MANET. RITORNO A VENEZIA @ Palazzo Ducale

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行脚最初の地はイタリアはヴェネツィア!
目的はビエンナーレですが、濃すぎてアウェイでは書きづらいので帰国後に書きます。
その前にサンマルコ広場のドゥカーレ宮殿内で開催されてたマネ展から。
これが本当に素晴らしかった!!
フランスから国外に初めてオランピアが持ち出されたことでも話題になりましたが、話題に劣らずキュレーションが本当に素晴らしかった。
こういう過去の巨匠を取り上げた展覧会は往々にして、とりあえず有名作品出しとけば場が持つから、キュレーションどころかただの陳列に終わってるのが多いけど、この展覧会は作品に甘えることなく、軸のしっかりした展示でした。
まずはマネとイタリアの関係からスタート。
そもそもこの展覧会がReturn to Veniceです。
これまでマネとイタリアってほとんど考えたことなかったけど、マネがイタリア旅行をした時のスケッチや、作品の引用ネタの絵画など共に展示していくことで、点と点がつながっていいく。
そして極め付けが前述のオランピアとその元となったティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」が並べて展示、これは圧巻。鳥肌ものです。
今まで図版ではお互い並んでるには何度も見たことがあるけど、本物同士がこうして並ぶ日が来るなんて。これ見れただけでヴェニスくる価値ありました。奇跡です。
そこから次はスペインとの関係やマネ絵画における社会性など、かなり切り込んだテーマですすんでいく。しかも出てくる作品が代表作ばかりで目が回りそう。
そして最後はヴェネツィアの風景を描いた絵画で終わります。
出品作品はもちのろんのこと、展覧会として素晴らしいものでした。
キュレーションがあれだけのマスターピースたちに食われてないのがすごい。
カタログ買いたかったけどなぜかイタリア語のみで断念。。。
展覧会は8月4日まで。http://www.mostramanet.it/

あと、この展覧会の前にアカデミア美術館も行ってきました。
ここにはティツィアーノの師匠ジョルジョーネの代表作「嵐」が展示されてて、これもまた、マネの「草上の食卓」のモデルとされてる絵です。
こうして脈々と受け継がれている美術のバトンを今回すごく感じられました。
マネ展とセットでいかがでしょうか。
Gallerie dell'Accademia http://www.gallerieaccademia.org/

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