ビルバオ・グッゲンハイム


今や伝説と化したビルバオグッゲンハイムへ行ってきた。
NYグッゲンハイムのフランク・ロイド・ライト。
ビルバオグッゲンハイムのフランク・O・ゲーリー。
この2つの建物はファインアート業界の中でも有名な「事件」で、僕が建築にハマる大分前から知っていて、是非行ってみたいと思っていました。
何が「事件」って、まあ上の画像見ればわかりますよね・・・。

街中にいきなり現れるモンスター。


まず最初に迎えてくれる番犬。ジェフ・クーンズ作。


正面玄関。


ハイウェイをも巻き込む建築。僕の一番お気に入りの部分。


ブルジョワ作大蜘蛛。六本木ヒルズにもあるけど、この場所に似合いすぎてた。まるでこの建物から生み出されたかのよう。恐ろしい。


レストランの椅子。もちろんゲーリーデザイン。


いやはや噂には聞いてたけど本当にすごい美術館でした。
中もすごかったので写真撮りたかったけど写真不可だった。残念。

で、中でやってたのがこれまたキーファー。
すごいことになってました・・・中も外も。
まずエントランス。3階まで吹き抜けのそのホールに天井に届かんばかりのキャンバス・・・あんなキャンバスありえん。どうやって張るんだ。後ろからみたら破けてたりしてたし。一体この人キャンバスに描く意味あるんだろうか・・・。ちょっとここのエントランスがすごすぎてあまりキーファーの作品が映えてなかったのが残念。
しかし他の部屋はキーファー爆発。
星座シリーズもすごかったし、枯れたヒマワリの作品とかめっさかっこよかった。作品解説で「It's heavy. too heavy to lift by one person」とか言ってたのが笑えた。見たらわかるわ!
他にも階段を天井までぶら下げた作品やらもう搬入壮絶なんだろうな・・・ってのがたくさん。本人の解説で作品をわざと雨ざらしにして朽ちさせるってことも言ってた。どんなスタジオなんだろう。
でもなんといっても大ヒットがドレスを使った作品。ちょっとびっくりした。あれはやばい。かっこよすぎる。木やらフィルムやら色んなものがのってるドレスの群衆インスタレーション。あれはやられた。思い出すだけで鳥肌がたつ。ってかキーファーの着衣を使った作品が好きです。洋服をキャンバスに貼った作品とかもいいし。
あと、鉄のベッドのインスタレーションもやばかった。
キーファー今まで気になるってくらいだったけど、今回で大分好きになった。メチャクチャいい展覧会です。もしビルバオ行くなら絶対行くべき!9月3日まで。
そして同時にセラの大型鉄インスタレーションもあった。あれもすごいわ・・・。大きな鉄の迷宮。一体どれくらいの重さなんだ・・・。連れの1人が大分気に入ったらしく、入ったまま出てこなくて一瞬あせりました笑
ちなみにセラの作品ビルバオ市内にも何個か見つけました。


今までこの美術館そんな良い展覧会がやってなくて、HP見ながらタイミングを見計らってたんですが,キーファーってことでゴーサインが出て、実際もの凄くよかった。今年この美術館10周年らしい。でも特に何もなかった。特別ライトアップとかやってくれてもいいのに。

ところでこのビルバオ市。20年くらい前からアート(アーキ)を使って町おこしをしようというプロジェクトを始めました。まずはフォスターが地下鉄を設計(下写真)、そんでもってこの美術館です。このプロジェクトは大ヒット。観光客が当時の倍、それ以上になった。
「建築やアートで人が呼べる」
このビルバオ市はそれを世界に証明したのです。
それ以降、ただの箱としてしか見られなかった美術館が名建築かによるリノベーションや新建築が世界中に建てられ始めたのです。この町はそのスタートポイント。素晴らしいです。


ところでところで
ビルバオから車で小一時間くらい走ったらゲーリーのこれまたすごいワインセラーがある。時間に余裕があったからレンタカー借りて行こうかと盛り上がってたら店閉まってて断念。。。代わりにそこのワインセラーのワイン飲んできました。ワインセラーでワインを選ぶなんて・・・とても飲みやすいお味でした。
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