「夢か、現か、幻か」@国立国際美術館

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10作家による全部映像の展覧会。
予想はしていましたが、まあ時間がかかりました。。。
全部まともに観たら5時間以上かかるでしょうね。
初っ端ジャオ・チエアンの映像で63分ですからね。。。
次のヨハン・グリモンブレなんて2本立てで、68分と80分ですからね。鬼。
その次のスティーブ・マックイーンなんて映像というかスライドで、音声もわけわからないことばかり言ってて70分。この部屋の監視の方はさぞ地獄かと思われます。。。
こんな感じでのっけから、正直観れない。
美術館で映像を観るのって、個人的に10分が限界。よほどおもしろければ別だけど。
そんな中で唯一最初から最期まで観れたのはチョン・ソジュンの5つの映像作品。
消え行く伝統職人を追ったドキュメンタリーのような作品で引き込まれました。
今回の展覧会の中で、さわさんみたいな作り込んだ映像よりも、現実を追ったような映像の方が逆に空々しく見えて面白かったです。
展覧会としては、もう少し問題設定を絞るべきだったと思います。
「夢か、現か、幻か」なんて、あまりに漠然としてるし映像全部に当てはまりますよ。
ただでも映像展は注意散漫になりがちなんだからもう少しキュレーションの力でまとめてほしかったですね。
それと、今回も国立国際のお家芸というべき「複数個展」形式でしたが、今回のはここまで来たらすごいぜ!ってぐらい部屋が複雑に分かれていて逆におもしろかったです。設営大変やったろうなぁ。。。まあ、映像は暗闇が必要だし、こうなるのは仕方ないんですが。
映像だけの展覧会といえば、昔ベルリンのHamburger Bahnhofで映像展がやってて、観ても観ても終わらない地獄になった記憶がありますw
映像ってやっぱ絵画を並べるみたいにはいかないから難しいですね。
インスタレーションとして見せたい作家もいれば、映像だけ観てもらえればそれでいいって人もいるだろうし、そこだけでも絞ればおもしろかったかも。後者だったら映画館みたいにプログラム組んでちゃんとふかふかの椅子用意して、みたいなのとかできそう。長い上に椅子もないとか見せる気あんのか?って思います。映像の人は投影イメージだけでなくて、観客へのホスピタリティも考えるべきだと思いますね。
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