スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

維新派「MAREBITO」@ 犬島海水浴場

IMG_1947_20131014141206b90.jpg

岡山に行く用事ができたので、瀬戸内国際芸術祭に寄ってきました。
今回寄ったのは粟島、高見島、犬島の三島。
直島や豊島などは前回かなり回ったので割愛。芸術祭中に行くべきではないと思います。実際この日も地中美術館の入場は75分待ちとかだったそうですし。。。

神戸からフェリーで高松まで。
深夜1時乗船で、そんな時間に人おらんやろーと思ってたのが大間違いで、フェリーの中は大混雑。カオスでした。。。二度と乗らない。
朝5時半頃着。2時間ぐらいは寝れたのかしら。ふらふらで高松駅へ。
駅前のうどん屋はどこも閉まってて結局うどん県のうどんは食えずじまい。
高松から詫間駅へ。そこからシャトルバスで須田港へ。さらにそこから船で粟島。
やはり人は多く、船も臨時便が出てました。恐るべし。
粟島では、同級生の麻生祥子が出してたのでそれだけを見にきました。

IMG_0962.jpg

IMG_0966.jpg

IMG_0968.jpg

目的はこの作品だけなので、次の船まで隣のカフェでほっこりさせてもらいました。
時間が来て続いて高見島へ。
ここでは恩師の小松敏宏と後輩の中島伽耶子の作品。

IMG_1050.jpg

IMG_1046.jpg

IMG_1063.jpg

それぞれ力作でしたが、なんだか芸術祭色が強過ぎてそこまでの感動はなく。むずかしいすね。
もっと色々無視してぶっとんだ作品が見たかったです。
ちなみに高見島は、友人に食べるとこないかもと言われてたので弁当を買って行ってたのですが、ありましたよ。作品のひとつでもある海のテラスという所では瀬戸内海を見ながらパスタを食えます。が、11時なのに行列ができててやめました。代わりに漁協がやってた食堂がすばらしくて、オリーブハマチや漁師カレー等の必殺メニュー達。。。僕はしらす丼をいただきました。うまかったー。

高見島から船で多度津、電車で多度津から高松、高松から船で犬島へ。遠い。。。
精錬所や家プロジェクトは前回ほとんど見てたのでさらっと。
名和さんの作品とかも外から眺めるのみ。
新たにできた妹島さんによるA邸とS邸の荒神明香さんの作品は見事でしたね。

IMG_1098.jpg

IMG_1130.jpg

IMG_1106.jpg

IMG_1112.jpg

IMG_1114.jpg

IMG_1118.jpg

IMG_1120.jpg

家プロジェクト全体的には長谷川裕子色が強過ぎてどうよって感じでした。


さて、今回のメインはなんといっても維新派の舞台。
前回の芸術祭の時にも気になってたんやけど行けず。リベンジです。

IMG_1934.jpg

IMG_1942.jpg

IMG_1937.jpg

IMG_1941_20131014135233394.jpg

IMG_1946.jpg

IMG_1159.jpg

IMG_1951.jpg

IMG_1953_2013101413525990f.jpg

IMG_1955.jpg

IMG_1956.jpg

場所は犬島の南にある海水浴場。こんな場所があったなんて。
そこに特設会場が設けられてて、さらに屋台村まで。
この場作りも含めて維新派の世界観が漂ってます。
それにしてもなんて美しい景色。泣きそうになります。

そんな景色を借景にして繰り広げられた2時間の舞台。
背景に負けちゃうんじゃないのか、と始まる前まで少し疑いましたが、僕が間違いでした。
自然と演劇の出来過ぎな程の美しい世界。やられた。。。
太陽が沈み行く瀬戸内の空と海。刻々と移り行く自然の照明と人口の照明が見事でした。
おまけに月まで頭上に輝いちゃっててもう完璧な風景でしたね。
音楽もすばらしかったし、演出もどれも引き込まれてしまいました。
白塗りの演者たちは、すっかり子供と化してて、最初本当に子供なんかな?と思ってしまうほど自然。
物語も美しくて、遠い遥かな海の向こうの生活まで思いを馳せられるような内容。
言葉では尽くせないほどに素晴らしい舞台でした。見にきてよかった。。。
今回hyslomというパフォーマンスユニットともコラボしていて、彼らの身体の動きや遊びがかなり演出上きいてましたね。
彼らと演出の松本雄吉のインタビューがパンフレットに載っててこれも大分おもしろいです。

「今ダンスやってる人って、自分のフィールドがないことに悩んでると思うねん。ダンスって、ある種の風景を記憶する装置としての身体なわけだから。それをつねったり叩いたりすることで、ダンスを身体で動かしてるねん。でも今のダンサーは、身体の記憶ってダンススタジオか、せいぜい都市の記憶ぐらい。しかもそれは、自分の風景じゃない・・・そこにおりながらも、自分とはなじみが遠いという意識がある。こう言ったら何やけど、ちょっと根無し草的な、現代マンション族ダンサーのさびしさというかね。」

この松本さんの言葉は、ダンサーだけに当てはまるものじゃないと思います。
自分も一時期そのことで考えたこともあったけれど、自身が依って立つ風景って言うのを中々見つけられないというのは、都会に住む表現者には特に深刻だと思います。
以前ダンサーの田中泯さんがテレビで、畑仕事がかなりダンスに役立ってるということを仰ってけれど、そういうフィールドって、自分でも作れるものだと思います。
今回の舞台は、そのフィールドの作り方が本当にうまいなぁと思いました。
見てる間は、実際もの凄く寒くて、海風とかで鼻水すすりながら必死で見てて、見てる方も結構辛かったんですが、なんかそれも含めて刻み込まれた感じです。
また是非維新派の舞台は観に行きたいですね。前回観に行けなかったのやっぱり悔しい。。。

そんなこんなで最終便に乗って岡山へ。ヘトヘトで充実した一日でした。
関連記事

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
検索フォーム
To See List
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。