Bill Viola @ HAUNCH OF VENISON


何やってるか知らずに行ったらまさかビル・ヴィオラとは!!!
彼は僕が映像作家の中で1番好きな作家です。
彼の映像作品はまるでクラシックペインティングみたいに美しくてまさに絵画が動いてるって感じなんですよね。
入ってすぐにある「BECOMING LIGHT」という作品も裸の男女が水中でたゆたってる映像なんですが、縦構図も素晴らしいけど、なんといってもその水の青がめっさきれい!生命の起源みたいなものを感じました。ベタにアダムとイヴとか。
2階の「PASSAGE INTO NIGHT」では蜃気楼でゆらゆら揺れる人影がゆっくりゆっくりこっちに近づいてくる映像。これも中々目が離せない作品でした。映像作品って観るの時間かかるからよっぽど魅力がないとその場にひきつけられないと思う。でもこの人の作品にはその力がある。
続いて3階の、多分今回メインの作品「PURIFICATION」。2つの画面に男と女がそれぞれ別々に映ってて、服を脱いで老いた老人が彼らに水をかけたりというなんか不思議な作品。52分もあるのでさすがに全部は観れなかったけど、それでもやっぱよかった。特に彼の水の表現はすごすぎる。水戸の展覧会での作品もそうやったけど、本当に美そのもの。
他にも色々あって、かなりボリュームのある内容。ってかギャラリーで3階まであるって時点でどうかしてます(笑) この秋からやる森の回顧展を前にこれだけのものが観れるなんて・・・。また会期中に絶対再訪。カタログも購入。
ところで、またかよ、って思われるかもしれませんが、会場にビル・ヴィオラ本人がいた可能性が高いです。只者ならぬオーラの人がギャラリーの人となにやら喋ってたのでもしかして・・・と思いましたが、さすがに思い違いやろうとやり過ごしたんですが、あとでカタログ見たら、なんと昨日は展覧会開始の前日だったんですよね・・・。確かにやたら映像のコントロールの仕方をスタッフが他のスタッフにレクチャーしてて、なんで客の前でやっとんねんとは思いましたが…。ってかなんで開いてたんやろ・・・。まあ、とにかくそれなら作家が自らギャラリーにいてもおかしくない・・・というわけ。あぁ、勇気出して声かけとけばよかったー・・・。

Bridget Riley @Timothy Taylor Gallery
シンプルなストライプ(といったらいいのか)を描くブリジッド・ライリーの新作展。ってこの人一体何歳なんだろう…。新作は鮮やかなパステルカラーの色面構成的な作品。僕はあんまり好きじゃない感じでした。やっぱストライプの方が好みです。

KANG-YOUNG CHUN @Annely Juda Fine Art
個人的に大分お気に入りのギャラリー。
ビルの最上階にあって、天窓からの光がとてもきれい。
今回の展示は本当に凄かった。
中国の作家さんで、三角のポリエチレンを中国語の書かれた紙で覆ってそれを画面に隙間なく貼り付け、不思議なパースペクティブを・・・って説明むずすぎ・・・詳しくはギャラリーのサイトで。平面(?)も感動したけど下の階の立体作品もかなりやられた・・・。オウムのような形に組まれた三角たち。ギャラリーの人に中はどうなってるのか聞くと空洞らしい。どうやって組んだのかと聞くとそれは秘密らしい(笑) いやー、かなりヒットです。それにしてもここのギャラリー下の階まであるなんて知らなかった・・・今まで見逃してたんかな・・・
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