風景のツクリカタ / Roots / アートコートフロンティア2006


大学に行ってきました。出発前日とか関係ナシ。
後輩さんたちの展覧会です。「風景のツクリカタ」。
普通にレベルが高くて正直驚きました。ひとつひとつの作品のレベルがホントに高くて、学生の作品でよくみられる「アラ」が見えなかった。ひとつひとつ安心して観られて展覧会としてちゃんと成り立ってましたね。
1つ1つの作品に関しては身内ですので言いませんが、とにかくよかったとだけ言っておきます。京都の方は是非観に行ってあげて欲しいです。25日まで。

京都の方に観ていただきたいといえばもう1つ。
法然院というお寺でやってる展覧会Rootsです。
そもそもここの住職さんがナント現代美術好きだそうで、たまに境内をそういう展覧会に貸し出してるそうです。ステキな話だ。お寺自体も素敵で、今日とか雨降ってたけどそれもまた情緒深かったです。
で、内容はというと2会場に分かれてて、まず講堂ではパラモデル、手塚愛子、船井美佐の3人が展示。関西では有名な人たちですね。パラモデルは名和さんと友達で僕も何度かあったことがあります。プラレールを使ったインスタレーションがとてもいい感じですが、この講堂ではイラストとおもちゃの車を使ったインスタレーション、あと謎のキャラクターの映像を展示してらっっしゃいました。僕的にはあまり好きくない感じ。手塚さんは布から糸を解く作品で有名ですが、今回は新展開。パソコンのコードを糸のしめ縄のようにしてました。色んな色のコードがキレイに結ばれてて、しめ縄という日本的な形なのでお寺に合ってました。船井さんは鏡に描かれたドローイング。ドローイングはいいけどこの人の立体はあまり好きじゃない。素材を変えたらまた違う印象かも。講堂全体の印象としては所狭しと作品が並べられててあまりよい展示ではないです。ヒットはもうひとつの会場南書院です。こちらは1人1部屋って感じでスペースを与えられてるのでそれぞれ伸びやかな展示。最初の部屋は手塚さんのインスタレーション。またもコードを使ったしめ縄が部屋の天井から垂れ下がってて蜘蛛の巣のようでもあり。赤一色ってのもまたよかった。次の部屋ではパラモデルのミニカーを使ったショーケースが置かれてて、その先の船井さんの絵が襖になってた!開けたら絶対閉めましょう。その襖を開けて入るとこれまたすべての襖が船井さんの絵画!これはさすがにびっくり。入って右側が縁側なのでそこには襖がないですが、その縁側にはパラモデルのプラレールインスタレーション!やっぱパラモデルはプラレールの作品がいい。庭にまで延びたそれはどこまでも延びていきそうで成長してるって感じ。そのまた奥の部屋では呉夏枝さんのインスタレーション。この人のは正直あんまりかな。
そんな感じで、作品たちがまったく場負けしてません。24日まで。

ところで昨日はアートコートフロンティア2006を観に行きました。
毎年関西の若手作家をアーティスト、キュレーター、コレクター、ジャーナリストから3人ずつ推薦するっていう企画で今年で4回目。
第1回は名和さんをはじめ、伊藤存、児島サコ、澤田知子、中西信洋、そしてRootsにも出してる手塚愛子さんなどなどそうそうたる顔ぶれが出品されていて、僕はこれを見て現代美術に開眼されたといっても過言ではありません。この人たちのその後の活躍を考えると関西の元気さには驚かされます。こうして2回、3回、そして今年4回と回を重ねてきたわけですが、やっぱり質は年々落ちてると言わざるをえません。ってかそんなに毎年毎年すごい若手が出るわけないって話なんですよね・・・。京都先鋭選抜展もそうですが、2年おきにやるとかしないと続かないと思います。今回もあまりパッとしませんでした。期待してた大舩真言氏もやはりあの空間にはマッチしてませんでした。というより、彼の作品はとても場所を選ぶと思う。本人は否定してらっしゃったけど、やっぱロスコタイプの絵画なんだな、と。今回は黒が基調になってて、これを暗い部屋とかでスポットの光だけで観たら鳥肌モノなんだろうなぁとか想像すると余計もったいないって感じです。来年からどうなるのか。来年のは観れないけど考えるべきだと思います。

さて、話は戻ってRootsを鑑賞後は院の授業でダヴィンチ・コードを観に行くということなので便乗。生徒でもないのに堂々と。内容はやっぱイマイチでしたね。話を無理矢理詰め込んでるっていうか。ってか僕は前もって小説読んでるからわかるけど、これ読んでなかったら理解がかなり難しいと思う。色んなウンチクとかもたくさんあるから、小説の中ではよくても映画の台詞として聞くとウンザリな部分も多々ありましたね。後半のロンドンの映像観ながら、あーあさってにはここにいるのかとか思いながら観てたり。
鑑賞後は皆とお別れ。また秋に!

ところで。
連絡のなかった寮の件でようやくメールが来ました。内容はざっと以下の通り。

今はどこの寮もいっぱいで、君の希望してた寮はまったくとれず結局うちでは確保できなかったよ。なのでとりあえず○○大学の寮を用意しといたから。鍵は当日そこのオフィスまで取りに行って下さいな。あと、前金をネットで振り込んで、至急申し込み用紙をファックスしてくれ。まあ、アシストして欲しいことがあったら遠慮なく言って頂戴。

とりあえず着いたら速攻背負い投げを決めようと思ってますが何か?
どこからつっこんでいいのかわかんないのでもうやめます。寝るとこ確保できただけでもよしとします。大人になったね>自分
そんなこんなで明日から行ってきます。
向こうでもネット繋ぐんで更新は続くんでこれからもよろしくお願いします。
artholic days第2章お楽しみに!ロンドン情報どんどん配信していきます。
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