CHRISTOPH B?CHEL @HAUSER & WIRTH


前々から行きたいと思っていたスイスの大御所ギャラリー、ハウザー&ワースギャラリーのコッパーミル支店に行って来た。このギャラリーは2003年にロンドンはピカデリーサーカスというすごい場所に上陸。そして昨年2号店をこのブリックレーン近くの場所にオープン。元工場をそのままギャラリーにしたその展示室は、ガゴーシアンよろしく恐ろしくでかいと評判だった。
ってことで意気揚々で行ったもののどう見たってその住所に見当たらない・・・。
その住所にはホテルがあって、うわー、こんなとこ泊まりたくねーとかいいながら友達と探してたんだけど、にっちもさっちも見つからない。どうなんってんだー。
30分程探しまわったが見つからず断念。
しかしやはり諦めきれず次の日再訪。やっぱ見つからない。
畜生。。。
諦めきれない小生は、駄目もとでホテルの受付で聞いてみる。
「この辺にあるギャラリーを知りませんか?えっと名前は・・・」
「ハウザー&ワースかい?」
「あ、はい。知ってるんですか?」
「じゃあ、ここに名前書いて」
「はい?えっといや、チェックインとかじゃないんですけど?」
「いいから、ほら」
「は、はぁ・・・」
などという会話が生じ、なんか一筆書かされる。
「書けました」
「じゃあ荷物預かるから」
「は?いや。だからチェックインじゃないって」
「はい、これ受付番号。階段あがって奥まで行きな」
「え?あ、はぁ・・・」

やばいなぁ・・・と思いつつしぶしぶ受付番号を持って階段へ。
でもやっぱりユースホステル。うわーキッチンきたねー・・・ってかこれどういう状況??意味がわからん・・・と思いつつも言われたように奥へ。
するとなんということでしょう!奥には倉庫のような空間が!!
ここがまぎれもなくハウザー&ワースギャラリーだったのです。

ハンター試験かよッ!

というツッコミもむなしく、とりあえずその空間へ。
そこにはもはや高橋知子もかわいく見えるくらいのゴミの山。
ぼろぼろのコンテナ。電線の束。うずたかく積まれた冷蔵庫。
薄暗い空間に満ちる混沌。
実際高橋知子展のやってる会場に近いだけになんとも変な感じ。ちなみにその前日高橋知子展のゴミを収集してきたばかりだったもんで。
ステートメントを読むと、どうやらストリートチルドレンの住む現実をそのまま会場に持って来たというのが趣旨のような。正直100%は理解してませんがそんな感じ。
なんか今テートブリテンでもマーク・ウォリンジャーの作品としてウエストミンスターの前のデモの看板やらをそのまま再現したものが作品として飾られてるんだけど、どこかの環境をそのまま作品として発表するのって、正直それを表現と言えるのかな?ってのが正直な感想。やはり今回の作品も実際の現場で子供たちが住んでるところを見た方が衝撃的だし、テートのやつもやはりウエストミンスターにあってこそのものだと思うし、中々疑問が残った。
にしてもなんだったんだ、あのホテルの入り口は。。。あれもコンセプト?

DAMIEN HIRST @ GAGOSIAN GALLERY
デイビーストリートの小さな会場でデミアンの個展が開催中。
今回は蝶の羽をモザイクのようにはりたくった作品。
んー、やっぱ今のデミアンはセンスのかけらもないです。
昔の蝶が自身によってキャンバスに張り付いていった作品の方が美しいし力がある。昔の自分に勝てないってのは本当に悲惨かも。4月5日まで。


ところで今テートブリテンの展示が熱いです!!
こないだまで展示替えでずーっと閉まっていた常設展示室たちが、久々に昨日行ったら一斉にオープンしてて、もうすばらしい作品の数々が!!!
デミアンはもちろん、アニャ・ギャラッチオのガーベラの作品や、ホックニーの水しぶきの作品、積まれたオレンジを持って帰れる作品なども登場。ベーコンだけで飾られた部屋は圧巻です。こないだターナー賞をとったトマ・アブツの作品も加えられ、ブリティッシュ現代アートのすべてがここに!って感じ。学校が隣なのでしょっちゅう観に行こうと思います。
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