Madrid Airport T4 by Richard Rogers

スペイン到着した瞬間から闘いの火蓋は切って落とされた。
マドリッド空港第4ターミナル。
先日プリツカー賞を受賞したばかりのロジャースの建築。
昨年英国建築協会RIBAから賞をもらったこの空港。さすがに素晴らしかった。
お得意なカラフルな柱と今までになかった有機的なフォルム。
今まで見てきたロジャースの建築の中では一番好きかも。
バスの発着するとこ。光が美しい。

柱。力強いがやわらかい。

中。森の中にいるような感覚。

光が調節できるようになってる。

天井や柱だけでなく色んなところが不思議な形。

外。ここはロジャースらしい。

柱の色がグラデーションで変わっていく。

曲線がいい感じ。

空港を後にして、次に向かったのはMVRDVによる集合住宅。
もう全くもって観光ではないのは明らか。
MVRDVといえば、もうほとんど建てる気ないんじゃないかっていう建築ばかり提案する人たち。実際建ってる建物は数少なく、これはその貴重なもののひとつ。ちなみに彼らの建築は日本の新潟にもあります。



この建築のおもしろいのは、建物のファサードに使われてる素材がそれぞれ違うところ。素材で色を決定してるのはいいなっておもいました。面倒くさそうだけど。
後日彼らの本が本屋に置いてあったので開いてみると、そっこう宇宙の絵が出ててそのまま閉じました。「建てる」って動詞はやはり地上にあってなんぼなんだな、って思った。
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