2023年の越後妻有

2009年以来実に14年ぶりに越後妻有に行ってきました!!!
↓↓↓2009年の記事↓↓↓
越後妻有トリエンナーレ2009 1日目(十日町・松代エリア)
越後妻有トリエンナーレ2009 2日目(十日町・中里・津南・松之山エリア)
越後妻有トリエンナーレ2009 3日目(十日町・川西エリア)
最大のお目当ては次の投稿においておくとして、今回はこの14年で増えた作品を中心に回りました。
上の写真は牛島達治の「観測所」に登る夏休み感全開の筆者。
十日町に着いてすぐ向かったのはキナーレ。
原広司+アトリエ・ファイ建築研究所設計のこの建物自体は前も来たんですが、2021年から「越後妻有里山現代美術館 MonET」としてリニューアルしたのです。
行った時はカタルシスの岸辺が企画展してたけどよくわからなかった。
中に入るとゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーの作品が浮いてて、入館料払って中に入ると目[me]や名和晃平、森山大道、イリヤ&エミリア・カバコフ、カールステン・ニコライらの作品があります。
昨年修学旅行世たちが破壊して話題になってクワクボリョウタの「LOST #6」もありました。
どうせならそれを受けて作られた「エントロピア」が観たかったな。
まあ、全体的にどれも観た事あったりで感動もそこそこ。
屋外プール(?)の床絵はレアンドロ・エルリッヒ。ふーん。
最後ショップから出てきたら大学の同級生がいてめちゃびっくりしましたw
アート村狭すぎwwww






















続いて最近亡くなった2人の巨匠の新作。
まずは2021年に亡くなったボルタンスキーの「最後の教室」へ。
前も観たんだけど、2018年に「影の劇場 〜愉快なゆうれい達〜」が追加されてました。
そして今年の5月に亡くなったイリヤ・カバコフの2021年末に完成した「手をたずさえる塔」。
コロナ禍の中、「人々のつながりを表すモニュメント、人々がお互いの違い、彼らの問題、関心については平和的に話し合うのを促すためのモニュメント」というコンセプトで出来上がった塔。
この完成の数ヶ月後にカバコフの故郷であるウクライナがまさか戦争に見舞われるとは思いもよらなかったでしょうね。。。
中には絵本作家らしい可愛い絵と、世界中で実施されてきたプロジェクト「手をたずさえる船」のミニチュアが展示されてました。
夜になったらライトアップもされるそう。
まつだい能舞台ではカバコフの展示がやってたけど気力なくて見れず。
東弘一郎の「廻転する不在」だけ乗りました。
詳しくは下の記事にて。
カバコフの夢は越後妻有でひらく
《手をたずさえる塔》完成 ――《カバコフの夢》が完結する










最後は2018年に発表されて以来すっかり「映えスポット」となった清津峡トンネルを利用したMADアーキテクツの「Tunnel of Light」。
やはりどこの施設よりも人気で人々で溢れかえってました。
休日は予約者しか入れないっぽいので必ず予約しましょう。こちら。
この日はめちゃくちゃ暑かったんですが、トンネルの中は涼しくて快適。
トンネルは怪しいライトで照らされてて、いくつかの見晴所があるんだけど、有名な「映えスポット」は最後の見晴所。
水面にトンネルから見える絶景が反射して、壁もステンレスで覆われてるので光が綺麗。
とはいえ、実際行くとこんなもんか。。。ってなります。
映えるものほどそんなもんなんですよね。。。
でもまあ、撮るとやっぱり最高に映えちゃう笑
この時には皆疲れ果てて、入口の小屋もスルーしちゃった。。。













というわけで次回はジェームズ・タレルの「光の館」!!