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イミ・クネーベル、エリック・スワーズ @ KEN NAKAHASHI

11月に行った都内ギャラリー展示まとめ。
今月はアートウィーク東京なるイベントもあり東京も盛り上がってました。

イミ・クネーベル、エリック・スワーズ @ KEN NAKAHASHI (会期終了)
中橋君から聞いた時点から待ちに待ってた展示!
まさか新宿でクネーベルが見られるなんて感謝しかない。。。
実際会場を訪れると息をのむほど美しい展示。。。
今回はライプツィヒにあるGalerie Jochen Hempelとの共同企画で、KEN NAKAHASHIの所属作家でもあるエリック・スワーズが展示のキュレーションを担当してます。
1940年生まれのクネーベルと1988年生まれのエリック。
48歳差の2人ですが、そんな年若の作家に展示を任せるクネーベルの器の広さ。
そしてそれに応えるように目線より少し高い位置に架けられた2人の作品はとても神々しかった。
特にここの自然光の入る空間では、刻々と光が変わるので、観ている間にもどんどん印象が変わっていっていつまでも見飽きない展示でした。
エリックの作品も光を鈍く反射していて美しくて、どの作品も見尽くせいない魅力があります。
クネーベルは流石過ぎて言葉も出ない。。。
雲みたいなアルミの作品は、観たときの軽やかな印象とは裏腹にめっちゃ分厚くて実際めっちゃ重いらしい。。。
このアルミの塊にこんな色をこんな塗り方で塗るなんて。。。センス凄過ぎ。
他の小品もどれも良すぎる。。。欲しいけど買える値段ではないのだけは知ってます。
今回中橋君はこんな巨匠の作品預かるのめっちゃ心労あっただろうけど、本当に素晴らしかったです。改めて感謝。
いつか日本の美術館でも是非観たい!!

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丸山直文 水を蹴る @ ShugoArts (会期終了)
石田尚志 「庭の外」@ Taka Ishii Gallery (会期終了)
池田亮司「data.gram」@ TARO NASU (会期終了)
六本木アート界隈。
森の冨樫義博展ついでに寄ったけど素晴らしい内容。
丸山さん、入った瞬間からため息の出る美しさ。。。
水で水を描いてる。
僕は絵画の縁を見るのが好きなんです。
絵画の生成の痕跡がそこに残ってるから。
ただ、丸山さんの場合、以外にもほとんど縁には染み込んでおらず不思議すぎた。
謎のメジャーのような印が付いてたけどどういう制作過程なのか余計気になった。

石田さんはこれまで絵画のプロセスを映像化してたけど、今回は彫刻でアプローチ。
こちらの方が現実の展示空間にもその彫刻が展示できるのでいいですね。
絵画だとどんどん画面の上で消えていってほとんど残るものないので。
映像と現実がリンクしていくのが気持ちいい。
それにしても気の遠くなるような仕事量。。。

池田さんは青森でも観たので、まあこんなもんかって感じだけど、それでもやっぱり素晴らしい。
これディスプレイごと売ってるのかな??
スタッフルームにかけられてた作品気になったけど作品リストにすら載ってなかった。。。

SCAIのメアリー・コースはよくわからなかった。。。

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飯山由貴「あなたの本当の家を探しにいく」@ 東京都人権プラザ (-11/30)
森美の「ウェルビーイング」展京都の「DAZZLER」と、近年その名前をよく聞く作家の1人が飯山由貴です。
僕は前回のヨコトリで初めて観ましたが、その時の精神疾患を持った妹の映像作品はとても印象に残っています。
実際今回もその作品が展示されてて、改めていい作品だな、と思うと同時に「この家はわたしの本当の家ではない」とか「幸せになることはできない」と言われて、家族としてはどんな思いなんだろう、と想像するととても辛い気持ちになります。
また、初見だった「hidden names」で扱われていた戦前の精神病院「王子脳病院」を扱った映像を観るにつけ、本当にこれは他人事ではないよな、と思うしかなかった。
誰しも少し状況が変わっただけで彼方と此方が入れ替わることなんて容易にあり得ます。
例えば90年までWHOは同性愛を精神疾患の1つとしていました。
当時の同性愛者は家族に精神病院に無理やり連れて行かれて電気ショックを与えられて「強制」させられて、そのまま自殺を遂げた人が何人もいます。
今では考えられませんが、それがたった30年前の出来事だと思うと全く他人事には思えないのです。
この映像を観ながらそのことを考えざるをえませんでした。
そして今回もまた検閲問題が発生しました。
「人権センター」で飯山さんやる時点で覚悟しとけよと思うのですが。。。経緯はこちら
この展覧会、行けない方はインタビュー映像があるのでぜひ。こちら

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サイモン・フジワラ「Who the Bær」@ プラダ青山店 (-2023/1/30)
謎の展開過ぎてついて行けず。。。可愛いけど。
ベアーはどこにでもいて誰でもない偏在性のニューアイコンとして、社会や歴史を含ませる展示だったけどちょっと下手過ぎでは。。。
金沢でもやってるけどこっちは無料なので観るならこっちがオススメ。

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とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう @ 新宿歌舞伎町能舞台他 (会期終了)
最後にギャラリーではないけど。。。
作家の渡辺志桜里が能の演目「翁」を起点にキュレーションした展覧会。
そもそも歌舞伎町に能舞台があるなんて知らなかった。。。
第二会場も歌舞伎町にある閉店したクラブなんだけど、屋上から見下ろしたゴールデン街も凄い景色だった。。。
内容は「翁」を知ってればもっと面白かったんだけど残念ながら不勉強で分からず。
参加作家にピエール・ユイグがいてびびった。2時間強の作品でまともに観られなかったけど。。。
今回初めて知った小宮りさ麻吏奈は面白かった。
能舞台の向かいのラブホで自身の細胞を培養したり、花屋やってみたり面白過ぎ。
街頭ビジョンに培養中の細胞を映し出すのもすごかった。
ユニカビジョンのは毎時50分で放映されるんだけど、歌舞伎町のは15分毎と25分毎ってので待ってられずパス。
クラブの方の飴屋法水らの翁の足拍子をテーマにしたインスタレーションも怖過ぎた。。。
総じてSmappa!グループ凄すぎってのに尽きる。

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