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光の館 by ジェームズ・タレル

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念願の光の館に泊まってきました!!!
光の館とは、新潟県十日町市内にある、ジェームズ・タレルの作品で、泊まれるタレル作品というのは世界で多分ここだけ!
以前訪れた際は昼間の見学ツアーのみだったので、宿泊するのは積年の夢でした。
宿泊すると日没と夜明けのライトプログラムを楽しむことができます。
近年特にアートホテルと銘打った所が増えてるものの、どれも作品がホテルのパーツになってるだけのような印象で全く興味が湧かないけど、ここは宿泊そのものがアート体験なのでいつか絶対に泊まりたかったのです。

予約は4ヶ月前からスタート。
冬は雪で屋根の開閉がほぼできないので春から秋の土日祝日は即埋まってしまいます。
今回なぜか7月の三連休の初日の土曜日だったのに取れちゃいました。
最大16名まで泊まれて、少人数の場合は他グループと同泊になります。
宿泊料は少しややこしくて、(施設利用料30000円÷組数)+(1人あたりの利用料6000円x人数)+(寝具レンタル料500円x人数)になります。
今回僕たちは5名で参加して、同泊はもう1組のみ。さらにもう1,2組ぐらいいらっしゃるかと思ってたので意外。
というわけで1人1万円弱で泊まれました。組数が多ければ多いほど得するのかも。
この4月から仕出しがなくなったので、ご飯は自分たちで用意する必要があります。
調理器具は一通り揃ってますが調味料すらないので、できることは限られますね。。。
僕らは駅近くのリオン・ドールという大型スーパーで酒も含めて大量に買い込んで、タクシーで向かいました。
駅から光の館までは車で大体20分くらい。
光の館の周辺にはマジで何もないです。。。
チェックインは15:45-16:30。
玄関からすでに雰囲気があります。。。
周囲の環境もすごい。

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屋根の開閉する12畳の広間に一旦集合。
ここで全員に説明があります。
まず、肝心のライトプログラムのお話。
この後18:44から日没のプログラムがあるのだけれど、スタッフさんは帰られるので屋根の開閉は自分たちで行うとのこと。
衝撃だったのは夜明けのプログラム。
なんと開始時刻が3:31。。。。!!!!
これには一同絶句。。。
早いとは思っていたけどまさかの3時台とは。。。泣
季節によって時刻は変化するので、夏至とかだったらもっと早かったのかな。。。

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その後施設の案内。
12畳の広間の他に2つ部屋があり、どちらに泊まるかはグループ同士で話し合い。
同泊のお二人は大阪からの中年カップルで、そこまで歳も離れてなくてとても良い方々で一安心。
話し合いの結果、広間はフリースペースにして、2階の部屋がカップルさん、1階の部屋が僕らの寝床になりました。
全体が「陰翳礼讃」をテーマになっていて、どこもかしこも間接照明。
この光の感覚が見事にタレルの作品と合っていて、日本家屋とタレルがここまで調和するのは驚き。
細部もめちゃくちゃ凝ってます。

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風呂もすごいことになってるのですが、これは泊まってみないとわからない。
水面が揺れて緑の水平線が揺れるのが美しかった。
これも入る順番等話し合い。

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スタッフさんも帰られ、そうこうしているうちにライトプログラムの始まる18:44に。
以前直島の地中美術館でも体験したけど、ここではなんといっても畳の上で寝転びながら見れるので超贅沢。
写真や映像では全く映らないけど、目は補色をとらえてしまうので、例えば壁が青く照らされると空が黄色がかったり、緑に照らされると赤くなったりと、脳って不思議。。。
1時間半のプログラムで、最後は真っ黒な空がのっぺりと四角く切り取られたみたいになって不気味でした。
それにしても雨じゃなくてよかった。
4ヶ月前に予約とるから天候が読めないし、雨だったら開けられないので。
そして問題は夜明けのプログラム。。。
3時半に目覚ましして、皆布団背負いながら這うようにして広間へ。
好きで来てるのに、まるで拷問笑
「なんでこんな目に。。。」とか言いながら鑑賞w
途中隣の友人がうつ伏せになってて笑った。
それにしても寝起きにあのドギツイ光はキツかった。。。
写真いっぱい撮ったけどあんまり意味ないので友達が撮ったタイムラプスの映像貼っておきます。

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そんなこんなで光の館体験終了!!!
朝焼け見てチェックアウトまで無理矢理寝て、次の日運転は超絶キツかったけど、積年の夢が果たせて最高でした。
こんなハードな旅に付き合ってくれてみんなありがとう!

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