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ジム・ランビー UNKNOWN PLEASURES @ 原美術館


米田知子に続き今度はジム・ランビー。イギリス大活躍です。
ジム・ランビーといえば、グラスゴー系のオシャレアートの代表格。
彼の作品はとにかくオシャレです。
自身がバンドをやってるってのもあって、音楽的要素もたくさん出てきます。
今回はコンクリに埋もれたレコードがいくつか出現してました。こんなレコードケースあったらいいなぁ、と思いつつ、重くてやってられんだろうな、と。
それにしても今回の展示。
僕がこの美術館で見てきた展覧会で、もっともこの美術館を美しく見せてる展示だと思いました。
ああ、この美術館ってこんなだったんだ、といつもより多くの発見がありました。
いつも閉められてる窓なんかが開いてて、今行くと色とりどりの落ち葉がこの美術館の庭の地面を埋め尽くす様なんてとても綺麗。元々個人邸宅っていうこともこの美術館の魅力ですよね。
そういう点で、ジム・ランビーがやったことってなんて粋なんだろう、と思ってしまいました。
この展示でもっとも注目すべき、ってか注目しようとしなくてもまず目に入ってくるんですが、床を覆い尽くす白黒変形ストライプが、今回の展示を「粋」なものにしてる。
床ってそうそう見るものでもないけど、床が変わるとここまで印象って変わってしまうもんなんやなぁ、と改めて思い知らされました。十和田でもやってましたが、あの時はチケット売り場の部屋だけでしたからね。今回みたいに徹底して1つの建物丸ごとやっちゃう(正確にはショップやレストランには施されないんだけど)と、その凄みがわかりますね。
是非今度は同じく十和田でやってたマイケル・リンでやってほしいですねー。
他に展示されてる作品たちも空間によくあってて、元食堂だった長い部屋には半分の色とりどりの椅子で構成された彫刻や、階段に向かうまでには紫でペイントされたマットレスなどなど、床の白黒に対して、彫刻作品たちの色とりどりさはとても栄えます。
ここまでセンスだけでやってのけてる作家って珍しいと思う。
改めてジムの魅力に取り憑かれた展覧会でした。とてもおすすめです。

ジム・ランビー UNKNOWN PLEASURES
原美術館 http://www.haramuseum.or.jp
2008年12月3日ー2009年3月29日 11:00-17:00(水曜は20時まで開館)
月曜休館(1月12日は開館) 年末年始(12月29日-1月5日) 1月13日休館
日曜には品川駅から無料バスが出てます。時刻表はウェブにて。

「白」@MA2GALLERY
東京で最も好きなギャラリーのひとつ。
といっても今回で2回目やけど。
前回行った時は白と黒の展覧会だったけど、今回は白のみをテーマとしたグループ展。
発電所美術館でも見た大西伸明さんをはじめ、今年のMOTアニュアルにも出てた僕と同世代の彦坂敏明君の銅版画など白い作品がホワイトキューブと溶け合うかのように展示されてる美しい展示。
にしても大西さんは何度見てもすごい。
なんか、こういう小さな箱で見せた方が大西さんには合ってるのかも。
美術館レベルだと、なんだか細部にまで目が行き届かない気がする。
しかし安いなー。今のうちに買っておこうかしら。
でもなんで、セルジオ・カラトローニのあのただの金属が売れてるのかよくわからん。
特に新たな発見はなかったけど、展覧会としてとてもクオリティの高いものを見た気がする。
これからも期待してます。

津田直「SMOKE LINE」@資生堂ギャラリー
津田さんの作品は1度大阪でも見たけど何がいいのかよくわからんかった。
でも今回の展示は中々よかった。
このギャラリーの吹き抜けを思い切って布で仕切ってたのは凄い。
半透明の茶色いこの布が今回の写真郡と調和してていい感じでした。
今回はモンゴル、中国、モロッコを写した写真が並んでる。
前半「SMOKE LINE」は3点組の写真がいくつか並んでて、どれもうまい具合に空気が閉じ込められてる気がした。空気には色があると昔誰かが言ってたけど、まさにその空気の色が写真に収められてる。(ちなみに日本の空気は青いらしいです)
奥の「SMOKE FACE」と題された作品群はあまりピンときませんでした。
なんかこっちは実験的なことをしている感じ。まだ表現のピントが合ってない気がする。
津田さんの仕事を改めて見直すきっかけになりました。でも正直あまり好きくない。。。

蜷川実花「地上の花、天上の色」@東京オペラシティギャラリー
津田さんと打って変わってギラギラの極彩色写真家蜷川実花の展覧会。
まあ、言わずと知れた写真家ですね。蜷川幸雄の娘でもあります。
こちらもあまり好きではない写真家ですが、評判がいいので行ってみました。
蜷川実花大回顧展みたいな感じです。今までの仕事の全貌が見られます。
それぞれの部屋で手を替え品を替え観客を楽しませてくれます。
僕は昔渋谷のパルコで見た金魚の作品が好きで、今回また再会できました。
暗い展示室で妖しく光る激しい色の金魚達。
昨年公開された「咲くらん」でも金魚が効果的に使われてましたね。
あと、芸能人を写した作品達はさすがに人気で、皆どれが誰かを当てるクイズみたいになってて、中々前に進めずイライラしました。
気になったのは最後の方に展示されてた新作の部屋。
色からの脱却を謀っているのか、今までの作品とは違った色合いでした。
にしても目が疲れた。今月28日まで。
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