宇宙観

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来年とあるビエンナーレに出させて頂くことになりました。
ほぼ直談判で押し掛けて、なんとかねじ込んでもらえたのが先月の話。
その際に知り合いの作家のOさんに仲介を頼みました。
さらに厚かましいことに、昨日はそのOさんのアトリエにお邪魔しました。
ずっと憧れの作家さんなので、どんな制作現場なのかを知りたくて。
滋賀県は近江八幡にあるOさんのアトリエ。
なんと2軒もあってびっくり。
1つは生活空間も兼ねてる建物と、もう1つはアトリエとギャラリー。
ギャラリー?
そう、ギャラリーがあるのです。びっくりでした。
しかもかなりちゃんと展示してある。
あの独特の世界が広がってて、ファンとしては贅沢の極み。
生活空間の方にも1部屋1作品をずっと飾ってる部屋がある。
これは1年前に見た作品で、全くその時と印象が違う。凄過ぎる。
Oさんと会話が弾み、すっかり長居してしまいました。
駅で待ち合わせたのが3時で帰ったのが9時でしたからね。
やっぱり色んなことを考えてるし知ってはる。
久々にあんなにアツくアートの話ができた。
その中で西洋と東洋でスケールの捉え方が違うという話になった。
西洋の場合、単純にそれはサイズの問題に繋がってくる。
スケールの大きな作家として挙げるとすれば、
James Turrell、Olafur Eliasson、Christo & Jeanne Claude等々。
彼らの作品は本当にでかい。タレルなんて地球規模。
対して日本人のスケール感って、内的宇宙みたいなものを含んでいる気がする。
Oさんの作品もそうだけど、作品自体の大きさはそこまで大きくないのに、何故か宇宙を感じる。あと内藤礼さんなんかもそう。
昔赤瀬川原平さんの作品に「宇宙の缶詰」というものがある。
蟹缶の外側のラベルを内側に張りつけ、再びハンダで蓋をしておしまい。
これで外の世界(宇宙)を内に反転してしまったというとんちみたいな作品。
クリストが懸命に包んでいる世界を、単純明快に成し遂げてしまった。
こういうのってすごい日本人やな、って思う。
あと水平垂直の話。西洋が垂直で東洋が水平。
他にも色んな話をした。とても楽しい時間。
周りにこういう作家さんがいるのはとても幸せだと思う。
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