Parc de la Villette @ Bernard Tschumi














バーナード(ベルナール)・チュミによるラ・ヴィレット公園。
1983年に行われたこの公園のコンペは当時の建築界の話題をさらった。
結果は806チームの中からチュミの案が勝利。
彼の案は、公園を点と線と面で解体し組み合わせるという、当時台頭しだしたデコン建築の先駆者らしい案といえる。
一方惜しくも勝利を逃したものの、審査員の間で話題の案はバーコードのように公園の機能を構成したレム・コールハースの案であった。
磯崎新もこの案に衝撃を受け、未だに建築界の語りぐさとなっている。
それだけ話題になったコンペであったが、肝心の出来上がりは。。。
正直公園としての魅力が希薄すぎます。
実際この公園を歩くと、あまりにも殺伐とした光景に戸惑いを覚えてしまう。
まるで廃墟のように点在する赤いオブジェが、不気味さを漂わせる。
運河や小道、緑といった公園的要素はあるものの、なんだかわびしい。
これで周りの科学館や音楽ホールがなければ救いがない。
建築はコンセプトだけでは魅力的な空間を作れないのだなと思い知らされた作品。
建築家のエゴをものすごく感じる空間。


Les ETOILES de Givoirs by Jean Renaudie










パリで建築家の方と知り合って、「何かおもしろい建築はありますか?」と問うた所、「メトロ7番線の終点まで行くとパリのメタボリズムが見れますよ」と言われ、メトロに乗って7番線の終点Marie d'Ivryへ。
駅から歩くと「それ」はすぐ姿を現した。
異様としかいいようのないエッジの効いた建造物。
建物のあちらこちらに生い茂る緑たち。
これらがメタボリズムよろしくそこら中に増殖している。
建築家はジャン・ルノディーという知る人ぞ知るフランス人建築家。
1981年に没しているのだけれど、確実に建築家の死後に建てられた目新しい棟もあって、このプログラムがまだまだ顕在していることを物語っている。
聞かなければまず行くことのないような場所だけど一見の価値あり。
ちなみにこの建物の一階にCr�dacという現代アートセンターが入っているので、アート好きな方もどうぞ。こちら
オープンが14時半からで、僕が行った時は閉まってました。残念。
あとレストランとかも入ってますが基本的に集合住宅です。図書館もあったっけ。
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