fc2ブログ

Museo La Congiunta by Peter Märkli

image_20130726133503.jpg

image_20130726133512.jpg

image_20130726134150.jpg

image_20130726133513.jpg

image_20130726134053.jpg

image_20130726134157.jpg

image_20130726134158.jpg

image_20130726134156.jpg

image_20130726134200.jpg

image_20130726134253.jpg

image_20130726134330.jpg

image_20130726134301.jpg

image_20130726134257.jpg

image_20130726134256.jpg

image_20130726134258.jpg


ヴァルスに別れを告げて、バスと電車を乗り継ぎまくって4時間かけて、Giornicoという街へ。いつの間にかドイツ語からイタリア語になってた。。。スイス人のこういう言語感覚どうなってんねんやろ。
ここにはペーター・メルクリの「彫刻の家」があります。
バスの乗り継ぎが3分しかなく、鉄道パスしかない自分はチケットを買わないといけないんだけど、どう考えてもその時間はない。しかしそのバス逃すと1時間は来ない。かといってチケットレスで乗って検閲にひっかかると高い罰金払わされる。どうしたらいいんだーと思って、ヴァルスで少しだけ時間があったので、駄目元で聞いてみたらなんとそこで往復チケットが買えた。バスのチケットはたとえその場所と関係なくてもどこでも買えるようです。よかった。。。
ということで、3分の乗り換えもなんとかできました。
僕はFaidという駅から乗りましたが、Bellizonaという駅からも逆側ですが行けるようです。Faidoからは20分ほどですが、Bellizonaからは倍ぐらいかかるみたい。それぞれバスは1時間に一本。Faidoからは毎時21分に出ます。
で、降車駅ですが、まったく車内アナウンスがありません!スクリーンはあるのに、広告ばかりで駅名を映してくれない。。。しかもめちゃくちゃ飛ばします。僕はiPadのマップにピンを刺してて、GPSでどこ走ってるのか見ながら適当なところで降車ボタンを押しました。
ここでさらに注意しなければいけないのが、Giornicoという名のつくバス停が4つぐらいあるんです。。。僕はGiornico Fraggioだとおもいこんでて、勘で押したのがGiornico Paeseというバス停だったんです。降りて間違えた!と思ってFraggioまで灼熱の中歩いたんですが、結局Paeseが正解だと判明。。。
ってことでGiarnico Paeseで降りましょう。
そこからどっちのバス停からも各々の進行方向まで歩くとカフェがあるので、クールのローマシェルター同様鍵を借ります。
汗だくでその前を通ると、店の人が気づいてくれてMuseo?と聞いてくれました。(ここを歩いてるアジア人はほぼこの建物目当てなのでしょう)
カフェを出て左に歩くと、Museo La Congiuntaの標識があるので、それに従うと橋を渡ることになります。もう橋から見えてるんですが、渡りきったら右に進んでゴールです。
もう暑くて暑くて辿り着いたら汗だく。。。
みためは凸凹したコンクリートの塊。
いよいよ鍵を開けて中へ。
外の無骨な形が見事に中の空間の質を作り出してます。
高さの違う凸の形をした空間が3つ連なっています。
そして、凸の形がシンメトリーじゃなくて、右に偏ってる。
天井高やこのアシンメトリーはどうやって決められてるんでしょう。
論理的な部分と非論理的な部分が折り重なってます。
あと、入り口にわざと段差があって、そこをまたぐと天井高も変わって、意識が変わる気がしておもしろかったです。
まあ、展示されてる彫刻は非常にアレなんですが。。。
とても不思議な空間でした。
帰りは鍵を返して、カフェでコーラ頼んでバス待ち。

この後、途中でルツェルンに寄って、カラトラヴァ駅とヌーベルの美術館の外観を見ましたが、10分で見終えてしまった。。。一応載せておきます。

image_20130726163224.jpg

image_20130726163226.jpg

image_20130726163230.jpg

image_20130726163231.jpg

image_20130726163233.jpg



さて、行脚最後の土地へ。。。
関連記事

テーマ : 建築デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
10 | 2023/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website
instagram

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2023.12.02-2024.02.04
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄 @ 渋谷区立松濤美術館

・2023.11.24-2024.03.31
「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」 @ 麻布台ヒルズギャラリー

・2023.12.09-2024.02.25
キース・ヘリング展 アートをストリートへ @ 森アーツセンターギャラリー

・2023.12.01-2024.01.28
梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ @ ワタリウム美術館

・2023.11.09-2024.03.31
第14回上海ビエンナーレ @ 上海当代芸術博物館

・2023.12.17-2024.01.27
味/処 @ 神奈川県民ホールギャラリー

・2024.01.11-03.10
フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築 @ パナソニック汐留美術館

・2023.12.16-2024.02.18
久門剛史「Dear Future Person, 」 @ @KCUA

・2024.01.12-02.25
牡丹靖佳展 月にのぼり、地にもぐる @ 市立伊丹ミュージアム

・2024.02.06-04.07
中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

・2024.01.18-03.24
能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築 @ ギャラリー間

・2024.02.23-04.14
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 @ 東京ステーションギャラリー

・2024.02.14-05.27
「マティス 自由なフォルム」@ 国立新美術館

・2024.03.06-06.03
遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館

・2024.03.09-06.30
カール・アンドレ 彫刻と詩、その間 @ DIC川村記念美術館

・2024.03.12-05.12
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

・2024.03.15-06.09
横浜トリエンナーレ2023 @ 横浜美術館ほか

・2024.03.30-07.07
ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

・2024.04.06-07.07
ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

・2024.04.24-09.01
シアスター・ゲイツ展 @ 森美術館

・2024.04.27-08.29
デ・キリコ展 @ 東京都美術館

・2024.05.23-08.04
魚谷繁礼展 @ ギャラリー間

・2024.09.04-11.24
大西麻貴+百田有希 / o+h展 @ ギャラリー間

・2024.09.14-12.01
塩田千春 つながる私(アイ) @ 大阪中之島美術館

・2024.09.25-2025.01.19
ルイーズ・ブルジョワ展 @ 森美術館

・2024.11.02-2025.02.09
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて @ アーティゾン美術館

・2024.11.23-2025.01.26
「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称) @ 三菱一号館美術館

・2025.09.13-11.30
あいち2025 @愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか

QRコード
QR