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「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」@ 京都精華大学ギャラリーTerra-S

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京都で観た展示まとめ。
意外に観るもの多くて疲れた。。。

「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」@ 京都精華大学ギャラリーTerra-S
(-12/28)
百年ぶりの母校へ。
久々過ぎて色々感慨深かったけれど、自分が通っていた頃と全く変わってない所と変わり過ぎてる所の差が大き過ぎて情緒がおかしくなりそうでしたw
特に今回の展覧会がやってた明窓館が新しい建物になってて、中が異常にオシャレで素敵なカフェまで出来てて、まるでちゃんとした大学みたいで衝撃。。。
それはともかく今回の展示、今回の京都滞在で観た展示の中でも圧倒的に良かった。
遠くまでわざわざ来た甲斐があったというもの。
3人とも僕が卒業した精華大学の洋画出身で、塩田さん金沢さんは先輩、ソーさんは後輩にあたります。
ソーさんなんかは2019年卒業ってこないだやないかい!
先日√kで観た彼の展示が良過ぎて今回も期待して行ったけど素晴らしかった。
本展のタイトル「Fathom(ファゾム)」は、人が両手を左右に広げた時の幅に由来する「身体尺」のひとつで、水深を図るのに用いる単位(6フィート=183cm)を意味している。とのこと。
このFathomを最も表していたのが冒頭に展示してあったソーさんの「Bleaching#1」。
黒く染めたコットンに自身の身体をトレースしたもので、隣のドローイングも画面の真ん中から左右の手にパステルを握って両腕のストロークで描いたもの。
どちらも身体尺をそのまま使った作品で、そのテーマは「My body, your smell, and ours」でさらに展開していました。
様々なハーブが載せられた土偶を思わせる器たちが床に置かれていて、それらの香りが鑑賞者の往来で混ざり合うことで他者の身体を感じる展示。
√kで観たヘソの映像インスタレーションも相変わらず良かった。
金沢さんは、新聞紙を鉛筆でところどころ塗りつぶして夜空のように描いたドローイングで、森美の「地球がまわる音を聴く」展でも観たけど、今回の展示の方が圧倒的に良かった。
特に大画面の作品が圧巻で、この黒い画面を挟んでソーさんの黄色と塩田さんの赤が映えてて素晴らしかった。
塩田さんは相変わらずのクオリティで、今回は赤い毛糸で空間を編んで、その中に1000枚の夢について書かれた紙を巻き込んだインスタレーション。
今回特別だったのは、前面のガラス窓をそのまま開け放しにして風景を取り込んでるところ。
これまで彼女の作品は閉鎖空間の中で没入するようなものが多かったけど、今回は外の風景を取り込むことで明るい部屋になってて面白かった。
三者三様ながら、身体の延長のようなものを感じさせる展覧会としてよくできた展示でした。
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和を以て物語をなす @ 瑞雲庵 (会期終了)
先月初めに開催されていたACKの関連企画。
昨年hakuで観て作品まで買ってしまった松井照太さんが出てたので行ってきました。
企画は渡邊賢太郎さん。
京都を拠点にhaku kyotoギャラリーディレクターを軸として、インデペンデントのアートディレクター・キュレーターとしても活動している方。
それで松井さんが出品されてたのかと納得。
それにしても会場となってる瑞雲庵という建物がまたすごい。
西枝財団というところが管理していて、築100年の木造2階建ての民家と蔵からなる建物。
もともと両替商の邸宅だったそうで、茶室と庭もあります。
毎年春と秋に若手のキュレーターにキュレーションさせて展覧会を開催してるそうな。
展覧会自体、ほとんど無理なく空間に作品が溶け込んでてとても良かった。
そして改めて松井さんやっぱり良いなぁと惚れ惚れ。
まさに水石を自で行く姿勢が素晴らしいです。
庭にも岩があるので和空間とほとんど違和感がなかったのも素晴らしい。
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イケムラレイコ 愛のあゆみ @ 京都 蔦屋書店 (会期終了)
河原町の高島屋に出来た蔦屋書店のギャラリーでやってた展示。
あまりこの人の作品好きじゃないけど、今回出てた抽象画はどれも良かった
詩を元に描かれたとのことだったけどそれはよくわかりませんでした。
それにしても蔦屋も下のまんだらけも東京のに比べたらやっぱりしょぼい。。。
上に任天堂のショップ(?)も出来てたりしてサブカルに全振りな姿勢は悪くないと思いますが。
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三沢厚彦展 @ AMMON KYOTO (-12/24)
アレックス・カッツ 京都展 @ 有斐斎弘道館 (-12/6 要予約)
「Ground Zero」@ 京都芸術センター (-12/10)
最後3つまとめて。
三沢さんは通りかかったので観たけどやっぱりで?ってなっちゃう。。。
カッツもホックニー同様やっぱりおじいちゃんの趣味かなぁ、って感想。
会場の有斐斎弘道館がすご過ぎ。カッツの名前の入った暖簾が良かった(そこかよ)
芸術センターの展示は戦争をテーマにしててとても攻めてるけど難し過ぎてよくわからなかった。。。
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