寺田就子「ほのめく音色」@ GALLERIE ASHIYA SCHULE

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先月のCAPTIONさんに続き寺田さんの個展に初日からお邪魔しました。
こんな立て続けに個展ができるなんてすごいエネルギーですね。驚くばかり。
本人曰く、夏は元気なのでいくらでも頑張れるとのこと。。。僕とは正反対です笑
そんな寺田さんの新たな展示は、ほとんどが新作で、先月の個展とは打って変わって、夏の終わりの放課後の校庭を思わせるような、なんだかノスタルジックな展開でした。
小さな机や楽譜、テキスト、スーパーボール、そしてピアノ。
このピアノはアシヤシューレさんにずっと置かれてるピアノで、前に越野さんの個展に行った時はまったく気づかなかったんですが、すごい存在感です。
それなのに、見事に寺田さんの世界に溶け込んでいる。
もちろんこのピアノのことを意識しながら作ったのもあるんだろうけど、この為にわざわざ持ってきましたと言われてもなるほどと思わせるぐらい展示の中で説得力がありました。
個人的に好きだったのは、新作ではないけれど、指輪ケースに入った貝殻の作品。
寺田さんの作品は、いつも素材の使い方にはっとさせられるけど、この作品は特にいいなぁと感じましたね。
素材の使い方と言えば、芳名録が手作りで、クリアファイルを切って作ったそうでこれも必見。
名前が増えていくとどんどん重なっておもしろいことになりそう。
寺田さんにかかれば、どんなものでも彼女色に染まっていく魔法使いのような人です。
展覧会は9月14日まで。1日にはトークもあります。こちら


あと先日、本当にひさしぶりのdotsの公演にでかけました。
たまたま、そういえばdotsの舞台久しく観てないなぁと思ってHPチェックしたら、その前日から前作「カカメ」から4年ぶりの新作公演が始まってて、急いでチケットゲット。京都芸術センターでやってた新作「ALTER」です。
dotsの「カカメ」を観た時は本当に衝撃的でした。その前の「KISS」を観てなかったことが悔やまれるぐらい素晴らしい体験をさせてもらいましたね。その後GURAでも実験的な作品を観ましたが、やはり彼らは映像や音を駆使した身体表現こそ魅力だと思うので、今回の公演は待ちに待ったって感じでした。
が、見終えた後の率直な感想としては期待はずれ。
個人的に音、照明、映像、パフォーマンス、ひとつひとつはさすがの質だったけれど、全体として噛み合わず、鑑賞中苛立ちすら覚えてしまった。。。
また次回作期待しています。
dots official website http://dots.jp/ja/

同じく芸術センターで、『dreamscape ─ うたかたの扉』という展覧会も開催されてました。
というか芸術センター来ること自体めっちゃ久々。。。
ギャラリー南では大西康明さんの展示。
大西さんの作りながら進化を続けて邁進していく様は鬼気迫るものがありますね。
今回の作品も力作で、天井からぶら下がった木に尿素(だったか曖昧)の結晶がはりついたもの。
もう一人北では松澤有子さんの葉脈だけの葉っぱが暗闇に浮かぶ、これも力作。
ただ、最近僕の嗜好的に、こういう力技や演出のかかった作品があまり得意ではなく、すごいな、とかきれいな、とかは思えるけれど、そこから入っていけないんですよね。。。
最近はむしろ、一見さらって観れるんだけど、ん?ってとっかかりのある作品が好きです。のどの奥にささった小骨的な感覚。
自身の作品も以前は前者寄りだったけど、後者に傾きたいなと思ってます。
展覧会は9月16日まで。こちら
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