行脚2013 まとめ

行脚更新ファイナル。気づけば30回も更新しました。常軌を逸しているね。
もうここまでの行脚を人生でやることないと思うけど、また行く時のためのメモ。
皆さんも何かの参考になれば。
まず、行く前にやっておいてよかったことは、持って行ったiPadのマップアプリにすべての目的地(ホテルを含む)を登録しておいたこと。出発前日に思いついてほぼ徹夜作業。
恥ずかしながら、GPSがネットつないでなくても働くのしらなくて、向こうで起動させてみて驚きでした。
おかげで自分の位置と目的地が表示されるので迷うことなくすいすい行けました。
ただ、iPadがgoogleマップ対応じゃないのが惜しい。Macのマップアプリなので、駅が表示されなくて困った。なんで駅を飛ばしてしまったのか。
それはともかく、これはやってて損はないですね。特に僻地に行く場合は。
ちなみに僕が辿った場所はコチラです。ピンがいっぱいです。
前半戦:イタリア

・ヴェネツィアは飯がまずい。うまい飯屋情報求む。
・スクロヴェーニ礼拝堂(ジョット)の予約ページ(完全予約制)
・イタリアの列車はすべて指定席。前日には予約するべし。
・フィレンツェはフィレンツェカードがおすすめ。これでほとんどの施設回れる。€72。こちら。
・フィレンツェカード日本語の詳しい説明はこちら。
・ウィフィツィ美術館、アカデミア美術館は予約かフィレンツェカードないと入場最低1時間待ち。
・ブランカッチ礼拝堂は予約かフィレンツェカードのみ入場可。
・フィレンツェの美術館、教会の開館時間、スケジュール早見表
・フィレンツェカードを使わず気合いで予約入れたい人はこちら。
・少し値は張るが、BUCA MARIOは最高のレストランでした。
・フィレンツェは坂もないのでほとんど徒歩で回れる。
・ローマは坂がきつ過ぎてバスを利用しないと無理。
・微妙にお得なROMA PASS。€34。交通機関乗り放題と2施設無料。使用可能施設は少ない。
・ボルゲーゼ美術館予約ページ(完全予約制。11,13,15,17時から選択)
・ヴァチカン美術館予約ページ。朝を避ければ予約なしでも大丈夫かも。
・Colosseum Night Opening(完全予約制。11月2日まで)
・カラヴァッジョ(カラヴァッジオ)-主要作品の解説と画像・壁紙-
・「最後の晩餐」予約ページ(完全予約制)
・イタリアは完全予約制のところが多いので注意。当日ではほぼ100%入れてくれません。
後半戦:ドイツーオーストリアースイス

・この三国はユーレルセレクトパス3カ国でまわりました。
・よくわからなかったので1等で買ったけど2等で充分座れる。でもサイトからは買えないみたい。
・DB(Deutsch Bahn)公式サイト。乗り換えとか調べられます。
・DBは駅のチケット販売機でも乗り継ぎが調べられてプリントアウトまでしてくれてめちゃ便利。
・Backpackers Dusseldorf (デュッセルドルフの安宿。なぜか日本語ページもあった)
・同じ部屋に3人も芸術家がいた。さすがアカデミーのある街。
・デュッセルドルフはヨーロッパで最も日本人が多い街。ラーメン屋なにわはいつも行列。
・Wombats City Hostel (ミュンヘンの安宿。ド駅前。ベルリン、ブタペスト、ウイーンにも)
・SBB(スイス鉄道)公式サイト。ここでも乗り継ぎ検索可能。DBよりきめ細やか。
・にもかかわらず駅のチケット販売機では検索不可。
・スイス物価激高。駅で水買おうとしたら500円ぐらいしたが、町中スーパーで買ったら150円ぐらい。
・スイス着いたらライゼゲペック利用すべし。1000円ちょっとで目的地まで荷物を配送。こちら。
・自分はバックパックをチューリッヒから最後のジュネーブ空港まで送ってもらいました。
・スイスはやっぱりハイジのイメージのままの国。車窓がいちいち風景画化します。
・スイス鉄道の1等車は窓がさらにでかくて風景を楽しむのには最高でした。
・スイスのバスチケットは、出発地目的地関係なくどこでも購入可能。
・スイスだけ回るならスイスパス。
・segments(スイス建築巡りの参考にさせて頂いたブログ)
・Kuro/agenda(スイス建築巡りの参考にさせて頂いたブログ)
・浜松市自然素材木造住宅大林勇設計事務所ブログ(スイス建築巡りの参考にさせて頂いたブログ)
・スイス・NY現代建築 巡礼2010(スイス建築巡りの参考にさせて頂いたブログ)
・Lausannne GuestHouse & Backpacker (ローザンヌの安宿)
ざっとこんなとこでしょうか。
あとは向こうにいるとやたら炭酸を飲みたくなることぐらいでしょうか。
日本にいるとコカコーラとか全く飲みたいとは思わないのに、ガブガブ飲んでました。
ついに炭酸水を飲むことができました!どうでもいいですね。
イタリアはローマまで旅行社のフリープランです。
下手に自分でアレンジするより安かったりします。
ホテルも駅前で、鉄道の切符も取ってくれるので助かりますね。
ミラノ以降は自分で組みました。
ホテルは全部HOSTEL WORLDで予約。
ミラノはなんと€10という激安宿。さすがに部屋は暑くて蚊がいて散々でしたが。。。
チューリッヒのホテルも中々のひどさ。今度は別のところにしよう。
ミラノーデュッセルドルフ間とジュネーブーローマ間は飛行機。
eDreamsで格安航空会社を検索できます。大体RyanかeasyJetですが。
Ryanはいつの間にか取るのに手順が多過ぎてしんどかったです。昔はこんなんじゃなかった。
チェックインはどちらもオンラインで事前に済ませておく必要がありますが、RyanはEU旅行者以外にはVISAの確認を荷物検査する前に済ませてプリントアウトしたボーディングパスにはんこついてもらわないといけないとか面倒くさい。easyJetがあるならそっちの方が楽でいいなぁ。
持ち込みの荷物は1つのみ。小さなハンドバッグもすべてスーツケースにまとめないといけません。
最後帰国時は、飛行機が7時と早朝のため、ローマの空港に宿泊。(ターミナル3)
ヴァルスのラグジュアリーホテル泊まってた人のすることとは思えません。
ローマはスリが多いので緊張感と、嫌がらせのような冷房でほぼ眠れず。。。
旅行会社には事前に離団届けというものを提出して、5000円追加で、帰りの飛行機先延ばしでとってもらえました。
その代わりまたローマまで戻る必要があったのだけど、仕方ないですね。
おかげで行きはKLMでしたが(kLM嫌い)、帰りはエールフランスで、機内誌がそこいらのアート雑誌より充実したアートな内容で衝撃。マウリッツォ・カテランのインタビューや、ペノーネと巡るトリノ特集など。思わず持って帰ってしまいました。
帰りはパリのシャルルドゴール乗り継ぎだったので、降り立ってSANAAのランスやヴェルサイユでのペノーネ展など行きたかった。。。(ちなみに飛行機後日にできませんか?って旅行社に聞いたら普通に無理ですと一蹴されましたよ)
出発直前に新調したニューバランス。既にぼろぼろです。よくがんばってくれました!

あと、今回ほとんどユースホステルに泊まりましたが(もうユースギリギリアウトやけど)、日本人の若者をほとんど見かけず、韓国人の若者が実に多かったです。ホステルにも日本語はなくても韓国語の表示はあったり。。。
今、日本の若者の海外志向はほとんどなくなってるんだなぁ、と少し寂しかったです。
Boys, be ambitious! 書(マンガ)を捨てよ、町(世界)に出よう。
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