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清水裕貴 「海は地下室に眠る」@ museum shop T

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最近都内で観た写真・映像の展示まとめ。

清水裕貴 「海は地下室に眠る」@ museum shop T (会期終了)
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清水さんの展示で国立へ。
このmuseum shop Tは千葉市美にも入ってるアートショップです。
奥にはギャラリースペースもあって、今年出版した小説「海は地下室に眠る」に至るまでを物語を編むような展示。
ここ数年の清水さんの活動歴でもあり、大変に興味深い展示でした。
事の起こりは2017年に稲毛にある旧・神谷伝兵衛邸を訪れたところからスタート。
そこから2021年には実際伝兵衛邸で展示があって、同年のCHIBA FOTOでは千葉市美術館近辺のかつて蓮池と言われた地域をテーマにした「コールドスリープ」を発表。
さらに翌2022年のPGIの個展「微睡み硝子」でも伝兵衛邸の窓がテーマになってたり、ほぼ同時に開催されてた千葉市美の「とある美術館の夏休み」では、なんと「海は地下室に眠る」の中で書き始めていた内容とほぼ合致するコレクションとのコラボレーションという奇跡があったり。
ちょうど僕が清水さんの作品を追いかけ始めた時期とも重なるので、色んな思い出と共に観られてとても楽しかった。
また、当時の作品がそのまま出てたりするので所変われば見え方も変わるのが面白かったですね。
特にCHIBA FOTOのエレベーターで展示してたシリーズはこういう写真だったのか!という驚きも。
中々過去のリバイバルみたいな展示って意外にないですよね。
その中でも伝兵衛邸の窓の写真が物凄く良かったのでついに購入してしまいました。
お店のトイレのドアを作品に合わせて塗り替えて展示しております。
まるでそこに窓が現れて風が通るような作品です。
お店きたらぜひ見てみてくださいませ。


北井 一夫 ドイツ表現派紀行 @ ZEIT-FOTO kunitachi (-6/24)
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清水さんの展示中、国立ではKunitachi Art Centerというイベントが開催されてて、19箇所も参加されてました。
国立にこんなに展示スペースがあったとは。。。
時間もないので気になってたZEIT-FOTOだけ。
ここは元々日本橋にあった、石原悦郎が興した写真ギャラリー。
「写真をアートにした男」という本も出てる通り、オリジナルプリントを積極的に販売した日本で最初の写真ギャラリーと言われています。
それまでは写真集が写真家の作品だと言われていたので大革命だったわけです。
その石原さんも2016年に亡くなられて、日本橋のギャラリーは閉廊。
その後石原さんの自邸がそのままギャラリーになって今に至るわけですが、この自邸が凄すぎた。
背景が凄すぎて写真が全然入ってこないw
とはいえやってる展示は第一回木村伊兵衛賞も受賞した北井一夫と大御所なので集中して鑑賞。
北井さんといえば、学生運動や三里塚闘争といったイメージがあったけど、今回は1979年から1980年にかけて二度、合わせて4ヶ月間の撮影紀行で撮影されたドイツ表現主義建築を写した作品の中から厳選した約60点が展示されてました。
このシリーズは石原さんが撮ってみたらと勧めたらしいんですが、当時全くと言っていいほど人気なかったんだとか。。。
確かに北井さんのイメージからはかけ離れてるもんね。
とはいえエーリヒ・メンデルゾーンのアインシュタイン・タワーなど、その時代を代表する建築が沢山写されていて建築好きは楽しめる内容でした。


江崎 愛 “The worst day” @ Utrecht (会期終了)
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清水さんのお友達でうちのお客さんでもある江崎さんの展示。
「最悪の日」の自分を写した写真群。怖いw
昨今の「映え」とは真逆のいわば「萎え」な写真達。
これを見せられる度胸が凄い。。。


都美セレクション グループ展 2023 @ 東京都美術館 ギャラリーA・B・C (-7/2)
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2012年から毎年やってる公募展。全然知らなかった。。。
今年は友人の堀井ヒロツグが出すというので観に行ってきました。
3組あって今年は糸会浮遊する作家たち自己と他舎が選出。
糸会では伊勢周平と中嶋典宏、浮遊する作家たちでは村上亘の写真が気になりました。
お目当の自己と他舎の展示では、前回のKG+のようなコラボレーションはなくて、個人個人がしっかりとインスタレーションしてました。
チン ユウジュウの映像「軍歌と恋歌」はとてもいい作品でしたね。
しかし何といっても堀井くんの作品本当に素晴らしかった。
KG+でも観た作品がいくつかあったけど、今回初見だった「水の中で目を瞑って手を繋ぐ」と「ミッドナイト・コール(#20230502)」は本当に感動した。
前者はアンティークな漆器に入ってて、本当に美しかったし、何と言っても後者の作品は、忘れかけてた「人恋しさ」という感情が揺さぶられて会場で泣きそうになった。
思えば彼と出会ったのは2014年の銀座での彼の個展で、その頃から考えたら、ここまで濃度の濃い作品を作り上げるようになったのかと思うと本当に感慨深いものがあります。
彼のキャラクターも相まって、彼の写真に籠っている「親密さ」は、どうしようもなく心をかき乱されます。
これからも本当に楽しみ。
25日には鷹野隆大氏をゲストに招いてのトークイベントもあるそうです。ぜひ!

さらに都美ではZEN展の中で、友人の榮一也くんのパフォーマンスも見れました。
おかわりマティスしようかとも思ったけど人が多過ぎたので断念。
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