Chaïm Soutine / Willem de Kooning, la peinture incarnée @ Musée de l'Orangerie










海外に行くと必ず駅の広告をくまなくチェックします。
渡航前にはチェックできなかった生の情報が手に入るからです。
そんな中で見つけたのがオランジュリー美術館のスーティンとデ・クーニングの2人展!
ということで実に15年ぶりにオランジュリーへ。
で、2人展の内容はというと、正直必然性がよくわからなかった。
多分両者ともポートレートから段々抽象になっていくってストーリーを見せたいんだろうけど、別にこの2人じゃなくてええやろ、ってのが感想。
オランジュリー自慢のスーティンコレクションと誰かを比較したかったんでしょうか。
まあ、そんなことよりデ・クーニングをまとめて観れたのは大変良かった。
改めて絵肌の複雑さが本当にすごい。。。
実際の抽象よりもウーマンシリーズの方が抽象度が高い気がする。
この展覧会は来年の1月10日までで、並行して10月13日からホックニー展もやるらしい!
で、オランジュリーといえばモネルーム。
久々に来たけどやっぱりこの部屋はすごい。
これのためにある美術館といっても過言ではないです。
パリの中でも見過ごされがちだけど、ルノワールの代表作「ピアノを弾く少女たち」とかルソーの「人形を抱く子ども」もあるし、かなり穴場ですよ。
ジョアン・ミッチェルの大作があったのは意外だった。めっちゃいい。。。
ちなみにオランジュリーという名前は元々オレンジ温室(オランジュリー)だったからなんだって!
しかし国の美術館のくせに公式ウェブサイトがフランス語しか見つからない。。。










Picasso-Rodin @ Musée Picasso




もういっちょ15年ぶりのピカソ美術館。
カルナヴァレ博物館に寄ったついでに、2015年にリニューアルもしてるしってことで寄ってみました。
展示スペースが2倍になったって聞いてたけど、行った時は3階の常設が閉まってたので、あっさり観れてしまった。
企画展がロダンとピカソで興味ねぇと思いつつ。。。
「形」を模索した二人ってテーマでやってたけど、スーティン/デ・クーニング同様やっぱ無理があるのでは、って内容でした。。。
2人展って結構好きなんだけど、組み合わせむずいね。
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