Tomoko Takahashi @ Hales Gallery


高橋知子の展覧会が始まったので早速行ってきました。
彼女は多分、ここロンドンにおいて最も成功している日本人アーティストと言えるのではないでしょうか。
2000年にターナー賞にノミネートされ、2005年にはサーペンタインで個展。昨年からテートモダンに彼女がNYで発表した「Drawing Room」が常設作品として、一部屋丸ごと設置されてます。
多分日本人アーティストでありながら、日本ではあまり認知度が少ないと思う。こういうのがロンドンのおもしろいところで、ここのアートシーンは、世界のアートの中心でありながら、独自の道を歩んでます。多分世界的には日本人で一番有名な現代美術作家といえば村上隆になるんだろうけど、ここロンドンではほとんど名前を聞くことがありません。そういう独自なところが好きなんですよね。
ちょっと話は反れました。高橋知子。
彼女の作品は言わばガラクタインスタレーション。サーペンタインの時はUK中から集めたゴミ7600個をテーマ別に分けて、作家自身が会場に4週間も滞在しながら彼女のルールに基づき設置していくというもの。最終日にはすべての「作品」が無料で配られ、なんと4000人もの観客が訪れたという。
今回もまた10日ほど滞在し制作。
作品は3つの部屋に分けられる。
まず最初に入った部屋では暗闇の中懐中電灯で照らしながらそのガラクタたちで出来た高橋知子ワールドを観察するというもの。もう本当によくこれだけ集めたな!っていう量。すごいです。
一番好きな部屋が上の写真の部屋。床には写真やファイルなどがばらまかれてるんだけど、その写真たちが全部裏向き。何が写ってるのか気になる。そして写真たちのコラージュ。写ってるのは彼女の過去の作品たち。横の壁にかかったコラージュが個人的には好き。写真をイメージとして使うんじゃなくて、オブジェとして使ってるのがとても面白かった。
最後の部屋は彼女のスタジオの二重撮りの写真や、小さな作品など。スタジオすごろくみたいなのもあった。ってかスタジオがすごいカオスだった。ベーコンほどじゃないけど、なんか彼女のガラクタインスタレーションとスタジオがマッチしておもしろかった。
そして今回も最終日の4日間、最初の部屋のガラクタを配布するらしい。これは行かねば!3月7、8、9、10です。また追って報告すると思います。

ちなみに今回のDM、なんか文字がだらーって作者自身によって書かれていて、なんとなく読んでたら、「個展決まっちゃったけど何やるかわかんないよー、どうしよー」みたいな内用だった笑
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