FC2ブログ

Valerio Olgiati

IMG_6930.jpg

昨年のスイスツアーで、見たいと思いつつ見れなかったヴァレリオ・オルジャティの建築をいくつか回ってきました。
有名なわりに実作が少なく、しかも中々行きづらいエリアにあるんですよね。
ほとんどがスイスの東側に集中しています。
ってことでまずは彼のオフィスから。
上の写真の左の黒いのがオフィスで、右が彼の生家で今も彼はここに暮らしてます。
オフィスは生家の隣にあった家を改築したんだそう。
クールからバスで30分強のフリムスという村にありますが、ここには父親のルドルフの建築がたくさんあります。ルドルフの建築は後で報告します。

IMG_6918.jpg

IMG_6926.jpg

IMG_6922.jpg

IMG_6934.jpg



続いて同じくフリムスにある通称Yellow Houseと呼ばれているギャラリー。
元々この家の外壁が黄色かったことからこの名前で呼ばれてるそうです。
彼を一躍有名にした建築ですね。

IMG_6938.jpg

IMG_6950.jpg

IMG_6940.jpg

IMG_6942.jpg

IMG_6958.jpg

IMG_6944.jpg


続いてクールにあるグラウビュンデン州の庁舎玄関。玄関って!

IMG_7033_2014112422003751a.jpg

IMG_7027.jpg


クールからRhäzünsという駅まで電車、そこからバスでPaspels Dorfというバス停で降り、10分ほど行くと辿り着く小学校。マニアックすぎ。こんなとこスイス人以外が来るとこじゃない。。。
行ったらちょうどお昼時で、皆ランチを食べに家に帰ってたみたいで誰もいない。
すると用務員の人が現れて、「中を見たいか」的なことをドイツ語で言ってるっぽかったので、「ヤーヤー」と言ったら5フランせびられたけど折角なので払って中へ。これ絶対個人事業ですよね笑 でもめっちゃ親切に色んな教室見せてもらいました。貴重。
にしてもこんな硬質な空間で、こんな風景見ながら育つ子供達ってどんな大人になるんだろうか。

IMG_6739.jpg

IMG_6741.jpg

IMG_6745.jpg

IMG_6751.jpg

IMG_6759.jpg

IMG_6809.jpg

IMG_6783.jpg

IMG_6765.jpg

IMG_6770.jpg

IMG_6777.jpg

IMG_6795.jpg


続いてPaspels Dorfのバス停から同じバスでScharans Postというバス停へ。
通称House for Musician。名前の通り施主がミュージシャンです。
金曜の13時から17時まで中庭を開放してくれてます。

IMG_6827.jpg


IMG_6862.jpg

IMG_6860.jpg

IMG_6835.jpg

IMG_6839.jpg

IMG_6841.jpg

IMG_6843.jpg

IMG_6849.jpg

IMG_6852.jpg

IMG_6864.jpg


とまあこんな感じです。
惜しむべくは途中乗り換えで寄ったLandquartという駅にも彼の農業学校の講堂があったのを失念して通り過ぎてたこと。。。
あと、Zernezというところに国立公園があって、そのセンターも彼によるものですが、これは遠過ぎて断念。

とはいうものの、あまり好きな建築ではないなというのが正直なところ。
彼の建築からはもの凄く暴力的なものを感じる。
写真見ててもわかると思いますが、場のコンテクストというのを敢えて踏まない建築。
こうしたいからこうするんだ、みたいなすごく強い意志を感じます。
そこが彼の魅力でもあるんですが、何か戦略的なものを感じてしまうんですよね。
確かに彼自身、以前京都に聞きに行ったレクチャーでも、「場所との背景なんて関係ない。偉大な建築とはその背景を場所と一緒に築いていくんだ」と言ってましたもんね。
あと、建物の中に入ってみてもあまりピンとこない空間感は何なんだろうと。
ズントーの建築のような、あの空間体験は全くといい程ない。そっけない空間です。
この「わからなさ」はまあ魅力と言えば魅力なんでしょうが。
むしろフリムスで見た、父親の建築の方が魅力的でした。ルドルフは次回。


おまけ。
オルジャティが飼ってる猫。超凶暴らしい。

IMG_6916.jpg
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
検索フォーム
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website

twitter
Instagram
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2019.08.01-10.14
あいちトリエンナーレ2019 @ 愛知芸術文化センター等

・2019.10.13-10.15
藤田貴大「蜷の綿(になのわた)- Nina's Cotton - / まなざし」 @ 彩の国さいたま芸術劇場

・2019.09.14-11.04
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 @ 埼玉近代美術館

・2019.09.27-11.24
岡山芸術交流2019 @ 岡山市内

・2019.08.27-12.08
ジャコメッティと Ⅱ @ 国立国際美術館

・2019.09.14-11.10
アート・プロジェクト KOBE 2019:TRANS- @ 神戸市内

・2019.10.24-10.31
地点「ハムレットマシーン」 @ THEATRE E9 KYOTO

・2019.08.10-12.25
加藤泉展 @ 原美術館

・2019.11.14-2020.01.19
ニューヨーク・アートシーン @ 埼玉県立近代美術館

・2019.11.16-2020.02.16
ダムタイプ―アクション+リフレクション @ 東京都現代美術館

・2020.01.11-02.16
DOMANI・明日2020 日本博スペシャル展 @ 国立新美術館

・2020.02.26-06.14
ピーター・ドイグ展 @ 東京国立近代美術館

・2020.02.11-03.01
藤田貴大「ねじまき鳥クロニクル」@ 東京芸術劇場プレイハウス

・2020.02.29-03.01
地点「罪と罰」@ 神奈川県立青少年センター

・2020.03.14-06.14
オラファー・エリアソン @ 東京都現代美術館

・2020.03.20-06.21
久門剛史 @ 豊田市美術館

・2020.04.08-06.14
ヘザウィック・スタジオ展 @ 東京シティビュー・スカイギャラリー

・2020.04.18-06.21
「ジャム・セッション 石橋財団コレクション× 鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり」@ アーティゾン美術館

・2020.04.18-06.21
「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 Cosmo-Eggs| 宇宙の卵」@ アーティゾン美術館

・2021.01.23-04.11
「平成の美術 1989 – 2019(仮称)」 @ 京都市京セラ美術館

QRコード
QR