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アニッシュ・カプーア in 松川ボックス / 吉國元 根拠地 粟津邸ではじまる / 紫牟田和俊展 @ space23℃ / 伝統のメタボリズム〜言葉と文字〜 @ SHUTL

最近立て続けにアートx住宅建築を観たのでまとめて。

アニッシュ・カプーア in 松川ボックス (-2024.03.29・予約制)
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お客さんのインスタのストーリーで行かれてて、何じゃこりゃ!?となり即調べた展覧会。
カプーアの展示が近所(早稲田)で!!
しかも会場になってる松川ボックスは1971年に竣工した宮脇檀による建築で、1979年には建築学会作品賞を安藤忠雄の「住吉の長屋」と同時に受賞作とのこと。
これまで一般公開されることのなかった場所がなぜ展覧会会場に。。。
しかも開館時間が水・木・金の13時から17時で1時間の予約制。
まともに働いてる人には難易度の高い設定だけど、昼間フリーな私にはむしろ最高な時間帯だったので早速予約して行ってきました。
場所は西早稲田駅から徒歩10分以内の住宅地。松川ボックスで検索すると普通に出ます。
赤い門が目を引きます。
外観はまるで茅葺き屋根を思わせる形のコンクリートでできた屋根が特徴的。
中に入るとトップライトが部屋を照らしています。
どうやらインディペンデント・キュレーターの清水敏男氏がオフィスとして利用していて、今回は展示会場としてオープンしてるみたい。
展示されてる作品は3点で、絵画2点と彫刻1点。
ペインティングは近年取り組んでるもので、正直微妙。。。1階と2階に展示されてます。
彫刻はカプーアの真骨頂のミラーの作品で和室に展示されてます。撮影不可。11月末には展示から外されるらしいのでこれを観たい人はそれまでに予約してください。
建築は半世紀経ってるのもありやや傷み気味で、当時の和のテーストが所々にあって正直ややダサめ汗
僕的にはあまり満足のいく展示ではなかったけど、まあ中々ない機会なので是非。
予約はこちらから。1000円現地払い。

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吉國元 根拠地 粟津邸ではじまる (-10/29)
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粟津潔の自宅兼アトリエがアートスペースとして開放されてると聞いて行ってきました。
場所は読売ランド前駅から徒歩15分ほど。
かなりアップダウン激しいので足の悪い方は中々難しいアクセス。。。
辿り着いたそこは住宅街の中に凛と佇む白い建物。
設計は原広司で1972年竣工。
入場料1000円を払って中へ。
半世紀の傷みはややあるものの、トップライトが入る明るい内装。
坂道に建ってるので、入口から入ってどんどん下に降りていく構造で、自分が何階にいるのかたまにわからなくなります。
基本的にシンメトリーな構成で、まるで神殿のような高貴さがあります。
現在はご子息の粟津ケンさんが所有・管理されています。
以前スタジオ35分で粟津潔展がやってた時にお会いして少しお話させて頂きましたがとても気さくな方。
当日もいらっしゃって訪問者を案内されてました。
そして今回柿落としとなるのが、35分でも展示されてた吉國元さん。
アフリカのジンバブエにルーツを持っていて、ブラックの人を中心に描いた色鮮やかな作品群が白い建物に映えます。
それにしても、こんな行きにくい場所なのにめちゃくちゃ人がいてびっくりしました。。。
これまで公開されてなかっただけに注目も高かったのでしょうね。
ほとんどが建築関係と思しき人たちで、吉國さんの作品をちゃんと観ていたのか謎。
建物がこれだけ個性的だとやっぱり純粋に鑑賞するのは中々難しいかもしれません。
とはいえ今後も若手を中心に展示されていくようなので気になるスペースではあります。
インスタレーションとか彫刻とかの展示も観てみたいですね。
次回はKarimoku New Standardの展示(11/5-12)で入場無料・要予約。こちら

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紫牟田和俊展 @ space23℃ (会期終了)
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以前から気になってたけど中々行く機会のなかったspace23℃へ。
ここはもの派の作家として知られる榎倉康二の奥様榎倉充代が2000年に開廊したギャラリー。
等々力駅から10分ほど歩いた住宅街にあります。
Googleだと家の裏側に連れて行かれて焦りましたが何とか探し当てました。
ギャラリーといっても実際に榎倉康二の家兼アトリエで、行くと「榎倉」という表札がかかってます笑
当初は実際アトリエの中で展示されてたそうなのだけど、2017年からはギャラリーを新設して榎倉を初め様々な作家の展示を不定期に開催しています。
ギャラリーは小ぶりではあるものの、トップライトが入って、角もアールでこだわりを感じる空間でした。
この時は榎倉の元教え子だった紫牟田和俊氏の作品展。
さすが榎倉のギャラリーで展示するだけあってミニマル。
箱と作品がセットになってるインスタレーションでした。
実際作家さんもいらして、展示見てたら奥様がコーヒーを持ってきてくれました。
中々行きにくい場所だったけど、ずっと気になってたので行けてよかった。金土日のみ。
現在は歳森勲展が開催中。11月5日まで。

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伝統のメタボリズム〜言葉と文字〜 @ SHUTL (-11/5)
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昨年老朽化により惜しまれながら解体されてしまった黒川紀章の代表作でもあった中銀カプセルタワー。
僕も一昨年内部見学させてもらいました。本当に行っておいてよかった。その時の様子はこちら
カプセルのいくつかは購入されて保存されています。
そのうちの二つが今月オープンしたSHUTLという施設に入っていて公開されてます。
ここは松竹の持ち物らしく、今後このカプセルを展示スペースとして使用していくとのこと。
その柿落としが「伝統のメタボリズム」という企画。
第三弾まで予定されてて、今回はその第一弾として「言葉と文字」をテーマに、最果タヒ+佐々木俊、松田将英、三重野龍が参加。
2基のカプセルはそれぞれ「CAPSULE A - A906 (ORIGINAL)」と「CAPSULE B - A1006 (SKELETON)」と名付けられてて、前者は竣工当時の内装に修復されてて、後者は剥がされてスケルトン化された生々しい姿で設置されてました。
展示は正直かなり微妙だったのでノーコメント。この調子だと今後もあまり期待できないかも。。。
まだ中を観たことない人は観に行ってもいいかもです。
Aは基本1人づつしか入れないので並びますがBは並ばず土足のまま入れます。

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おまけ。
住宅の域を遥かに超えてるし、展示でも何でもないんだけど、誕生日で小笠原伯爵邸に連れてってもらったのでここに載せときます。マジで最高だった。。。

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