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チェルフィッチュ「クーラー」@AI・HALL


バイト帰りにチャリ飛ばして伊丹まで。
念願のチェルフィッチュの舞台を観てきました。
高嶺さんの舞台といい、ここはものすごくいいのがやってる。
ものすごく小さな劇場なのに、レベルが高い。
そしてなにより安いのがいい。
今回もチェルフィッチュともう一組の二本立てで2000円。素晴らしいです。

まずチェルフィッチュ。
これは20分ぐらいのショート演劇というかダンスというか。
演者は男女2人。サラリーマンとOL。
この2人がまったく別の話をしながら、互いに聞いてるのか聞いてないのか、適当な相づちを打ちつつ、各々が好き勝手な動きを見せる。
男は日曜の討論番組の話。女は社内のクーラーの設定温度が低過ぎるという話。
これらのディスコミュニケーションが見ていてすごく不安にさせる。
そしてその動作。
動作が所作に変わる瞬間を見た気がした。
さする。あおぐ。振る。
普段の何気ない動きが強調されたりすることでとても異様な動きになっていく。
それを何度も繰り返し繰り返し行われ、もはやダンスと化している。
たった20分の間にどんどん引き込まれていった。すごい。
今度ドイツでこの「クーラー」の60分バージョンが発表されるらしい。見てみたい。
そして3月に横浜美術館で新作が発表されるそう。
束芋の展覧会と合わせて観に行こうと思います。

そしてもう1つがteutoによる「ソーグ-」。
これは7人の演者が全員自転車を乗りながらのパフォーマンス。
舞台の真中の扉が開け放たれ、初冬の冷たい風が客席に吹き込む。
扉の向こうは普通に外側の世界で、そこをパフォーマーが自転車で往来していく。中には本当に帰宅中のサラリーマンとか買物帰りのチャリのおばさんとかも歩いてたりするので、虚実が曖昧になってこれはものすごく面白い演出やと思った。
しばらくすると演者が入ってきてテクノな音楽に合わせて躍動感溢れる動きが繰り広げられ、見ていてとても爽快。というか途中から僕の頭の中でperfumeが流れてた・・・。
にしてもすごい自転車さばき。
ぶつかる寸前でよけたり、暗闇の中自転車のライトだけが浮かび上がる演出とか。
見ていてハラハラしつつ、その滑らかな動きがとても気持ちよかった。
最後はまた扉が開け放たれ外へ。
終わったら客席から人がいなくなるまでひたすら自転車で往来してはった。
そして僕も自転車に乗りながら帰路についたのでした。


なんとなく自分が何を見たいのかわかってきた。
やっぱり筋書きがあるのかないのかスレスレの舞台が見ていて楽しい。
今後も色々観て行きたいです。
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テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

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