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ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅) by Frank Lloyd Wright






















神戸に次の作品の素材を採りに行かなければならなかったので、ついでにどっか観に行くとこないかなぁ、と思ってたら、芦屋にライトの建築があるのを思い出し行ってきました。

ヨドコウ迎賓館。
元は灘の酒造家山邑家の以来を受けてライトが1918年に別荘として設計。
1924年に弟子である遠藤新、南真によって建設されました。
戦後淀川製鉄所に社長公邸として買い取られ、その後1971年にマンション建設計画もあったそうですが、ライト作品の価値を知った同製鉄所がそれを撤回し、保存され、今は重要文化財として、ヨドコウ迎賓館と名を改め公開されています。

阪急芦屋川駅から徒歩5分。
山の斜面に建てられてるので駅を出たらすぐ見えてきます。
ちょうど今の季節は木々が色づいて、ライトの白い建築が映えますね。
ちょっと感動的な瞬間です。
そしてなんとそこに続く坂道の名前が「ライト坂」!愛されてます。
中は撮影禁止だったので載せられませんが、本当に素晴らしい空間でした。
「神は細部に宿る」
という言葉がありますが、まさにライトの建築に当てはまる言葉だと思います。
天井近くに連立する小さな小窓や棚の格子、ドアの取手。
隅々までライトの魂を感じられるような。
ディテールから全体が構築される建築というのをまざまざと見せつけられました。
屋上から見える景色は素晴らしく、大阪湾まで一望できます。
やー、行ってよかった。とても気持ちよかったです。

フランク・ロイド・ライト。
彼はコルビュジエ、ミースと並ぶ近代建築三大巨匠に数えられます。
3人の中でも最も作品数が多く、そのバラエティの豊富さによって、彼は3人の中でも最も掴みにくい人物と言えるでしょう。
さらに彼を謎足らしめてる点に、あまりの独創性により、追随者が育たなかったのも大きいこともあります。コルビュジエやミースの場合は、ちゃんと受け継がれてる感がありますが、ライトを継承していると言える建築家はちょっと見当たりません。
その彼の現存する作品を見れるのはなんとアメリカとこの日本のみ。
日本には3つ、現存するライト建築があります。
1つは愛知にある明治村内にある、元帝国ホテルの玄関。
それから東京にある自由学園。
そして今回紹介したヨドコウ迎賓館、旧山邑邸。
帝国ホテル玄関はすでに鑑賞済み。
あとNYのグッゲンハイムも行ったので、今回ライト体験は3度目。
日本に現存するもう1つの自由学園もいつか行ってみたいですね。

ヨドコウ迎賓館に関しては公式HPをご覧下さい。
毎週水・土・日・祝日しか開いてないのでご注意を!
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