WEST END
西のギャラリーを回ってきた。
最近ロンドンのギャラリーは東に移りつつあるけど、やっぱ僕は昔からある西のギャラリーの方が好きだ。ってことでいくつか超簡単紹介。
Mark Wallinger@Anthony Reynolds Gallery
95年のターナー賞ノミネート作家。普通にこの人の作品毎回意味不明。今回も1階と2階に分かれて展示されてたんやけど、1階の映像作品は5時に上映すると言われて先2階の作品。腰掛椅子と謎の民俗音楽っぽいのがながれてるだけのインスタレーション。何が言いたいのかわからん。5時まで待って見た1階の作品も映画のエンドロールを逆再生していっただけのやつ。普通に好みじゃないわー。
David Hockney@Annely Juda Gallery
すごい好きなギャラリー。そこでホックニーは熱い、と思ってたらなんかヨークシャー地方で描いた風景画を展示してたんだけど、これまた全く好きじゃない感じだった。ホックニー全盛期の頃の筆のタッチとかがまったく感じられず・・・。色使いは変わらないけどね。それよか個人的にホックニーは写真作品の方が好き。
Fiona Tan@Frith Street Gallery
こないだフィオナ・バナーの展覧会やってたのにまた同じのやるの?と思ったらフィオナ・タンだった…ややこしい・・・それにまだフィオナ・レイって人もいる・・・。展覧会の内容は、双子を延々と映した映像作品と、日本の昔のおかっぱの少女達のスライド上映に作家の言葉がついた作品。なんか作品自体はあまり理解できなかったけど雰囲気とか結構いい感じでした。ってかこのギャラリーも好きだ。
Tai-Shan Schierenberg@Flowers Central
ギャラリーひしめくコークストリートの中のギャラリー。このストリートはなんともなしにぶらついても何かしら展覧会やってるのでフラっと入る感じ。で、この作家なんだけど、初めて見たけどすんげぇフロイドそっくりなのはどうなんですかね…どこが違うんだろう。風景画はともかく人物画・・・。でもやっぱわしこういう絵好きだ。筆の荒々しいタッチとかぞくっとする。
Robert Mapplethorpe@Alison Jacques Gallery
またもやメープルソープ。彼今年で生誕60周年で、色んなイベントが行われてます。こないだもテートモダンで彼と同棲していたパティスミスが追悼ライブみたいなものをやったらしいし。で、この展覧会はそのパティスミスをメープルソープが撮った写真と映像作品が展示されてた。映像は初めて見たけど、彼の世界観が出ててとても魅力的だった。こうしてあの美しい写真たちが出来上がるのかってのも興奮した。ってかパティスミスめっさ魅力的やわ。
MA SHOW@Chelsea College of Art & Design
友達の知り合いが出してたのでオープニングパーティの招待状ゲット。ビール飲みながら鑑賞。普通にrubishといわざるを得ない感じ・・・なんか全然感動できるような作品がなくてかなりショック。セントマの方がまだまし。クオリティも普通に低い・・・。なんか入学を前にかなり不安になってきた・・・。