三沢市寺山修司記念館











































青森に行ってきました!!
酷暑の東京からの涼しさは天国そのものでした。。。夏だけ移住したい。。。
巡った順番は逆になりますが、まずは最後に行った寺山修司記念館からご紹介します。
そもそも僕は寺山の作品自体は正直言って苦手な部類です。
あのデカダンスな感じがちょっと食傷気味になってしまいます。
なのになぜだかどうしても気になる人物ではあるのです。
例えば徹子の部屋にゲスト出てた時の映像を見ると圧倒的なカリスマに惚れます。
1967年にはうちの店の近くの末廣亭で「大山デブ子の犯罪」を上演したり、店の階段に貼ってあるポスターに寺山修司記念館のがあったり、なぜか店のオープニングに友人が「身毒丸」の初演レコードを持ってきてくれたりと、やたらご縁があるなと勝手に感じている次第で、やっぱり気になる。
なので寺山修司記念館、一度は行ってみたい場所でした。
で、地図で見ると、車じゃないとどうしても行けない場所、、、。
と思ってたら、土日祝日に無料のバスがあることが判明!こちら。
三沢駅や三沢空港から行けます。
この青森旅行で行かない手はないということで行ってきました。
で、写真の通りなんですが、とんでもない場所でした。。。
記念館すぐそばには牛たちが放牧されてるwww
裏の記念碑へ森をかき分け行くと小川原湖と小田内沼が眺められる絶景スポットだったり。。。
えらいとこきたな、という印象ですが、中も素晴らしかった。
正直企画展示はしょぼしょぼだったんですが、常設展示の力の入れようがすごい。
机が並んでて、その抽斗の中が展示になってるという凝りよう。
どれも感心するぐらい作り込まれてるので、開けていくのが楽しみになります。
他にもキモい展示物だらけでいい感じw
それにしても寺山修司って、三沢には戦後すぐに父方の叔父の住んでた食堂に間借りで住んでた4年間しかいないんですよね。
なぜに三沢にこんな記念館が建ってるのか謎。
まあ、この頃の思い出が「田園に死す」なんかで出てきたりと、寺山にとっては大事な期間だったのかもしれません。
少しでもきになる人はいつか是非行ってみてください。こちら。
そして青森と言えばもう1人、忘れてはならないのが太宰治です。
彼の記念館は五所川原市というところにあるらしいのですが、さすがにそこまで行けず。
青森という土地は、内省して発酵して作品になっていくイメージがありますね。
こうした文豪の故郷のイメージから面白い試みをしているのが八戸市。
八戸市の中心の六日町というところに八戸ブックセンターという施設があります。こちら。
ここはなんと市が運営する本屋さん。
市の施設なのに本を販売したり、ギャラリーがあったり、本の区分も独特だったり、立ち読み上等な感じといい攻め攻めな施設なんです。
中でもすごいのがカンヅメブースという場所で、「八戸市民作家」登録すればそこで執筆ができるというスペース!
他にも「私の本棚」という選書を募集して並べるというのもやってたり。
八戸は三沢にも近いのでぜひ。
特にブックセンターの周りは素晴らしい飲食店が多すぎて沼でした。。。






