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Valerio Olgiati

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昨年のスイスツアーで、見たいと思いつつ見れなかったヴァレリオ・オルジャティの建築をいくつか回ってきました。
有名なわりに実作が少なく、しかも中々行きづらいエリアにあるんですよね。
ほとんどがスイスの東側に集中しています。
ってことでまずは彼のオフィスから。
上の写真の左の黒いのがオフィスで、右が彼の生家で今も彼はここに暮らしてます。
オフィスは生家の隣にあった家を改築したんだそう。
クールからバスで30分強のフリムスという村にありますが、ここには父親のルドルフの建築がたくさんあります。ルドルフの建築は後で報告します。

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続いて同じくフリムスにある通称Yellow Houseと呼ばれているギャラリー。
元々この家の外壁が黄色かったことからこの名前で呼ばれてるそうです。
彼を一躍有名にした建築ですね。

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続いてクールにあるグラウビュンデン州の庁舎玄関。玄関って!

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クールからRhäzünsという駅まで電車、そこからバスでPaspels Dorfというバス停で降り、10分ほど行くと辿り着く小学校。マニアックすぎ。こんなとこスイス人以外が来るとこじゃない。。。
行ったらちょうどお昼時で、皆ランチを食べに家に帰ってたみたいで誰もいない。
すると用務員の人が現れて、「中を見たいか」的なことをドイツ語で言ってるっぽかったので、「ヤーヤー」と言ったら5フランせびられたけど折角なので払って中へ。これ絶対個人事業ですよね笑 でもめっちゃ親切に色んな教室見せてもらいました。貴重。
にしてもこんな硬質な空間で、こんな風景見ながら育つ子供達ってどんな大人になるんだろうか。

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続いてPaspels Dorfのバス停から同じバスでScharans Postというバス停へ。
通称House for Musician。名前の通り施主がミュージシャンです。
金曜の13時から17時まで中庭を開放してくれてます。

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とまあこんな感じです。
惜しむべくは途中乗り換えで寄ったLandquartという駅にも彼の農業学校の講堂があったのを失念して通り過ぎてたこと。。。
あと、Zernezというところに国立公園があって、そのセンターも彼によるものですが、これは遠過ぎて断念。

とはいうものの、あまり好きな建築ではないなというのが正直なところ。
彼の建築からはもの凄く暴力的なものを感じる。
写真見ててもわかると思いますが、場のコンテクストというのを敢えて踏まない建築。
こうしたいからこうするんだ、みたいなすごく強い意志を感じます。
そこが彼の魅力でもあるんですが、何か戦略的なものを感じてしまうんですよね。
確かに彼自身、以前京都に聞きに行ったレクチャーでも、「場所との背景なんて関係ない。偉大な建築とはその背景を場所と一緒に築いていくんだ」と言ってましたもんね。
あと、建物の中に入ってみてもあまりピンとこない空間感は何なんだろうと。
ズントーの建築のような、あの空間体験は全くといい程ない。そっけない空間です。
この「わからなさ」はまあ魅力と言えば魅力なんでしょうが。
むしろフリムスで見た、父親の建築の方が魅力的でした。ルドルフは次回。


おまけ。
オルジャティが飼ってる猫。超凶暴らしい。

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