宮永亮「メイキング」@Kodama Gallery


宮永亮の展覧会初日に行ってきました!
正直そこまで期待してなかったけど、めちゃくちゃよかった!
インスタレーションの完成度が半端ないです。
児玉さんはかなり久々に行きました。
オープニング展以来。
相変わらず開いてるのか閉まってるのかわからない状態で焦った。
あんなとこまで行って閉まってたら笑えない。
なんとか開いてることがわかって一安心。
入ろうとしたら、関東のギャラリー魔人Mさんが出て行くとこやった笑
その名前の下に名前を書いて奥へ。
まず目に飛び込んでくるのが車。
車のトップには明らかに怪しい装置が取り付けられている。
よく見るとそれはカメラ。
宮永君が&ARTのブログで書いてたので、よくわかった。
そしてその車の周りでは、そのカメラが捉えた夜の街の様子がいくつものプロジェクションで映し出されている。
1つ1つにスクリーンがあって、映像がものとして立ち上がってる感じがものすごく迫力を讃えていた。
また、2階の吹き抜けからの轟音もあって、その中に入るだけで、その世界観に引き込まれる感覚はもの凄く気持ちがいい。
プロジェクターもむき出し、そのケーブルもむき出しで、それもクール。
2階にも何台かのプロジェクションがあって、上から車が見下ろせる。
サイトスペシッフィクな作品では決してないが、この空間にものすごく合ったインスタレーションで、その精度はかなり極まっている。
東京での個展の様子も写真で観たが、絶対にこっちの方がいい。
やっぱ、モノとして作品が立ち上がってる様は迫力が違う。
東京の方では壁に四方八方映像を投射してるに過ぎないし。
また、「きょうせい」展でもこの映像自体は観たけど、あの時もインスタレーションとしてではなく、もっと断片的だったので、全く感動はなかった。
夜の車道を映した映像と言えば、八木君の作品にもあるけれど、観ている時にその既視感はほとんどゼロでした。ほぼ同年代で、京都に住んでて、同じ大学でありながら、やはり視点は全然違う。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、同じモチーフを同じ媒体を使って全く被らないってのはちょっとすごいと思う。そこを恐れずつっきっちゃう姿勢がとても好感持てました。天然かもしれんけど。
帰り際にスタッフさんに「どうでした?」と聞かれた。
中々こんなに攻めの姿勢でギャラリースタッフに感想求められたことなかったので、一瞬ひるんだ。
実際すごくよかったから、その感動をお伝えできたけど、もし微妙な作品とかだったらどうしたらよいのだろう・・・。くわばらくわばら。
この展覧会は8月14日まで。是非!


安富洋貴「水景夜話」@imura art gallery

久々に安富さんの作品を観た。
鉛筆を使って、ひたすら細密に描く作家さん。
特に水の描写が凄まじくて圧倒させられる。
水なんていう形のないモチーフを描くのはかなりの度胸だと思う。
今回はそれに加え、バラが登場して、より寓話性を帯びた画面になってた。
でも、ちょっとバラはやりすぎな感じが否めない。
2階にも展示されてた以前のビニール傘はまだわかるのだけど。
傘の作品に関しては、「何かが起こった後」のような気持ち悪さがこちらに伝わってきて、様々な感情を沸き立たせてくれるのだけど、バラは伝え過ぎな感じがした。
「如何に描くか」はもうこれ以上ブレ様がなさそうなので、やはり「何を描くか」に掛かってるような気がする。
「如何に描くか」に関して、こういった細密画の行き着く先はほぼ決まっていて、それは「どこまでいっても本物になれない」というジレンマだと思う。
チャック・クロースや、先日の岡田修二さんにしろ、「で?」ってなってしまうのがオチ。
確かに写真とかで観たら「これ描いてるの?」となるけど、実物を観ると確かに描いてることがわかって驚きがすこし半減する。
これから安富さんが「何を描く」のか。楽しみにしてます。31日まで。
帰りに関西のギャラリー魔人Kさんに遭遇笑


森太三「Rain for a space/ Ghost of mountain」@文椿ビルヂング
neutronがあるビルの空きテナントを利用した展示。
祇園祭に合わせて森さんのインスタレーションが展示されてます。
ガラスのウインドウから見る、粘土を小さく丸く捏ねた、グラデーションの連続体。それが山のように隆起したりして、空間に起伏を与えている。
正直、ガラス越しに観るだけでは物足りないと感じた。
やはりここは思い切って開放すべきだと思う。
1回に1人だけという感じで、あの中をくぐってみたかった。
「きれい」や「細かい」で終わるのは勿体ないと思う。7月19日まで。


「Trouble in Paradise/生存のエシックス」@京都近代美術館

京都芸大創立130年を記念して開催された展覧会。
もう、なんなんでしょうか、このタイトルの否キャッチーさ。
そして文字で埋め尽くされたフライヤー。
内容も読んでも読んでも全然理解できない。
これは一体何?ということで、バイト帰りに寄ってみた。
で、結論は、「やっぱりよくわからない」でした。
様々な学問との融合を果たしていくような展覧会で、京都の疎水の歴史に始まり、若田さんを乗せた「きぼう」の実験もあれば、様々なクッションに寝転がってみたり、起伏を登ってみたり、回る台に乗せられてみたり、とりあえず体験してみるのだけど、これが一体何にどう結びつくのかがさっぱりわかりませんでした。
とりあえず説明もほとんどないから、文字だらけのチラシを頼るしかない。
さらにカタログを読めばわかるかもだけど、そこまでの気力もない。
んー。さすが京芸。強気です。
脳血流をとって、その人がどの色や音を体験すると心地いいと感じるのかがわかる機械にも挑戦してみたけど、バイト帰りで疲れ過ぎてて、思いっきり寝てしまった・・・。確かに気持ちよかったです。僕は緑を観ると癒されるみたい。
なんのこっちゃわかんないアカデミックな展示です。8月22日まで。
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