中原佑介逝去

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地震の起きた翌日の新聞で中原佑介氏の死を知りました。
原因は書いていないのでわかりません。79歳でした。
戦後日本美術批評に置いて、重要なポストを担った中原氏。
2005年に亡くなられた東野芳明氏、昨年亡くなった針生一郎氏と共に「美術批評家御三家」と呼ばれ、その3人ともこの世を旅立たれたことになります。
かつては東京ビエンナーレを企画し、ヴェネツィア・ビエンナーレの日本館コミッショナーを務め、我が母校の精華大学の学長も務められ、その後も水戸芸術館総監督や兵庫県立美術館長を歴任されました。(昨年兵庫県立美術館では名誉館長に就任) 国際美術批評家連盟の日本支部会長でもあります。
著書も多数で、最近僕も「見ることの神話」を拝読しました。
最近では2008年の国立国際美術館における塩田千春展の寄稿が印象的でした。
また今年で50回目を迎えるUBEビエンナーレの運営委員長も務められていました。
10月に行われた審査の際のUStreamを見ていてもお元気そうだったので驚きました。
僕はこのUBEビエンナーレで9月にはお会いしてお話できると思っていただけで残念でなりません。
このビエンナーレに応募したのも、審査員長に中原さんがいたからといっても過言ではありません。
作品を見て頂けなかったのは残念ですが、選んでいただいた分全力で取り組みたいと思います。
ご冥福を心よりお祈りします。
関連記事>>第24回UBEビエンナーレ公開審査


あの日僕は丸亀から大阪への帰路の途中でした。
電車に乗っていた為揺れは全く気づきませんでしたが、相生駅のアナウンスで知りました。
地震、と聞いて、もう慣れっこになってしまっていて、危機感があまりに鈍感になっていたようです。
帰ってきてテレビを観て驚きました。
マグニチュード9.0。国内観測史上最大の地震。
阪神大震災を思い出して涙が溢れました。
地震の情報が連日流れてきます。
同じ地続きで繰り広げられている光景にただただ無力感を覚えます。
僕の住む大阪はそんな片鱗も見せずいつもと変わらぬ平和な日々が続いています。
水道からはいつもと変わらず水が出て、電気もいつもと変わらず流れています。
この当たり前が多くのサポートで当たり前になっていることを改めて思います。
僕はこうしてブログを更新したり、作品を作ったりしかできることがありません。
それでもやはり、日常を享受することが大事なんだと思います。
被災地で困っている方々にこれ以上不幸が起こらないように祈ります。
そして、亡くなられたたくさんの方々にご冥福をお祈りします。
それから、救済に向けて尽力を尽くされている方々に感謝します。
まだまだ救出されていない方々もおられると思います。
一人でも多くの命が救われることを本当に祈ります。
こんな状況でも並んでお金を出して物を買う日本人を誇りに思います。
阪神大震災の反省をしっかり活かしている今回の日本の動き。大変喜ばしく思ってます。
一日でも早い復興をお祈りします。
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