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Satoru Aoyama @ One in the Other


ギャラリーひしめくイーストエンドのVyner Streetへ。
昔初めてロンドン着た時にここに来て、ギャラリー軒並み閉まっていたという苦い経験があるためちょっと敬遠していたところ。ここで日本人作家青山悟氏の展覧会があるってことでリベンジ。今度は開いてました。
青山さんはロンドンの名門ゴールドスミスのテキスタイル科を卒業し、最初はファッションとしてのテキスタイルを目指していたが、いつの間にかファインアートに傾倒。現在に至る。
彼の作品はもの凄く細かい刺繍。
風景から人から何から何までをミシンを使って縫い上げる。
最近こういった技術系の作家が多くなってきたように思う。特に日本のアートシーンで。須田さんや小川さんの活躍もそんな感じ。
現代アート3大巨匠といえば、デュシャン、ウォーホール、ボイスであるが、彼らのやったことっていうのは、普通の人でもアーティストになれる、ということを示したことであった。技術なんてなくても、トイレにサイン入れたり、絵はがきをひたすら何枚もプリントしたり、木を植えたりするだけで作品になる。まさに錬金術である。
日本のアートシーンがこうやって技術に向かっているのは、そうした作品も今やクラシックとなりつつあるのだろうか?だとしたら中々おもしろい傾向だな、と思う。時代は行ったり来たりを繰り返す。
話は反れたが、肝心の展覧会の話。
確かにそれらの刺繍の細かさは圧巻だが、それだけ、といった感も否めなかった。「がんばったね」と言われれば終わりな気がする。もっとそれを超えた何かが見えたらもっとおもしろかったんだけど。
でもコーヒーの染みを表現した作品は他の作品より断然おもしろかった。こういう何気ない環境をそのテクニックで再現したらまたおもしろいものになるのかもしれないな、と思った。
One in the Other 5月6日まで。
他のギャラリーも見たけど、なんだかとても薄かった。重厚なものが見たい。。。
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