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高田冬彦くんのこと。

20200531.png

オンラインストアにて映像作家の高田冬彦くんとのインタビュー動画の販売を開始します!
https://aholic.stores.jp

高田冬彦:http://fuyuhikotakata.com
alivevol09pre02.jpg

「高田冬彦に魂がふるえる。」

昨年森美術館で開催されていた高田冬彦のスクリーニングを見て放った僕のツイート。
同時開催の塩田千春展のタイトルが「魂がふるえる」だったのだけれど、その展示を見終えた後に観た彼の作品に僕は完全に「魂がふるえ」てしまいました。
そんな僕のふざけたツイートを見てなんと後日高田くん本人が僕の店を訪れてくれたのです!
そこから親交が深まり、プライベートで遊んだり、あいちトリエンナーレも一緒に行ったりさせてもらっております。

僕が高田くんの作品を初めて観たのは2016年の「キセイノセイキ」。
展覧会自体としては正直微妙で、あまりに内輪な内容に辟易したのを覚えてます。
実際ブログにもほとんど書いてない。。。こちら
とはいえ、唯一鮮明に覚えてた作品があって、それが高田くんの出していた「Many Classic Moments」「Japan Erection」でした。
言語化は非常に難しいんだけど、ひたすら胸がザワザワしたのを覚えています。
そのザワザワは消えることなく残っていて、それが去年の森美で再会したのです。
あ、あの人や!と一瞬でわかりました。
これって本当にすごいことで、いい作品というのは月日が経っても残ってるんですよね。
心に傷がつくという言い方をしますがまさにその通り。
感動というものとはまた別のもっとドロドロした何か。
それが高田くんの作品には確実に存在しています。

今回改めて高田くんにインタビューしてみて、やっぱり不思議な人だなぁと笑
最後の方に、敢えて今までの高田くんにない要素を尋ねてみましたが、やはり高田くんも気にしていて、今後の展開が本当に楽しみになりました。
自意識、ジェンダー、他者との関わり、ストーリー、etc...
様々な問題意識が複雑に織り重なった高田くんの作品たち。
一見ふざけた映像に見えるかもしれないけれど、そこには高田くんの鋭い洞察や思想が潜んでいます。
今回の動画を撮るにあたりこちらのインタビューも参考にさせていただきました。

理想の滑稽さを求めてテイク40。高田冬彦のストレートな性的表現に潜む不完全性への愛


ところで先日高田くんの生活場所であり、この10年名作が生まれてきたアパートの取り壊しが決定したそうです。
退去要請って突然来るんですね。。。怖い。。。
最後なので大いに爆発してほしいし、新天地でどんな作品が作られるのかも楽しみ。


ちなみに動画の中でちょいちょい僕が「タカダ」と発音してしまってますが、正確には「タカタ」です。
ごめんなさい!


online BAR "A'live" vol.09 高田冬彦 (映像作家)
【収録日2020.05.31】72分
vol.09では映像作家の高田冬彦さんとのインタビューをお送りします。
アーティストを志したきっかけから、現在の表現に至るまでの軌跡、ストーリー性について、これからの展開等お話ししていただきました。

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