昨年この工場地帯ができて25周年を記念して、カールステン・フラーによるスライダーができたようです。建築家だけでなく野外彫刻も増えていったら楽しそうだなと思いました。

改めて回ってみて、ザハのファイヤーステーションは名作だなと思いました。
今のオーガニックな曲線より、パースペクティブが異常にかかったようなデザインは今でも秀逸。
処女作ということもあって、ディテールが凝りに凝ってて素晴らしかったです。
ちなみにバーゼルではもうひとつ、2007年以降ノヴァルティスキャンパスに新たに建てられたゲーリーの建物を見に行こうかとも思ってましたが、寒すぎ&しんど過ぎで断念。年取りました。
昔のノヴァルティスの記事はこちら。
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