DAMIEN HIRST @ WHITECUBE


ロンドンに来てよかった。
ついに念願のデミアン・ハーストの個展が2つのホワイトキューブで同時にスタート!
昨日はオープニングってことで早速駆けつけて来た。
まずはホクストンスクエアの方で4時からスタート。
ホワイトキューブが全精力で臨む今回の展覧会。早くも今年一番の目玉展覧会なんじゃないだろうか、と思わせる駆けつけた人の多さ。入場前から既にギャラリー前に長い行列が。アサヒビールが協賛になってて、観客には無料でビールが振るまわれる。太っ腹だよアサヒさん。ごちでした。
4時になり入場開始。
入って即目に入るのは牛のホルマリン。
矢がぐさぐさささってるもので、あー、去年の感じねという感想。
他にも手術室の作品や、牛のキリストよろしく十時に貼付けられたホルマリン作品3点組など。こういう物語的、装飾的な着色は彼の作品のテーマである「死」を単純に弱めてるだけだと思う。
壁には細胞の顕微鏡写真にカミソリやらを貼付けた平面コラージュ。
2階には彼の息子の出産シーンのペインティング。これも弟子が描いたものでどうなんかな?って感じ。普通に写真飾ったらええのに。ってか弟子が描いたのにハーストの作品としてすごい値段で売買されてるマーケットってどうなんだろう?っていう単純な疑問。ペインティングって直に作者のタッチが現れるものだから、代替不可能なメディアだと思うんだけど。こういう考えは古いのでしょうか。
まあ、こっちの展示は個人的にはイマイチでした。

さて、続いてセンターの方のホワイトキューブへ移動。こっちは6時から。
着いたらまだ人もほとんどいなくて拍子抜け。でも早めに並んでおいて正解だった。開場時間間近になって続々と詰めかけすごい列になってた。そしてこっちには当日200人限定でしか見れない作品が置いてあったので、前から5番目くらいにいた僕らは余裕でチケットもらえた。期間中はオンラインで要予約。
時間になって入場開始。こっちにも例のペインティング。なんだかな。
ホルマリンの鳩はとてもいい感じだった。浮遊感が不思議。
そして地下へ。
この地下がやばい!デミアンのベストアルバム状態!
まず目に入るのがでっかいサメのまっぷたつのホルマリン!
これこれこれこれ!これが見たかったのだよ!
まっぷたつに裂かれたサメの間を通るのは本当不思議な体験。
その他にも黒い羊のホルマリンや牛の上半身(?)のホルマリン。
いやー、マジで嬉しい。ロンドン来てから1年目。ようやくこれが見れました。やっぱそのまま動物の死を見せるのが彼の真骨頂ですよ。ハースト的にはもうほとんど関心は失せてそうだけど、もはやリップサービスみたいな感じだった。でもやっぱそれが真実。人々が見たがってるのは実際これですからね。
他にも魚のケースや蝶の作品も前の時より断然イイ!
ホルマリンの作品はグロいっちゃーグロいんだけど、単純にホルマリンによってビジョンが揺らぐ感じがとても美しい。にしても普通に子供とか来てたけど、こんなの見たらトラウマになるんじゃ・・・。
壁にかかってた、コラージュなどには全然目がいきませんでした。
やっぱもう新作には輝きがないなー。
地下の展示を堪能し一旦外へ。
先着200名のみが見れる今回の多分一番の目玉の作品を見るために上の階へ。
上はいつもVIP用なので一般人が入れるのはこれが初。テンション上がるわー。
そしてそこに飾られているのはダイヤモンドでコーティングされた骸骨。
まあ、もう趣味の悪さ全開って感じですがね。金使い放題やな。
120億だそうです。。。

ロンドンアートに僕が興味を持ち始めたのはやはりこの人のホルマリンの作品が最初。それから約3年。ようやく出会えて本当に幸せでございます。7月7日まで。あと5回くらいは観に行きたい。

写真は搬入中の模様。左に写ってるのは多分ホルマリンのタンク。
こっそり撮ろうと思ってたら思っきしシャッターたいてしまって、一目散に逃げた。
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