fc2ブログ

'Ultima Cena' by Leonardo da Vinci

image_20130720171213.jpg

イタリア最後はミラノです。
ミラノは正直見るものは少なくて、マストといえばミケランジェロ作ロンダニーニのピエタとレオナルド作「最後の晩餐」でしょうね。
ということで行脚前半戦最後を締めくくるのは「最後の晩餐」です。

モナリザ同様これまで何度も見てきた図像だけに、実際見たとこでそこまで感動はあるのか行くまで疑問でしたが、やはり実物はすごかった。
モナリザは実物見るとその小ささに驚きますが、これは大きさに驚きます。
というか実際より確実に大きく見えてると思う。
鼻につくぐらいわざとらしい遠近法のせいもありますが、それ以上に広がりを感じるのはなぜでしょうか。
この絵は近くで見るより遠ざかれば遠ざかるほど素晴らしいです。
何と言っても構図が完璧。
13人の配置が実物で見ると本当にずばぬけてる。
そして色彩。
これはフレスコではなく、油絵の技法を混ぜてるため結構退色がすごかったそうですが、大規模な修復により、想像以上に色が鮮やか。(まあ、本当はどこまで忠実なのかはわからないけど)
自分がラファエロ苦手なのは色彩のせいなのかもな、とこの絵を見て思いましたね。
ミラノのブレラ絵画館でも「聖母マリアの結婚」を見ましたがんーって感じでしたが、アンブロジーナ絵画館にはラファエロの「アテネの学堂」の下絵のデッサンが展示されてて、これを見るとラファエロすげぇ!って思います。
ちなみにこの美術館にはレオナルドの「音楽家」やカラヴァッジョの静物画などコレクションが充実してます。他にもヤン・ブリューゲルの花のマリアはストイキツァの「絵画の自意識」に取り上げられてたので実際見れて嬉しかったです。
話が反れました。
とにかく、やはり「最後の晩餐」は実物に限るなぁと実感。
最後がこれですごい充実感です。
ちなみに見るには事前に要予約で、早めに取らないとすぐ埋まるみたい。僕は1ヶ月ぐらい前にとりました。こちら
イタリアってルーズなイメージがあるけど、実際かなりきっちりしてて、予約が必要な施設が結構あって、旅の計画が面倒。(ローマのボルゲーゼ美術館も完全予約制)
行く前にしっかりリサーチしましょう。

ミラノではあと1900年代美術館というのがドゥオモの真ん前にあって、地球の歩き方にピカソの「アヴィニョンの娘」があるとか書いてて、ホンマかいなと思いつつ行ってみました。(実際は見当たりませんでした)
2010年に開館したばかりで中はきれいで、案外広い。
チケット売り場に行くと怖い顔のおじさんに「ナウ フリー」と言われ、え?って聞き返すとさらに怖い顔で「ふりー!」と言われました。ということでなぜか無料で入れた。ツンデレ?
コレクションはイタリアの作家中心でアルテ・ポーヴェラ以外知らん作家ばかりでしたが、最上階にフォンタナルームがあって感動!ドゥオモを臨みながら観れる贅沢さ。
規模は小さかったけどウォーホルの企画展もやってました。
なぜか写真もオッケーで、展示室で電話してる人すらいた。。。ゆるゆる。
いつ無料なのかは不明でしたが、ドゥオモも素晴らしいので合わせて行くといいです。
ミラノでは24時間の滞在だったので24時間交通機関乗り放題のAbbonamento Giornaliero(アッボナメント・ジョルナリエーロ)が大活躍。€4.5、各交通機関1回€1.5なので3回以上乗れば元がとれます。使い始めから24時間以内であれば日をまたいでもオッケー。行きたい場所がどこも中央駅から遠かったので移動が不安でしたが、ミラノはローマなんかより交通網が発達してるので、地下鉄さえあればほぼ回れました。ミラノでもミラノカードなるものがあったようですがよくわからないので買いませんでした。
ってことで前半終了!後半はデュッセルドルフからスタート。

image_20130720171210.jpg

image_20130720171212.jpg
関連記事

テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
プロフィール

もりかわみのる

森川穣
現代美術作家。
森川穣 website
A'holicオーナー
A'holic website
instagram

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

管理者用
カウンター
To See List
・2024.02.06-04.07
中平卓馬 火―氾濫 @ 東京国立近代美術館

・2024.02.23-04.14
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真 @ 東京ステーションギャラリー

・2024.02.17-05.12
アブソリュート・チェアーズ @ 埼玉県立近代美術館

・2024.02.22-25
マームとジプシー「equal」 @ 吉祥寺シアター

・2024.02.14-05.27
「マティス 自由なフォルム」@ 国立新美術館

・2024.03.06-06.03
遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館

・2024.03.02-04.14
『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本 @ 板橋区立美術館

・2024.03.09-06.30
カール・アンドレ 彫刻と詩、その間 @ DIC川村記念美術館

・2024.03.12-05.12
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

・2024.03.15-06.09
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」@ 横浜美術館・旧第⼀銀⾏横浜⽀店・BankART KAIKO

・2024.03.30-07.07
ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

・2024.04.06-07.07
ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

・2024.04.27-08.29
デ・キリコ展 @ 東京都美術館

・2024.04.24-09.01
シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝 @ 森美術館

・2024.05.23-08.04
魚谷繁礼展 @ ギャラリー間

・2024.06.06-16
劇団チョコレートケーキ「白き山」 @ 下北沢・駅前劇場

・2024.06.08-12.01
フィリップ・パレーノ展(仮)@ ポーラ美術館

・2024.06.25-09.23
内藤礼 生まれておいで 生きておいで @ 東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ

・2024.06.29-09.16
ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム @ パナソニック汐留美術館

・2024.07.13-09.29
鴻池朋子展:メディシン・インフラ(仮称)@ 青森県立美術館

・2024.07.20-09.23
平田晃久―人間の波打ちぎわ @ 練馬区立美術館

・2024.09.04-11.24
大西麻貴+百田有希 / o+h展 @ ギャラリー間

・2024.09.07-2025.01.13
内藤礼 生まれておいで 生きておいで @ 銀座メゾンエルメス フォーラム

・2024.09.25-2025.01.19
ルイーズ・ブルジョワ展 @ 森美術館

・2024.03.27-09.22
アイザック・ジュリアン - Ten Thousand Waves @ エスパス ルイ・ヴィトン大阪

・2024.09.14-12.01
塩田千春 つながる私(アイ) @ 大阪中之島美術館

・2024.09.21-10.06
地点「知恵の悲しみ」@ アンダースロー

・2024.10.03-12.17
松谷武判 Matsutani Takesada(仮称) @ オペラシティアートギャラリー

・2024.10-12
絵のアティテューズ―― 荒川ナッシュ医(仮) @ 国立新美術館

・2024.11.02-2025.02.09
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて @ アーティゾン美術館

・2024.11.23-2025.01.26
「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称) @ 三菱一号館美術館

・2024.10.24-2025.02.25
Bangkok Art Biennale 2024: Nurture Gaia @ BACC他

・2025.01.18-2025.05.18
玉山拓郎 @ 豊田市美術館

・2025.02.15-06.01
フェリックス・ゴンザレス=トレス(仮)@ 国立国際美術館

・2025.09.13-11.30
あいち2025 @ 愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか

・2025.09.26-11.24
岡山芸術交流2025 @岡山市内各所

QRコード
QR