'Ultima Cena' by Leonardo da Vinci

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イタリア最後はミラノです。
ミラノは正直見るものは少なくて、マストといえばミケランジェロ作ロンダニーニのピエタとレオナルド作「最後の晩餐」でしょうね。
ということで行脚前半戦最後を締めくくるのは「最後の晩餐」です。

モナリザ同様これまで何度も見てきた図像だけに、実際見たとこでそこまで感動はあるのか行くまで疑問でしたが、やはり実物はすごかった。
モナリザは実物見るとその小ささに驚きますが、これは大きさに驚きます。
というか実際より確実に大きく見えてると思う。
鼻につくぐらいわざとらしい遠近法のせいもありますが、それ以上に広がりを感じるのはなぜでしょうか。
この絵は近くで見るより遠ざかれば遠ざかるほど素晴らしいです。
何と言っても構図が完璧。
13人の配置が実物で見ると本当にずばぬけてる。
そして色彩。
これはフレスコではなく、油絵の技法を混ぜてるため結構退色がすごかったそうですが、大規模な修復により、想像以上に色が鮮やか。(まあ、本当はどこまで忠実なのかはわからないけど)
自分がラファエロ苦手なのは色彩のせいなのかもな、とこの絵を見て思いましたね。
ミラノのブレラ絵画館でも「聖母マリアの結婚」を見ましたがんーって感じでしたが、アンブロジーナ絵画館にはラファエロの「アテネの学堂」の下絵のデッサンが展示されてて、これを見るとラファエロすげぇ!って思います。
ちなみにこの美術館にはレオナルドの「音楽家」やカラヴァッジョの静物画などコレクションが充実してます。他にもヤン・ブリューゲルの花のマリアはストイキツァの「絵画の自意識」に取り上げられてたので実際見れて嬉しかったです。
話が反れました。
とにかく、やはり「最後の晩餐」は実物に限るなぁと実感。
最後がこれですごい充実感です。
ちなみに見るには事前に要予約で、早めに取らないとすぐ埋まるみたい。僕は1ヶ月ぐらい前にとりました。こちら
イタリアってルーズなイメージがあるけど、実際かなりきっちりしてて、予約が必要な施設が結構あって、旅の計画が面倒。(ローマのボルゲーゼ美術館も完全予約制)
行く前にしっかりリサーチしましょう。

ミラノではあと1900年代美術館というのがドゥオモの真ん前にあって、地球の歩き方にピカソの「アヴィニョンの娘」があるとか書いてて、ホンマかいなと思いつつ行ってみました。(実際は見当たりませんでした)
2010年に開館したばかりで中はきれいで、案外広い。
チケット売り場に行くと怖い顔のおじさんに「ナウ フリー」と言われ、え?って聞き返すとさらに怖い顔で「ふりー!」と言われました。ということでなぜか無料で入れた。ツンデレ?
コレクションはイタリアの作家中心でアルテ・ポーヴェラ以外知らん作家ばかりでしたが、最上階にフォンタナルームがあって感動!ドゥオモを臨みながら観れる贅沢さ。
規模は小さかったけどウォーホルの企画展もやってました。
なぜか写真もオッケーで、展示室で電話してる人すらいた。。。ゆるゆる。
いつ無料なのかは不明でしたが、ドゥオモも素晴らしいので合わせて行くといいです。
ミラノでは24時間の滞在だったので24時間交通機関乗り放題のAbbonamento Giornaliero(アッボナメント・ジョルナリエーロ)が大活躍。€4.5、各交通機関1回€1.5なので3回以上乗れば元がとれます。使い始めから24時間以内であれば日をまたいでもオッケー。行きたい場所がどこも中央駅から遠かったので移動が不安でしたが、ミラノはローマなんかより交通網が発達してるので、地下鉄さえあればほぼ回れました。ミラノでもミラノカードなるものがあったようですがよくわからないので買いませんでした。
ってことで前半終了!後半はデュッセルドルフからスタート。

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