TATE COLLECTIONS


いつでも行ける、と思ってたらいつの間にかこっち来て1ヵ月以上たってた…ってことでやっとこさ行ってきました我が聖地テートモダン!
前回行った時は5階のコレクションの展示変えが終わってなかったので、まずはそちらへ。Status of Fluxセクション。
正直この展示はテートにしては保守的な展示だなってのが最初の感想。テートお得意のテーマ別がここではあまり生かされず、ism別でまとまってて少し残念。
このセクションでの一番のお気に入りはなんといっても高橋知子の展示室。一部屋丸ごと使ったそのインスタレーションは彼女の家に届けられた郵便物やらを部屋中に張り付けまくってるというちょっとサイコな部屋(笑) ほとんどの文章をマーカーで塗りつぶしてて、でも中には彼女の住所ばれるんちゃうかっていうきわどいものも。部屋に5人までしか入れないってのもいいシステムですな。あとはリチャード・ハミルトンの部屋もよかった。ハミルトンといえばポップアートのパイオニアとして知られる存在。かの有名なコラージュ作品でおなじみやけど、彼の初期の油彩画とかがメインに飾られてて、僕的にはそっちの方がよっぽど魅力的でびっくり。いい仕事すんなぁって感じ。ってか普通に技術の人なんだなって思った。
続いて同じフロアのIdea and Objectセクション。
このセクションではまず入ったのっけからカウンターパンチでした。
そこに飾られてたのはターナー賞受賞者マーティン・クリードのネオン管で作られた「the whole world + the work = the whole world」。「世界+芸術作品=世界」。つまり芸術作品=0っていうネガティブともとれる彼のこの作品。それと共に展示されてたのがカール・アンドレの床に設置された作品。大半の観客はそれを作品と気づかずそれを踏んで次の展示室に行くわけだけど、それってまさにクリードの方程式を如実に表してはいませんかい?テートお馴染みの時代を超えた共演が見事に成功していて鳥肌がたちましたとも。あとはデュシャンのトイレなどいわゆるコンセプチュアル・アートやミニマルアートのマスターピースの嵐で満足な展示でした。
3階は前回見たのでとりあえずロスコルームだけ堪能。
あとカプーアの作品が前回の時は中に入って体験できたのに今回はロープが張られて入れなくなってた。こないだ体験しといてよかったー。
あとこの階に新たにお目見えしたのが、テートのサポーターUBS(何の会社かは謎)が所有する写真コレクションの展示室。グルスキーやルフなどおなじみドイツ写真もあったりで結構見応えあり。中でもOlivo BarbieriとWalter Nidermayrの写真は印象的。後者は本城直季の写真と同じ技法なのか似ててびっくり。こういうのってどうなんでしょうかね。
最後はタービン・ホール。ホワイトリードの氷山も撤去され、すっからかんになったタービン・ホール。(ちなみにあの箱たちはすべてスクラップされたとか…捨てるなら1個欲しかった…) 10月のカールステン・フラーの展示までの「つなぎ」として行われてるのが家具などをテーマにした「Domestic Incidents」展。が、しかし。「つなぎ」といってもあなどるなかれ。そこはテートのコレクション。ホワイトリードからトニー・クラッグ、モナ・ハトゥーム、ブルジョワまで豪華なラインナップが勢ぞろい。リカルド・バスバウムの作品は中に入って寝転がることができて、親子連れなどに人気でした。いつかトライしてみよう…。
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