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鉄道芸術祭vo.1「 西野トラベラーズ 行き先はどこだ?」@アートエリアB1

気づいたら一ヶ月放置してました。。。
スポンサーサイトの広告とか出てたし。
明らかに展覧会観に行く回数減ってますが、まだやっていきますんでよろしくお願いします。

さて、復帰第一弾は西野達さんの個展です。やっぱこの人すごい。
IMG_5073.jpg
なにわ橋駅内のアートエリアB1に2階建てのネットカフェ(?)がオープン!なんてシュール!
最初中にいる人パフォーマーなのかと思ったけど、普通に観客でした。
僕も入ってみたけど普通にくつろげました笑
でもどこかで見たことある風景やな、と思ったらPerfumeのワンルーム・ディスコですね爆
西野さんPerfumeとか知ってるのかな。
それにしてもこの「ネットカフェ」で観た映像が衝撃すぎた。。。
他にもりんごで出来たオブジェ(匂いがすごい)や、街灯が物干し竿みたいになった彫刻や、京阪沿線をリサーチした壁画や、家の玄関と電車の入り口が合体した門なんかもあって、西野ワールドが爆発してます。
西野さんは屋外で力を発揮する人ですが、屋内もすごいです。オススメ。12月25日まで。
ちなみにこの企画は、他にもcontact Gonzoの映像やパフォーマンスがあったり、京都で横山裕一さんの展示があったり、色々連動してます。コチラ


他にも最近観た展覧会をざざっと。減ってるとは言え一ヶ月もすると結構観てる。

世界制作の方法/アンリ・サラ/中之島コレクションズ @ 国立国際美術館
今国立国際は3つも展示がやっててかなりお得感があります。
メインの「世界制作の方法」は確かにおもしろかったけど、何かが足りない感じ。
せっかくのグループ展なのに、一作家ずつ区切られすぎてて、9つの個展を観てるよう。
確かに「世界制作」と言うぐらいだから、その作家の世界はひとつひとつ独立しておく必要があるのかもしれないけど、もうこの展示方法飽きました。
むしろ9つの世界が混ざり合って1つの世界を作り上げるぐらいの気概がほしかった。
特に国立国際はこのやり方一辺倒な感じですね。前の風穴展もそうだし。
確かにキュレーションしやすいだろうし、作家同士のいざこざも少なさそうだし、客も見やすいし。
で、結局僕は木藤さんの展示がやっぱり一番好きでした。
作品との出遭い方をすごく大事にしてらっしゃる。
他にはエキソニモが気になった。奥の部屋の展示がいい。
人気のクワクボリョウタさんの展示は個人的にはイマイチ。おもしろいけどそれ以上がなかった。
パラモデル、鬼頭さん、金氏さんはいつもどおりな感じ。半田さんはよくわかんないです。
大西康明さんの展示は、愛知より今回の方がよかった。広い空間の方が映えますね。
アンリ・サラ展は、思わせぶりすぎて個人的にイマイチ。
中之島コレクションズが予想以上に凄まじかった!
ロスコとかマグリットとかバスキアとかいいのか?ってぐらい近くで見れます。
柵も額もないので非常に心配なのだけど。。。
3つとも12月11日まで。

佐川晃司「絵画意識」@ 2kw GALLERY 
大学時代の恩師の個展。
2kwは前を通りかかったことがあるくらいで初めて。
靱公園の緑が入ってくるとても豊かな空間。
そして佐川さんの深い緑の静謐な絵画たち。
佐川さんの絵は大作よりも小品や15号ぐらいのが個人的に好み。
一色では言い切れない色見が見れば見るほど見えてきて見飽きないすごい絵画たち。
茶室にした小さい部屋の方は、独りで観るとより感動的。
オレンジの絵がすごかった。。。夕方は茶を立ててたそうです。

キリコ「フラストレーション」@ Port Gallery T 
佐川さんの帰りに寄らせていただきました。
初見の作家さんでしたが、以前のDM「旦那 is ニート」のインパクトで覚えてました。
写真を使った映像インスタレーションで、聴覚と視覚がちょうどいい塩梅。
映像の中身が意味深すぎて本人に聞けませんでした笑

石塚源太「たゆたうさかいめ」@ ARTGOURT Gallery
評判がよかったので少し期待しましたが、ピンと来ませんでした。。。

国谷隆志「MARS」@ Gallery PARC
息を閉じ込めた作品が気になった。

中島伽耶子展 @ ギャラリーフロール
後輩である現在3年生の中島さんの個展。
これ実際には見てません。
ただ、搬入の最初の方だけ見てました。
ギャラリーの床を墨で満たすというとてもアンビシャスな作品。
しかしそのアンビシャスさ故に、会期一日目で撤去となったそう!!
やっぱ液体は難しい。でもそのアンビシャスは素晴らしいと思う。
会期一日目で撤去なんて伝説作っただけでもすごい。
自分も本気で見倣いたい誇れる後輩です。肉食系!
今度写真で見せてもらいます。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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