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「IPP#1」: モスクワのこと3

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観光編。といっても搬入やらでほぼ観光できてません泣
なんと最後まで赤の広場も行けませんでした。。。
上の写真は着いた翌日にあったモスクワ市政400年目かなんだかのパレード。
各国のパレードが練り歩きます。写真は中国。
この為に赤の広場閉鎖されてて入れなかったんですよね。。。

そして次の日はモスクワ市長選挙。なぜか泊まってたホテルが投票所に。
ホテルの前ではライブも。客近すぎ!

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モスクワでお土産探すならここ!ヴェルニサージュ!僕はここで作品素材を調達。
遊園地の廃墟を占拠するような形で蚤の市が開催されててすごくシュール。
ねぎりにねぎって半額以下で買えることも。
ソビエト、スターリン時代の代物もたくさんあって見てるだけで飽きません。

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唯一行った観光らしいスポットはアンドレイ・ルブリョフ記念美術館。
タルコフスキーの映画にもなった天才イコン画家アンドレイ・ルブリョフが生涯を終えた修道院がイコン美術館になってます。
ロシアと言えばイコン。そのイコンをたっぷり味わえます。
中には四神を思わせるイコンもあって、アジアとヨーロッパの混じり合った思想がうかがえます。
今ロシアイコン画に関する本で「逆遠近法の詩学」を読んでますがすごくおもしろいです。
ただ「地球の歩き方」にはここにルブリョフの作品はないという衝撃的な情報が。。。マジ?
モスクワで一番古いと言われる教会もあります。中ではミサがやってて、近所の敬虔な信者さんたちがお祈りにやってきています。
チケット売り場ではなぜか自分が日本人と知ると「こんにちは」と「さよなら」を得意げに話すチケット売りのおばちゃんがいます。キュート。
レストランで紅茶が飲める無料券ももらえます。
とても静かな場所でおすすめ。

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また、ここはモスクワ屈指のネコスポットかも。ネコだらけで散々癒されました。
たまに美術館に入っちゃって走り回ることもあるようです笑
ロシアはネコにすごく寛容な国。
市内にはネコサーカスなるものもあるようで、チェックしたのですが既にソールドアウト。。。
エルミタージュ美術館にもネズミ取り用にネコが60匹も雇われてるとか。素晴らしいですね。
ちなみにロシアにも干支があって、ウサギとネコがセットらしい。この制度日本でも取り入れて欲しい。

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あとはゴーリキイパーク。
ここではカバコフの野外展示が開催中とのことで行ってきたけど思いの外しょぼかった。。。
思いがけず坂茂の建てたGARAGEという美術館に遭遇したけど中には入らず。
来年辺りOMAが建てる本館があるらしく、坂さんのは仮設なのかな?

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それと観光ではないけど、モスクワビエンナーレ関連でいくつかの展覧会オープニングにも参加。
スイスが企画した展覧会と、建築博物館(?)で開催されてた展覧会のふたつ。
ただついて行っただけだなので内容はよくわからなかったけど、会場Mladen Stilinovicの”THE PRAISE OF LAZINEE(怠惰礼賛)"という作品がこの展覧会のテーマになってるみたいだった。(ここで全文読めます)
「西」の作家は働きすぎで、「東」の作家は怠惰であり、怠惰こそアーティストに必要なものだと言ってるんですが、ここでおもしろいな、と思ったのが、クロアチアの作家である彼が自分(たち)のことを「東」と呼んでいること。アジアに生まれた自分にとっては、自分が「東」の人間であるのは自明なんだけど、さらにヨーロッパの中でも「西」と「東」の意識があって、それは地理的な問題はもちろん、「資本主義」と「社会主義」という社会的概念のことも孕んでいて、色んなレイヤーがあることが改めてわかって面白かったです。
この展覧会にはフィシュリとヴァイスのような作家も出てたけど、僕的にはこの作家の作品が要所要所に出てきて、気になる作品は大体この人の作品でしたね。
また、建築博物館は、やってる展覧会の内容はほとんどわからなかったけど、建物がすごすぎる。20世紀初頭の豪邸をそのまま使ってて、ほぼ廃墟で床が抜けるんじゃないかとひやひや。屋根裏とかすごすぎ。前者の展覧会で出会った作家にほぼ強制的に連れて行かれたのだけど、行ってよかったです。

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次回は自分たちの展覧会のこと。
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