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BIENNALE DE LYON 2007

フランスの第2の都市リヨンで開かれるリヨンビエンナーレに行ってきた。
9回目の今年のテーマは「THE HISTORY OF A DECADE THAT HAS NOT yet BEEN NAMED(未だ名も無き10年の歴史)」。これに対し66人の批評家やキュレーターが「プレーヤー」として招かれ、それぞれが「今の時代を最も表している」作家を選出するという、ゲーム形式の展覧会。よくわからん。
リヨン市内にある4つの会場で行われた今回のリヨンビエンナーレですが、正直、テーマが漠然としすぎてちょっとわかりにくいのと、意図的なのか、キャプションが作品と離れて貼られていてどれが誰の作品だかわらりづらかった。それから全部フランス語・・・わかるかー。ってことで報告も漠然として感想しか書けません。あしからず。

Musee d'Art Contemporain

まずは最も市内から離れてる現代美術館へ。
入り口にさっそく曲がったトラックの彫刻がお出迎え。誰のか忘れた。
チケットを買いまず1階へ。このフロアが本当につまらなくて、初っ端から不安がよぎる。ひとつとして印象に残るような作品がなかった。映像作品のヘッドフォンがフィットせずに投げつけた記憶しかない。
そして、この美術館の問題がなにより動線が悪い!
上に上がるのにいちいち来た道を引き返さなければならない。しかもエレベーターのみ。
仕方なく最上階3階へ。ここらへんから中々見れるものが増えてきて安心。
しかし相変わらずキャプションの位置がわかりづらい。
見つけてもフランス語でコンセプトがわからない。国際展だぞ、国際展。
Fabien Giraud & Raphael Siboniの飛行機一機まるごと使った大掛かりな作品は凄かった。マテリアルも内容もわからなかったけど。
あと、ソニーの液晶テレビのCMに使われたグラスゴーにあるビルを映した映像。
ってかこの映像より、その元のソニーのCMがマジですごいんです。
日本ではやってないんかな?コレ。


メイキングもあり。


前からこれどうやって映してたんだろう、って思ってたけどマジでやっちゃってたんですね。
サンフランシスコの坂道に25万個のスーパーボールをこぼしたやつ。といい、ソニーのCMこっちの方がすごい。


こっちもメイキングあり。


CG全盛の時代にこんなことを生でやっちゃうのが素晴らしいですね。日本もこれくらいやればいいのに。って話がそれてますね。

2階へ。このフロアは一番凄かった。まず入るとヘッドフォンが渡されて、音楽が流れてるんだけど、部屋が変わると音楽も自動的にチェンジ。これはこれですごいが、5部屋くらいこの作品のために何も展示せずにおいたキュレーション側の勇気がすごい。
そして、その先には、Ranjani Shettarによる、蜘蛛の糸のようなインスタレーション。小さなボールがたくさんついてて視覚的におもしろい。
そしてついにティノ・セーガル。今回はどう来るか、とドキドキしてたんだけど、部屋入ってもとくに何もなかった。ダン・フレイヴィンやダン・グラハムの作品が置いてたけど、それが彼の作品?それとも「ボンジュール」と挨拶してきたあの係員?わからん。。。現代美術館はそんな感じ。

La Sucriere

川岸の開発地域にある倉庫を使っての展示。
横トリを思い出した。同じくらい会場まで歩いた。シャトルバスも出てたの知らんかった。
倉庫の壁にはJosh Smithのグラフィティが。ちゃっかり自分の名前書いてる笑
こちらは現代美術館より誰がどの作品かわかりづらかったです。。。
入ってすぐにあるのはウルス・フィッシャーの彫刻。相変わらずわからん。
Brian Jungenによるスーツケースを縦に連ねた彫刻やCinthia Marcelleの服と景色が同化したカメレオン的写真や、この春サーペンタインでやってたJennifer Allora & Guillerrmo Calzadillaの彫刻、名前忘れちゃったけど、人口ミニ庭園みたいなものを作ってた人、あとうちの前のチューターのHilary Lloydによる洗車の場面ばかり撮った写真プロジェクションなどもあったけど、最も輝いてたのは、昨年のバービカンのThe CurveやバーゼルのUnlimitedで僕の評価がぐんぐん上がってるThomas Saraceno。今回は透明のバルーンのようなものをたくさん組み合わせた作品。実際これで飛行実験みたいなこともしたみたい。実際機能してるところを見たかったけど、展示風景が単純に美しくて、とてもよかった。サルセノはこれからも要注意だ。

Foudation Bullukian

この辺から意識朦朧となりながら回ってて、着いたらビデオアーカイブしかなくて、どうしてやろうかと思ってたら、隣の庭にLiu Weiによる古いドアで出来た大きな家の作品があって、塩田千春やん!と思いながら、でもこういうの好きだわー、と思いながら意識朦朧となりつつ見てました。中には学校の机みたいなのが置かれてるのが、薄汚れたガラス越しになんとなくわかる。これどっから持ってきた扉たちなんだろう。コンセプトがこれまたフランス語で書かれてるからわからーん。

Institut d'Art Contemporain(IAC)

ここまで来ると頭痛まで始まり、館内でバファリン飲みだす始末。テンション低。
ってことで作品も残念ながらあまり覚えてないんだけど、2005年のターナー賞受賞者サイモン・スターリングの作品が出てたのはかろうじて思い出せる。でも35mmフィルムが動いてなくて、フィルムの展示があって、彼お得意の長ーいテキストが書かれてて、途中まで挑戦したんだけど、こっちは頭いてーんだよ!ってことで25行目あたりで投げ出す。結局わからんかったけど、マルセル・ブルータスに関連する作品だったそうな。

そんなこんなのリヨンビエンナーレ。やる気なさ気な報告で申し訳ない・・・。ロンドンのアート週間の疲れがここにきてどっと出たって感じ。にしてもリヨンはとても素晴らしい街だった。

La Sucriere近くでビュレンの展覧会が開かれてた。
光のファイバーでこれまたストライプ。綺麗だった。やっぱフランスはビュレンだ。
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