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Marc Quinn @ Trafalgar Square's fourth plinth







場所はトラファルガー広場。
ナショナルギャラリーの目の前にあり、多くの地元民や観光客で賑わうこの広場にはネルソン提督の像を囲むようにして4つの台座があり、その上にそれぞれ武将の騎馬像が乗っている。1841年に建てられたこれらの像がとりまくこの広場。しかし1つだけ何も乗っていない台座がある。今回はその「4つ目の台座」のお話。
実は当事予算オーバーで4つ目の像を作る金がなかったというなんとも単純なお話なのだが、そのまま100年以上も台座だけのままで放ったらかしにしてたというのはなんともイギリスらしいお話。しかしやっぱ何もないではさびしいということで、90年後半からプロジェクトが始動。なんと4つ目の台座には現代美術の作品を置こうというのである。こうしてその4つ目の台座を賭けて、熾烈なアーティスト同士の戦いが繰り広げられてきた。過去にはUKレポvol.1で紹介しているホワイトリードの作品も置かれたりしたが、またそのまま空っぽの状態になり、そして去年の秋に復活。今回選ばれたのは、自分の血で像を作ったりと何かと話題のターナー賞受賞者マックイーン氏。そして置かれたのが写真の作品。実際の人物の像らしく、彼女は生まれつき両腕両足が短い障害を持ち、この像は彼女が妊娠8ヶ月の時のものらしい。昔からミロのヴィーナスなど腕のない像が存在してはいるが、なんとも彼らしい毒のある作品。でも実際見てみたら本当に美しくて広場に相応しい作品でした。それにしても政府がこうして重要なところに現代美術をもってくるイギリスって本当にすばらしいな、と思う。この夏からはトーマス・シュッテ氏が担当。
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