佐々木陸朗講演会@AAschool

構造家佐々木陸朗がやってきた!
構造家っていうのは、建築家が出してきた案を実際現実化する際に構造計算やらをする人。名建築家には名構造家ありといっても過言ではないほど、いい構造家に巡り会えるかが建築家にとって大事である。
そしてこの佐々木さんは日本で、世界でも有名な構造家。
SANAAのインタビュー集読んでたら、佐々木さんのこと褒めちぎってる笑 どれだけ無茶なリクエストしても、こっちの期待以上のものがすごい早さで返ってくるとか。どんな頭してんだ。
SANAAとの仕事では金沢21世紀美術館が有名ですね。
しかしまあ、伊東・佐々木コンビの建築はすばらしい。あのせんだいメディアテークや、福岡のぐりんぐりんなど、佐々木さんがいなければ建たなかったんじゃないのかって建築がごろごろ。
特にぐりんぐりんなんてありえん。メビウスの輪のごとくうねるコンクリート。中にいると思ったらいつの間にか外。そんな建築。次日本に帰ったらまず行きたい建築ナンバーワン。スライドで工事現場見たけど壮絶だった。なんて現場泣かせ・・・。
講演会中気になった発言をいくつか。
まずミースの話。佐々木事務所の壁にはミースの建築写真が飾られてるらしい。これだけ無茶な建築の構造やりながら、あの均質なミースの建築にどういった関連性があるのかと。その疑問に佐々木さんはガウディとミースの関連性を唱えていて、ガウディの有機的なフォルムとミースの直線的なグリッドはまったく逆だが、まったく逆って言うのはどこかでがっちりなによりも強いコネクションがあるはずだと。それを見つけられたらおもしろい建築が建ちそうな気がするとおっしゃってました。深い。
それから興味のある建築家は誰かとの問いに、レンゾ・ピアノを挙げてたのが疑問だった。なぜピアノ・・・謎過ぎ。
最後に建築学生に対するメッセージが熱過ぎた。構造家と建築家は同士でありライバルだと。だから喧嘩を売ってくれと。ただしつまらない案を持ってきても相手にしない。建築家が出す案が刺激的でないと、こっちからは何もでない。今その理想的な関係を持ててるのが自分と伊東豊雄だと。うおー、かっけー。
ちなみに途中で見せてた磯崎新氏の建築が、ださい上に伊東さんの思いっきりぱくりみたいなのがあって、どうして佐々木さんがこの人とくんでるんだろうと疑問だった。
これからまたAAにて佐々木さんの展覧会が始まります。絶対行く!

ってか構造家の講演会聞きにきてるファインアート学生なんて僕くらいなんでしょうね・・・。でも実際美術作家と構造家ってまったく関連がないわけじゃなくて、たとえばテートモダンのアニッシュカプーアのどでかい彫刻は、佐々木さんと並ぶ世界屈指の構造家セシル・バルモンドが構造計算してできたコラボ作品だし、建築的な作品つくるにはやはり素晴らしい構造家の力が必要なのです。ってことで将来大きな作品作る時は是非佐々木さんに!(ちなみに伊東さんのサーペンタインパビリオンはセシルとのコラボ)

Alvar Aalto @ Barbican Centre
北欧の名建築家アアルトの展覧会に行ってきた。
この展覧会は坂茂がプロデュースしていて、空間構成が全部紙管でできてるのが熱かった!
にしてもやっぱ建築の展覧会ってぴんとこないわ。実際のものがおけないだけに、写真や模型になるんだけど、うーんって感じ。ずっと坂さんの展示台ばかりみてた(ぉ
それに対してアアルトが手がけた家具はとてもよかった。実物が置いてあるからね。
3月13日まで。坂茂の展示もあるのでそれもお見逃しなく。
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