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牡丹靖佳「馬鹿レチェと恐れミエドの会話」@ARTCOURT Gallery

牡丹靖佳さんの展覧会に行って来ました。
「馬鹿レチェと恐れミエドの会話」
相変わらずわけのわからないタイトルです笑
これはもう一人寄神くりさんとの二人展とも言える内容で、2人の寓話的で装飾的な作品がとてもマッチしていて、ほとんど違和を感じさせない空間が成立していました。
まず中庭に、寄神さんの植木鉢の作品と牡丹さんの家の作品。
最初どっちも寄神さんの作品と思ったぐらい全然違和感がない。
入ってすぐの大きな部屋にあった、ネットを編んだ作品も牡丹さんの作品かと思った。
この親和性はこの展覧会の肝になってると思います。
そして、相変わらず牡丹さんの作品がすばらしい。
あの情報量に対して、こちらがほとんど取捨選択不可能なあの感じはなんなんでしょうか。
こうかな?と思ったら次の視線の先ですでにそのテーゼは裏切られる。
その感覚が、大作でも小作でも同じテンションで展開できてるのがやはりすごい。
多くの作家が、大作はいいけど小作はね(またはその逆)、ってのが多いけど牡丹さんは違う。
いつまで見てても飽きないのでどれも欲しくなります。
ってか小作も結構いいお値段しててびっくりしました。
そりゃそれなりのキャリア積んでるから仕方ないか・・・。欲しいなぁ。
寄神さんの作品は初めて見ましたが、クラフトとファインアートの際を歩んでいる感じ。
だから、たまにどっちかに傾くと非常に危ういバランスだと思いました。
中庭前のカーペットの作品なんかは、クラフトに寄り過ぎてて純粋に見れませんでした。
逆に布にプリントした箱や、前述のネットの作品なんかはすごくよかった。
ポートフォリオなんか見ててもおもしろい作品が多かったです。
ってか、2006年のフロンティアに出てたんですね。気付かなかった…。
んー、やっぱ9日のオープニングトーク聞きたかったなぁ。来月5日まで。こちら
関連記事>>牡丹靖佳「do do」@MA2 Gallery


山岡敏明「GUTIC STUDY @ Gallery PARC」 @ Gallery PARC
昨年studio90でも展示していただいた山岡さんの展覧会。
ついにあのグチックが京都の街中へ!
階段登って左手正面に現れる漆黒。
巨大なボリュームなのか空虚なブラックホールなのか。
照明の当たり方が絶妙で、漆黒というしかないグチックガ現れています。
奥にはそのグチックの全貌が映しだされた映像。
夜になったら外からも見れるそうですが、光が入る昼間の映像のゆらぎもよかったです。
グチックを観客が描くコーナーもあって、それを山岡さんが後日書き加えるそうです。
僕も参加しましたが、何かおもしろい形で発表して欲しいです。
展示は今日まで!
<関連記事>
山岡敏明「GUTIC STUDY」@studio90♯1
丹波国分寺跡アートスケープ@京都府亀岡市内数カ所
山岡敏明 @ Gallery H.O.T


ところで昨日からネット上のアートフェアVIPが開催されてますね。こちら
トップの映像が普通のCMみたいでウケます笑
オークションのようなセカンダリーではなく、こうしたプライマリーがネットで展開するのは、もはや時間の問題でしたが、ついに始まりましたね。
場所もいちいち借りなくていいし、ギャラリーも作品の運搬費が節約できる。
参加ギャラリーも錚々たる顔ぶれで、NYのJames Cohan主導の元、GagosianからHauser&Wirth、Sadie Coles HQ、Lisson、Marian Goodman, Gallery Hyundai、日本からは小柳、SCAI、オータファインアーツ、ミズマが参加してます。(小山さんはないんですね)
登録すれば誰でも無料で閲覧可能で、購入希望者は1日目、2日目で100ドル支払う必要があるとか。
購入希望者は、ギャラリストと直接会話できるという、もうすごい時代です。
でも時差とかどうするんやろ。まさかギャラリースタッフ徹夜で応対?まさかね。
ちなみに閲覧希望だけの場合は、値段は明かされてません。
びっくりしたのが、小柳から、石上純也のあの「しかくいふうせん」がエントリーしてたこと!
あんなんどうやって買うんやろ…どこに展示するの?すごい世界です。
ティノ・セーガルは相変わらずノーイメージ。何をもって買う基準になるのか笑
ページも見やすくてさらっと見る分には楽しいです。
アートフェア自体はもうそこまで魅力ないけど、こういう動きは興味深いですね。
そのうちアプリとか出て、いつでも作品買えるようになりそう。
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テーマ : アート・デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

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