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Plastic Memory いまを照らす方法@東京都現代美術


MOTのフセインチャラヤン展を観に行ってきました!
すんごい楽しみにしてて、実際ものすごくよかった!
卒コレの土に埋めた服が生で見られるなんて・・・。
2000年春夏の「Afterwords」のコレクションはすばらしすぎる。
明快なコンセプトから生み出される表現の美しさ。
また、なにものにもとらわれない自由な表現。
そして彼自身の出自から来るえも言われぬ悲哀。
様々なものが合わさって、素晴らしい展示になってました。
映像は長過ぎて全部見るにはむずかしかったけど十分楽しめました。
ロンドンでやってた時よりいい展示になってたと思います。
ロンドン見てないけどね。でもデザインミュージアム狭いしそうに違いない。

しかし、その展覧会をも凌駕したのが今回のコレクション展。
今回から3回に分けて、テーマをしぼった展示をするらしい。
第一回は「Plastic Memory いまを照らす方法」と題し、記憶をテーマにコレクションから抜粋し、組み上げるひとつの企画展みたいになってた。
持ってる作品が素晴らしいってのはもちろんやけど、選ばれた作品の展示の仕方がものすごく贅沢で、その世界に胸一杯浸ることができた。
特に初っ端の山川冬樹の作品からノックアウトされてしまった。
彼の父親である、ニュースキャスターの山川千秋さんの死後、見つかったビデオテープを編集した壮大なインスタレーション。
暗幕をくぐると靴が3つ置いてあって、中に人が入ってると思って踏み込んで行くとそこは真っ暗闇。恐る恐る壁を伝って歩くと映像が流れ出す。
すると、そこには自分以外に誰もいないことが発覚。あの靴は一体!?
床には昔のテレビが何台か置いてあって、前の壁に投影された映像とリンクして、千秋さんの実際のニュース映像や、作者の小さい頃に撮った音声などが流れる。
完全に他者の記憶であり、年代も僕が生まれる前だったりするのに、あの圧倒的な懐かしさは一体なんなのだろうか。思わず涙がこぼれそうになる。
それは多分、多くの人が経験した親子の絆。
そんな普遍的な回路が鑑賞者の中で有機的に伝っていく。
素晴らしい作品でした。
今月精華でレクチャーするらしいから、行けたら行きたい。
他にもボルタンスキーの作品が大きな部屋にデデンと置いてあったり、米田知子のものの記憶を写し取った写真展示があったり、先日カンヌのパルムドールを受賞し今や時の人となってるアピチャッポン・ウィーラセタクン(覚えられない)などが展示してあった。
3階にはロングやフルトンなどのランドアート系の作家から始まり、土屋公雄の皿を月の満ち欠けに模したポエティックな作品や石内都の作品など。
僕にとって発見だったのが、木村友紀。
彼女の作品は以前サントリーの「インシデンタル・アフェアーズ」で見たきりで、その時はほとんど理解してなかったけど、ようやくこの人が何をしているのかが理解できた。
あの時と同じ作品なんだけど、今回の方が明快な感じがする。
なんか写真やってる人ってこういう追求型のマッドな人が多い笑
もちろん良い意味で、です。
んー、IZU PHOTOの展示も見てみたくなってきた・・・。あやうい。
いやはや、コレクションでここまでやってくれるとは。素晴らしいです。
以前から広島現美なんかが、コレクションを使って企画に負けるどころか勝ってしまうくらいの強い展示をやってましたが、現美のコレクションを使ってやれば、いくらでもできそうで、今後もかなり期待しちゃいます。
他の美術館もこういうコレクション展をどんどんやっていくべきやと思う。
これなら予算もそこそこで美術館の評価にも繋がると思う。
是非広まってほしいです。

現美は他に、「トーキョーワンダーウォール」の10周年企画もやってました。
これ自体ほとんど興味ないんやけど、ついでに寄ってみました。
あまりよく理解してなくて、3階の展示から見てどうしようかと思った。
その後1階の展示みて混乱。
つまり、3階では今年の入選作、1階にはこれまでの入賞作が展示されていて、あまりのレベルの違いに愕然としてしまったのです。
というか、入選と入賞でここまで違ってしまうのか・・・と。
今年のは、本当に若い人たちの日展みたいな、凡庸な作品が多かった・・・。
うわぁ、、、ってなりながらほとんど素通り。
でも、1階の展示になると、見応えのある作品が出て来て結構おもしろかった。
そこで見た牡丹靖佳の作品がすごくよかった。

ということで!

牡丹靖佳「do do」@MA2 Gallery

行っちゃいました笑
元々、このギャラリーはすごく好きで、東京行く時は必ずチェックするのだけど、なんせ恵比寿から徒歩10分という離れた場所にあるので、よっぽど行きたいと思わないと行けない。
で、今回も例の如くチェックしてたら、牡丹さんの展示がやってて、僕はこの人の作品は知らなかったのだけど、HPで見た時点でほぼ一目惚れしてしまって、時間あったら是非行きたい!と思ってたらMOTで出会ってしまってやっぱりよかったので、無理矢理スケジュールに組み込んで行ってきました。
そしたら、やっぱ行って大正解で、滅茶苦茶よかった。
ここ最近で見たペインティングで最もよかったかも。
というか、普通に欲しくなってしまった。
もの凄く寓話的なんだけど、まったくストーリーが読み込めない。
それでもどんどん絵画世界の中に引き込まれて行く。
色のバランスも素晴らしくて、秩序があるのかないのかわからないけれど、とても緻密に計算されたようにも見えて、本当に不思議な絵画。
見ながらずっと女の人やと思ってたんやけど、帰ってきて調べたら男性って知ってびっくり。(ずっと靖佳をヤスカって読んでました;) こんな絵を男性が描けるんや!
これからも要チェックな作家さんです。6月28日まで。是非!
MOTの展示では紙に描かれた作品が見れます。現美の今の展示はすべて今月20日まで。


現美の近くのりそな本社ビルのエントランスホールに内海さんの作品が設置されました!
朝から背広来た人たちに混じって見てきました;
青の中にいきなり登場する赤が妖艶で印象的。すばらしいです。

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No title

こんにちは。
牡丹さんの作品、本当に引っ込まれますよね。
あの吸引力は一体なんなんでしょう。
トヨタオフィスにもあるんですね。一般に公開されてるのでしょうか。んー見てみたい。

No title

こんにちは。
牡丹靖佳さんの作品、ついつい引き込まれてしまいます。
僕はトヨタアートコレクション(トヨタオフィス内)で見たのですが
不思議な存在感を感じました。
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