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A'holic 5周年!!

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なんとなんと、明日4/1でエーホリ丸5周年を迎えます!!!
途中コロナを挟んだとはいえ、本当によくやったと自分を盛大に褒めてあげたい泣
この5年間、全くもって順風満帆とは程遠かったけど、ここまで来られたのは支えてくださったお客様のお陰であります。
というわけでその感謝を込めまして4/1から6日までの1週間はチャージ無料です!
是非是非乾杯させてください🥂
ちなみに4月から日曜に加えて月祝もお休みとなります。

そしてそして!
4/20(土)にはあの伝説のイベントがやってきます。。。

そう、おかんKUMIKOと叔母のHISAKOによる串カツPARTYであります!
大阪名物串カツをひたすら揚げ狂うイベント。
実に3年ぶりの開催となります。
前回はアラカルトにして大失敗したので今回はお任せのみ。
予約も不要なのでどしどしご参加ください!
二度づけ厳禁!

串カツPARTY
4月20日(土) 19:00-ネタがなくなるまで
要ドリンクオーダー。チャージ不要のキャッシュオン。
22時以降通常営業。

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さてはて、6年目を迎えるにあたりここで本音というか愚痴というか弱音を吐かせてください。。。
いきなりですが、飲食店の5年以内の廃業率は大体60%だそうです。
なんと半数以上の飲食店が開店後5年以内にお店を畳んでいるという現実。。。
実際やってみて思うけど、飲食店はほぼ儲かりません。
店の経営と自分の生活を賄うのでギリギリ。
そもそも場所も必要なので店と家の家賃&光熱費をWで払ってますしね。
(その点実家暮らしとかだとめっちゃチートだよなぁと思います)
最近なんかでいえば原材料高騰で仕入れの値段も急上昇。
追い打ちをかけるように軽減税率だったりインボイスだったりよくわからない増税が続々と登場して確定申告も複雑化していくし。。。
普通のサラリーマンのように社会保障も家賃補助も何もない。
飲食店で本当に儲けようと思ったら多店舗経営か多角化ビジネスしか道はないと思います。
僕なんかは家族もいないしそこまでの志がないので1店舗回すだけで精一杯。
みんな本当によくやってるよなぁという感じです。

とはいえそれもこれも自分が選んだ道。
全く後悔はないどころか毎日色んなお客さんと出逢えてめちゃくちゃ楽しいわけです。
お金をもらって楽しい話聞かせてもらえるなんてこんな幸せなことありません。
僕は何があってもサラリーマンなんかできないし、我ながら天職だなとつくづく思います。
ただ、これはお客さんが来てくれないとどうにもならないわけで。
今年に入って1月と3月の数字が芳しくなかったのです。(2月はそこそこ)
1月は地震の影響もあってか、3月は年度末で皆忙しいのか、と勝手に理由づけしてましたが、ノーゲス(客0)の日もあったりで、ポジティブ人間の僕でも流石にこたえました。。。
(加えて鍵が壊れて7万円近くとられたし。。。)
5年もやれたら勝手にお客さん来るだろ!と開店前は能天気に楽観視してたけど全然そんなことない!!
来年が店の更新なんだけど、こんな状態が続くと正直更新諦めて閉めるしかないかもという考えが頭をよぎります。
なんか自分って昔からのほほんとしてるし、前向きだし、基本的に陽キャだし、一人っ子で両親共働きだったし、周りから心配させないようにしてたのもあって、「みのるは大丈夫」って思われがちなんだけど、僕だって人間なんで「大丈夫」な時ばかりじゃないんです。
あゆの「A Song for XX」が沁みるぜ。
まあ、つらつら書いてますが、何が言いたいかっていうと、シンプルに「来て!」ってことです。
店って当たり前にあると思われがちですが、マジでそんなことないです。
そのお店が本当に好きならあるうちに行ってあげてください。
いつか行ってみたいな、と思ってる人がもしいるならすぐ行ってください。
そんなこと思ってる間に店は簡単に潰れます。
うちの店が5年続いた飲食店の40%に入れたのって本当に奇跡。
閉店するってなって人が押し寄せたら「もっと早く来てくれてれば」と思っちゃうのが辛いので、閉店する際は常連さんには伝えるだろうけど大大的には告知しないと思います。
昨日友達にこの店の行末を占ってもらったら「闘え」と出たのでもう少し闘ってみます。
あんまりこういう愚痴やら弱音みたいなのを吐きたくないんだけど、たまには良いよね。

というわけで、6年目も何卒よろしくお願い致します!!!(切実)

ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

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「展示室は未来の世界が眠る部屋である。――
 未来の世界の歴史家、哲学者、そして芸術家はここに生まれ育ち――
ここで自己形成し、この世界のために生きる。」
 ノヴァーリス

1959年開館後65年に渡る歴史上初の現代美術の展覧会が国立西洋美術館で始まりました!!
いやはやリニューアル後の西美凄い。
リニューアル記念展は最高だったし、前回のキュビスム展も良かった。映画もありましたね。
そんな西美の快進撃の極北と言えるのが今回の展覧会です。
この企画はこの美術館の創始者とも言える松方幸次郎の言葉が起点となっています。

「日本に何千人の油畫描きがいながら、その人たちはみんな本物のお手本を見ることもできずに、油畫を一生懸命に書いて展覽會に出している。私はそれが氣の毒なので、ひとつわしがヨーロッパの油畫の本物を集めて、日本に送って見せてやろうと思っている〔……〕」。 (矢代幸雄による回想)

この美術館は松方が1916年から約10年間、自らヨーロッパにおいて蒐集した美術品が基礎になっています。
そのコレクションが、美術館建設を条件に戦後フランスから返還されることとなったのですが、国の財政だけでは立ち行かず、民間からの寄付が必要となりました。
そこで動いたのが約600名にも及ぶ当時の美術家たちでした。
1955年に今の東京国立近代美術館にて「松方コレクション:国立美術館建設協賛展」を開催しました。
この展覧会は大口寄付者に返上品として作品が与えられるチャリティーで、見事1億円近くの寄付金を集めたのです。
この美術家たちを動かしたのが、当時の美術家連盟会長である、画家・安井曾太郎の言葉です。

「絵がもし返ってきた時、誰が一番これの恩恵をうけるんですかと、それは日本国民全部かもしれんけども直接的には我々美術家じゃありませんか〔……〕」(森弥多丸による証言)

この美術館の基礎となるコンセプトの一つが「日本の現代作家の為の美術館」であったわけです。
ただ、実際はどうでしょうか?
正直リニューアル前の西美は上野に行っても寄る美術館ではありませんでした。
やってるのはお決まりのオールドマスターの展示だけだし、そもそも「西洋美術」という括りが既に時代遅れ。
時代はもうグローバルだし、「西洋」だの「東洋」だの言ってる場合ではないのです。
実際本展の参加作家であるミヤギフトシは一度も来たことがなかったそう。
そんな西美が開館65年目にして敢えて挑む現代美術展。
こんなの期待しないわけがない!!

というわけで、胸を膨らませて行ったわけですが、蓋を開ければ良くも悪くも期待通りの展覧会でした。
なんていうのかなぁ、コンセプトが完璧過ぎて隙がないというか遊びがないというか。。。
前記事の「アブソリュート・チェアーズ」がそうなんだけど、面白い展覧会って観客が想像できる余地があるんですよね。
「ここをもっとああすればいいのに」とか「あんな作家も出てたら良かったのに」とか。
この展覧会は、少なくとも僕にはその余地がなかったです。
初の現代美術にしてここまでやってのけちゃうのかぁっていう卒のなさというか可愛げのなさというか。
そもそもメンバーが完璧なんですよ。
都現美や森美ですらここまで現在の日本のアートシーンの先頭を走る選手たちを集めたことなかったと思います。
この展覧会見れば、大体今の日本現代美術を総括できます。
ほとんどの作家が40歳前後の脂の乗った世代。
ちょっとこれ以上の布陣はあまり思いつきません。
敢えて言えば、もはやその世代に絞った方が良かったのではとは思いました。
内藤礼や松浦寿夫は正直要らなかったかも。
その代わりに百瀬文や毛利悠子、大山エンリコイサムやSIDE COREが入っても良かったかも。
あと、作家がかなり自由にやっちゃい過ぎてて、「現代美術は難解」というイメージが強くなりそうだなぁとも思いました。
特に普段から西美に来る観客は現代美術に不慣れな人が多いと思うので、この展覧会観て敬遠されそうだなぁと。
実際現代美術フリークの僕ですらむず!ってなりましたw
あくまで「日本の現代美術作家」ってだけで集められてるので、それぞれの問題提起があって、たくさんの問いかけにぐったりして一つもその問いかけが入ってこないというモアレのような現象に陥りました。
例えばアーティゾンのジャムセッションのように、全員がコレクションとコラボするみたいな統一感があればまだ観やすかったかもしれません。
まあ、それはそれで予定調和でつまんなかったかもしれませんが。
とはいえ、逆に普段西美に来ない若い人たちも多く来てたのでそれはめちゃくちゃ良かったと思います。
実際この美術館のコレクションもコルビュジエの建物も凄過ぎるので若い人たちがそれらに触れるには最高の機会だと思います。

特にこれ!って作品を羅列するのも野暮なんですが、印象的だったのは小沢剛の藤田嗣治の仮想ストーリーと、弓指寛治の上野公園の人々を描いた膨大な絵画群。
小田原のどかのロダンを床に水平に置くインスタレーションもまさに「裏側」が見えて良かったし、台座も小田原さんらしさが全面に出た展示でした。
竹村京のモネとのコラボレーションがあまりに美し過ぎて泣いた。
あと、コレクション展で田中功起の提言の低い位置の展示が実現されてて感動。
飯山由貴と遠藤麻衣は、展示よりオープニングで強行したこの美術館のスポンサーである川崎重工のイスラエルからの武器輸入に対する抗議パフォーマンスの方が意義あり過ぎたかも。。。
とまあ色々言っちゃいましたが、何にせよ必見の展覧会!5月12日まで。ぜひ!こちら

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「VOCA展2024」@ 上野の森美術館 (-3/30)
上野行ったら併せて観てもらいたいのが上野の森美術館で開催中のVOCA展。
西美の展覧会とVOCA観たら大体今の日本現代美術が通覧できます。
VOCAは40歳以下の若手作家の平面に限ってるので、これで「現代美術賞」って言われてもなぁ、ってのはありますが、今年のVOCAはかなりいい作家が揃ってたと個人的には思います。
相変わらず笹岡由梨子が突出してますが、冒頭の小林勇樹に亀岡倫太郎も印象的。
松延総司のボールペン絵画もさすがだし、大山智子の瀬戸内の風景も良かった。
長田奈緒の抽象表現主義を思わせるシミのような作品もめちゃ僕好み。
佐々瞬久々に観れたし、松元悠も色々考えさせられる作品。
ウチダリナや肥後亮祐のようにコンセプチュアルな作品もあって、かなり見応えがありました。
全体のレベルが今年はとにかく高い!!
また、同時開催の小西真奈の展示も最高にいい。
彼女の絵は久々に観たけど特に雪景色の絵は本当に美しい。
このタッチでちゃんと雪景色が顕れてるのめっちゃ凄い。
ドローイングも素晴らしかった。
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Selection @ KEN NAKAHASHI (-3/30)
エリック・スワーズ、イミ・クネーベル、那須佐和子、佐藤雅晴の4人展。
エリックとクネーベルの組み合わせは以前の展示もあって、既に約束された調和があったのだけど、そこに佐藤さんと今回このギャラリー初展示となる那須さんの作品がどう絡むかが見どころでした。
那須さん、今回初めて実際に拝見しましたが、展覧会観る前に以前の作品写真を拝見していて、ボケた写真のような抽象と具象の間の作品の印象があったんだけど、今回は完全に抽象で意外でした。
古いキャンバスを用いた、色盲検査をモチーフにした赤と緑の色面の作品で、とても複雑なレイヤーなのもあって見ても見ても見飽きない作品。
特に大きな作品はめちゃくちゃ良かった!欲しい。。。
ちなみに4点の小作品を縦に並べたのはエリックの案らしい。最高の展示。
佐藤さんの作品は以前もこのギャラリーで見てるけど、他の3人の作品と並べるとまた新鮮でした。
階段を描いてるんだけど構成主義的な抽象にも見えて面白かった。
クネーベルが今回一番意外な作品でした。筆致が最高に美しかった。。。
エリックも相変わらず素晴らしいし、このギャラリーらしいとても優しさに満ちた展示でした。
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until soil unites @ CON_ (会期終了)
以前まるかビルの2階Parcelで観た横手くんの展示を見に今回は同ビル4階のCON_へ。
今回はスウェーデンの作家・ハンナ・アントソンとの2人展。
横手くんの新作が、これまでの要素も踏まえつつめっちゃ進化してて最高。
前回ブルーシートに覆われていた蠢く彫刻も毛皮に覆われて生き物感がアップしていたし、ホコリの映像もめちゃくちゃ美しくていつまでも見ていたかった。
新作の横手くんの愛犬が噛んだ跡を写した写真作品も絶妙。
前に会った時新作の説明されて、は?ってなったけどやっと納得したw
ハンナの作品も動物が使われていて、さらに動くので、お互いの作品の境界線がボヤけてめちゃくちゃいい展示でした。
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平野泰子個展「Gesture」@ ARTDYNE (会期終了)
横手くん同様展示を次から次へとこなしつつ、しっかり毎回進化を見せてくれる平野さんの展示。
本当にどこまでいっちゃうんだろう??ってぐらい進化が止まらなくてびっくりする。
今回は初めて下に隠されているというドローイングも見せてて、こんなものがこの絵の具の下の層に隠れていたのかという衝撃がありました。
平野さんの作品は一見抽象なんだけど、何となく具体的な風景を見ている気にもさせられるので、見ていて飽きない。
青が大胆に載せられた大作が個人的に白眉。欲しいぜ!!
繰り返しに見える連作も改めて素晴らしい。
最近MEET YOUR ARTのYouTubeにも出演したので是非チェックしてください。こちら
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大村大悟 SCULPTURE WORKS @ 白紙 HAKUSHI (-3/31)
学生時代によく観ていた大村くんの展覧会。
久々に観たら作風が全くもって変わっててびっくり。
学生時代は既製品を使ったインスタレーションをやっててそれがまためちゃくちゃかっこよかったんですが、今の展開もめちゃくちゃかっこいい!!
「SCULPTURE WORKS」というタイトルからも、「彫刻」という行為を何の衒いもなくやってのけてて気概を感じます。
使ってる素材も木や石やブロンズといった伝統的な素材。
特にブロンズは、ブロンズというイメージを覆すような美しさ。
今彼が住んでる石川はブロンズの産地で有名らしくて、土地を生かした作品でもあります。
壁に埋め込んでるのとかマニアック過ぎて最高。
また、ちょっと工芸っぽい雰囲気もあって、工芸の街石川を感じます。
こういうアートと工芸の間みたいなの個人的にめちゃくちゃ好きなので最高でした。
まだこれから削るという岩の塊が置かれてるのもよかった。
ちなみにこのギャラリーはアパレルのGraphpaperがやってて、ユトレヒトの上にあります。
空間もめっちゃよかったのでぜひ。
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最後六本木まとめて。
横山奈美 - 遠くの誰かを思い出す @ KENJI TAKI GALLERY (-3/30)
新宿のKENJI TAKIがWAKOのスペース半分借りて(?)横山奈美展を開催してました。
確か前にも一度あったと思うんだけど、まさか今後本格的にこっちに移るとか?
そうなると新宿はYumiko Chibaも六本木に移っちゃったし寂しい。。。
それはそうと横山さんなんだけど、ライトの作品の印象が強すぎて、今回寓話的なドローイングと彫刻を展示してたのは意外だった。ってそもそもそこまで知ってる作家じゃないんだけど。
これらとライトの作品がどう繋がってるのかが謎でした。
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Gallery Show @ WAKO WORKS OF ART (-3/30)
お隣のWAKOではミリアム・カーン、ジョーン・ジョナス、レオン・ゴラブの3人展。
3名とも大家すぎてやはりWAKO凄すぎ。
敢えてなのかポートレート多めでどれも強烈。
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草間彌生「Every Day I Pray for Love」@ OTA FINE ARTS (-4/20)
OTAの草間さんは50点近いペインティングで圧巻。御歳94歳。。。
自室で描いたという新作ペインティングたちにはそれぞれ文章が書かれてて斬新。
個人的に好きではないけど、単純にそのエネルギーには感服します。
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ニナ・カネル / 和田礼治郎 42 Days @ SCAI PIRAMIDE (-5/25)
NACT View 04 和田礼治郎:FORBIDDEN FRUIT @ 国立新美術館 (-6/10)
SCAIと国立新美で展示されてるのが和田礼治郎。
以前谷中のSCAIで観た時は意味わからなさすぎて苦手でしたが、今回はどちらもめちゃ良かった。
SCAIの方はニナ・カネルとの2人展で、上述の横手xハンナ同様めちゃくちゃ親和性高過ぎ。
ニナ・カネルって誰?ってなったけど、現在森美で開催中のエコロジー展で貝殻使ったインスタレーションやってる人でした。
最初の部屋では、カネルの石板の上に水がうっすら張ってる作品と、和田さんのアブサンが満たされた壁面彫刻、ガラス板にフルーツを挟んだ「STILL LIFE」が見事にマッチ。
どれも透明性を称えた美しい作品たち。
さらに見逃しそうになるのがカネルのコンセントとして使われてた穴を埋めるような毒々しい作品は同じ作家とは思えないほどの振り幅。
奥の部屋では中央でカネルの装置が終始回ってて、そこに石が乗せられててその音が会場中に鳴り響いてました。
その周りを囲むように4点のチタンを炙って虹色の模様が出てる作品は和田さんの作品。
これがまあ美しくて見入りました。
国立新美では、「STILL LIFE」をさらに発展させたような、「FORBIDDEN FRUIT」という庭のようなインスタレーションが美術館前に展示されててこれもまた美しかった。
前回のSCAIは何だったんだろう?ってぐらい良かったので、またまとめて和田さんの作品観てみたいです。
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アブソリュート・チェアーズ @ 埼玉県立近代美術館

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タイトル見た時点では椅子の展覧会だと思ってたら、椅子にまつわるアートの展覧会でした。
出品作家見てたらめちゃくちゃ豪華だったので久々の埼玉近美へ。
これがまあめちゃくちゃいい展覧会だった!
ブログで再三書いてるけど、僕のいい展覧会の定義は、「特定の作品だけが目立つのではなく、作品と作品がリレーをつなぐようにして最終的に一つの総体として良かったと思える展覧会」なのです。
この展覧会がまさにそれ。
昔茨城近美でやってた「耳をすまして」を思い出しました。
そもそも埼玉近美は名作椅子のコレクションが凄くて、この展覧会はまさにこの美術館ならではなのです。
そして、椅子ってだけでこんなに多様な展開があるのか!!と思い知らされました。
ロビーには山田毅と矢津吉隆のユニット副産物産店の椅子が展示されてて、実際に座ることができます。
他にもファッションブランドFINAL HOMEの展示に、吹き抜けの天井から吊るされたシェル・ドゥ・ブロワンが滞在制作して制作した約40脚の会議椅子を用いた「樹状細胞」が吊るされていたりと、展示室に行く前から展覧会がスタートしていてワクワクが止まりません。
しかも美術館のそこかしこにはいつも通り名作椅子が並べられているのです。
会場に入ると、デュシャンに始まり、草間彌生、高松次郎、竹岡雄二、ジム・ランビーと超豪華!
「椅子といえば」って思い浮かぶ限りの作品が次々と登場します。
僕が真っ先に浮かんだ岡本太郎の「坐ることを拒否する椅子」もちゃんとありました。
しかも座れるしw
この後もフランシス・ベーコンまで登場して最&高。
アンディ・ウォーホルの「電気椅子」やミロスワフ・バウガの作品は、ただ椅子=安らぎとは限らないことを教えてくれます。
そして第4章の宮永愛子、名和晃平、ハンス・オプ・デ・ピーク、石田尚志の作品はただただ美しさに酔いしれました。
特に名和さんのビーズの作品が、物語性を孕んでいて新たな展開でびっくり。今後に期待。
また、椅子を介する関係性に着目した第5章も興味深くて、ダイアナ・ラヒムの日本で「排除アート」と呼ばれる公共の椅子に花を飾ったりした写真作品は印象的でした。
「排除アート」と聞くと小寺創太を思い出しました。彼の作品がこの展覧会にあった方が面白かったかも。
檜皮一彦の車椅子を使った映像インスタレーションも印象的。
オノ・ヨーコやローザスの展示なんかもあって、めちゃくちゃ多彩で最後まで楽しめました。
あとは塩田千春や川俣正の椅子のインスタレーションなんかがあればなぁと、勝手にキュレーションを空想したりして、これもまた良き展覧会の醍醐味。
本当に素晴らしい展覧会でした。5月12日まで。ぜひ!こちら
ちなみにいつもいい展示をやってるコレクション展は今回微妙。
展示室に並べられた椅子を見るとかろうじて企画展とのつながりを感じられたぐらい。
と思ってたら、3月2日から「チェアーズ ―椅子の美術館」というコレクション展になってた!!
どうせなら初日から合わせて欲しかった。。。
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遠距離現在 Universal / Remote @ 国立新美術館 (-6/3)
「話しているのは誰?」展以来5年ぶりの国立新美での現代美術のグループ展。
DOMANIとかもあるのでもっとやってる印象だったので意外。
マティス展のついで、ぐらいに思って行ったらかなりグッタリして観終わってマティス展行く前に1階のカフェでケーキセット挟んじゃいましたw
それぐらいの力作揃いだったんですが、ちょっと気になったのがその展示構成。
後になって知ったけど、「Pan- の規模で拡大し続ける社会」、「リモート化する個人」で分けられてたらしい。
どうも本展はポストパンデミック的な位置付けの企画らしいんだけど、半分以上の作品はパンデミック前に制作された作品だし。。。
あと日本人作家3名とその他の作家の距離が気になりました。
井田大介、地主麻衣子、木浦奈津子の3名の作品は、作品どうこうではなくて単純に今回の展示に合ってたとは到底思えないんですよね。。。
井田さんに関しては、今回の出品作はどれも詩的で良いんだけど、本展に出品するとしたらPhoto Sculptureシリーズとかあっただろうに。。。
地主さんの作品もイマイチピンと来ないし、木浦さんの作品に至ってはなんでこの展覧会に出てるのか全くもって謎。
もっと他に作家いただろうと思っちゃいました。
海外作家陣に関してはまさに本展の意図通りの作品だったと思います。
徐冰は上海でも観たけど、文字の作品ではなく、キャリア初の映像作品で、ネット上にある街中の映像を繋ぎ合わせて一つのラブストーリーを作り上げるというもので、次のトレヴァー・パグレンやエヴァン・ロス、最後のチャ・ジェミンと共通の問題項があって興味深かったです。
パグレンとジェミンの作品はどちらも通信ケーブルを扱ってて、通信網というデジタルの裏側にフィジカルでアナログなケーブルという物質があることを思い出させます。
前者は米田知子とも通じる美しい写真群とAIで生成したイメージ群。
ジェミンの映像はとてもパフォーマティブで最初から最後まで観れるリズムがあって良かった。
ロスの作品は、自身のパソコンにキャッシュされてる内容を壁一面に貼ったインスタレーションなんだけど、ちょっと映え過ぎてて微妙。
ヒト・シュタイエルらの作品もグループ展では中々集中できない内容。。。
地主さんとかもそうだけど、個展でじっくり観たいですね。
この展覧会で一番気になったのがティナ・エングホフの孤独死した人々の痕跡を写した写真群。
どれも不思議な美しさがあるんだけど、その背景を知るとゾッとする驚きがありました。
本展にはデジタルを扱った作品が多い中で、彼女の作品だけ生々しい体温を感じる作品だったのが印象的。
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パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい @ ワタリウム美術館
(-5/6)
ワタリウムのコレクションと3名の現代作家を掛け合わせた展覧会。
最初内容見た時、企画してた展覧会が流れて急遽作ったのかな?って正直思いました。。。
が、蓋開けて見ると、とにかくさわひらきファンは必見の展覧会!!
野口里佳と杉戸洋のファンの方は正直別に見なくて良いです。。。
兎にも角にもさわひらき。最高でした。
2階にシェド(小屋)をいくつか建てて、その中に広がる小宇宙。
見ても見ても見尽くせないぐらいの要素の多さに目が回ります。
さわさんの映像世界の源泉が現実世界に現れたようでめちゃくちゃ楽しい!!
壁一面のウォーホルと相まって過剰なイメージの氾濫。
もちろん映像もいくつもあるのでこのフロアだけでかなりの時間楽しめます。
3階は野口さんの謎のドローイングが観れますが微妙。。。
4階ではエレベーター降りた瞬間にボルタンスキーとボイスで心臓に悪い。。。
杉戸さんの作品はは?って感じでした。
見どころはキースが83年の来日時に、今はなきワタリウム向かいのビルの壁面に描いた壁画。
マックス・ビルやジャッドの彫刻も素晴らしい。
地階に降りるとさわさんのドローイングが展示されてます。
あまり彼のドローイングは観たことなかったけど、どれも映像作品と繋がるようなメルヘンさがあって良いです。
さわさんが金沢出身らしく、今回のドローイングの売上は、展示費用以外の全額を能登半島地震に寄付されます。
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『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本 @ 板橋区立美術館 (-4/14)
初の板橋区立美術館へ。
遠かった。。。ひたすら遠かった。。。
何なら前の巡回先の京都の文博で行っておければ良かった。。。
とまあ文句たらたらですが、日本におけるシュルレアリスムの受容を丁寧に綴った展覧会はそうそうある機会ではないのでスルーはできませんでした。
1924年にアンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表してちょうど100年。
昨年群馬の館林美術館一昨年の庭園美術館でも観たように、近年その重要さがまた増してるような気がしています。
シュルレアリスムはそもそも詩から始まったのもあって、最初は本の資料展示からスタート。
ブルトンの「シュルレアリスム宣言」に始まり、日本に最初にシュルレアリスムをもたらした福沢一郎の「シュールレアリズム」、阿部展也と瀧口修造による「妖精の距離」、そして北園克衛らによる「VOU」等。
そもそもの展示室の構成が酷すぎて順路が分かりにく過ぎますが、とにかく資料から摘んでいくと、特に1930年代のシュルレアリスムにまつわる会の乱立がひど過ぎ。
この頃ってやはり画壇システムが強烈すぎて、いちいち徒党を組むんですよね。。。
それらの当時の展覧会の資料なんかが山ほどありました。
一体いくつの会が生まれて消えていったんだろうか。。。
次に実際の作品を見ていくと、初期の東郷青児や古賀春江、そして福沢一郎に始まり、吉原治良、北脇昇、瑛久と今ではビッグネームが次々と登場してきます。
戦後具体を率いる吉原治良が戦前ここまでシュルレアリスムに傾倒していたのは初めて知りました。
北園克衛の絵画作品もあってびっくり。やっぱり詩の方がいいかな。
個人的には三岸好太郎の「海と射光」が日本の初期シュルレアリスムの重要作と言われるだけあって良かった。
31歳という若さで亡くなってるのもあってよく知らない画家だったけど、どこかマグリットにも似つつ、ピンクの砂浜に貝殻が散らばって青い空が広がってる光景が、殊更に変ではないのにどこかシュールという言葉がピッタリくる作品。
貝といえば福岡のソシエテイルフのメンバーでもある伊藤研之の「音階」も初見ではないけど改めて良い作品。
他には浅原清隆の「多感な地上」もめちゃくちゃ良い。
靉光の「眼のある風景」も実物の迫力がえげつない。
そして1941年に瀧口修造と福沢一郎が治安維持法により検挙された事件により日本のシュルレアリスムは一旦終焉を迎えます。
当時の画家たちの日記や手紙なんかも展示されてて生々しかったです。
せっかく隆盛を極めつつあった道半ばだったのに、画家たちはさぞ無念だったでしょう。
とまあ、いくつかは見どころもあるんだけど、何かが足りない感が否めないというのが全体の正直な感想。
特に北脇昇はかなり重要な作家だと思うので、もっと出てて欲しかった。
そして何より現代作家が出てないのが残念すぎた。
とはいえここまでまとめて観られる機会もそうそうないと思うので興味ある方は是非。
美術館の隣に何故か山羊がいたのが最もシュールだった気がする。。。
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牡丹靖佳展 月にのぼり、地にもぐる @ 市立伊丹ミュージアム

関西に帰ってたので観てきた展示まとめ。

牡丹靖佳展 月にのぼり、地にもぐる @ 市立伊丹ミュージアム (会期終了)
2010年のトーキョーワンダーウォールで観て以来大好きな作家さん。
最近の活動を追えてなかったのですが、なんと美術館で個展がついにやって来ました!!
あの絵画世界に美術館規模で浸れると思うと居ても立ってもいられず伊丹まで。
めちゃくちゃ期待して行ったんだけど、正直やや肩透かしでした。
というのも、今回多く展示されてるのはこれまで出された4冊の絵本の原画で、それに加えていくつか作品があるだけ。
牡丹さんの作品の魅力は物語が見えるような見えないようなその間を行き来する感じが好きなので、絵本みたいに具体的に物語が提示されちゃうと想像の余地がないんですよね。
冒頭の「a little confusion」(2015)が結局一番良かった。
絵画のマチエールが一つの画面でたくさん展開されてて見ても見ても見尽くせません。
どこかサスナルをも思わせる画面展開ですね。
地下では伊丹市美術館のコレクションとのコラボや大作の新作もあったんだけど何かが違う。。。
薄塗りというか、全体的にぼやけた画面になってて、当時のバラエティ豊かなマチエールがほとんどない。
最近はこういう感じなのかな?
昔からのファンとしてはやや残念でしたが、また関東でもやってほしいなぁ。
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久門剛史「Dear Future Person, 」 @ @KCUA (会期終了)
新しくなった京都市立芸大のギャラリーの杮落し展を同大学出身の久門さんが担いました。
相変わらずの作品のクオリティで、本当に言うことないぐらいカッコいい展示。
悪く言うとそつがないというか、まあ綺麗にまとめるよな、といつも感心します。
今回はいつもの作品に加えて、この新しくできた展示室の床や展示壁をも巻き込んだインスタレーションになってます。
まるで絵の具をこぼしたみたいなリノリウムの使い方も斬新だし、展示壁があんな風に展開できるとはって感じで、久門ワールド全開でした。
写真が撮れなかったのは豊田市美での経験からかな?
それにしても京芸!!!
こんなに街中にできるなんてめちゃくちゃ驚き。
桂のあの山奥のキャンパスからの変化エグ過ぎ。。。
建築は乾久美子。うねるような屋根が特徴的で、結構ダイナミックな建築。
建築というより一つの街区のようで、広くて全体は回れなかったけど良かった。
行った時学生の作品展やってたけど、基本的に学生の作品興味ないのでスルー。
今後ギャラリーも含めてどういう展開していくのか楽しみ。
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Ruth van Beek @ VAGUE KOBE (会期終了)
展覧会というより、この空間を見たくて。
昨年夏にオープンしたクリエイティブディレクター柳原照弘が手がけた空間。
そもそもVAGUE KOBEが入ってる「チャータードビル」自体がすごくて、1938年に建てられた神戸旧居留地にある歴史的建造物。
その空間を生かすような空間づくりでどこを切り取っても絵になります。
元々常設で柳原の仕事や、他の作家の作品も展示されてあるので、どこまでが今回の展示なのか分かりにくいので展示自体の感想は特になし。
スツール60のヴィンテージがあって個人的にはそれが一番胸熱でした。
奥ではカフェもあって、むき出しの壁がカッコよかった。
とはいえ、まあ一度行ったらもういいかなって感じでそこまでの感動は個人的にはなし。
金曜から月曜までオープン。神戸行かれたらまあ行ってみていいと思います。
こちらの記事がより詳しいので興味のある方はどうぞ。
【インタビュー】デザイナー・柳原照弘の思考を可視化した神戸の新拠点〈VAGUE KOBE〉一部公開中。
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猪名川霊園礼拝堂・休憩棟 by デイヴィッド・チッパーフィールド

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前から気になってた猪名川霊園に行ってきました!
関西帰る度に行こうと試みるも毎度遠すぎて断念。
今回こそはと気合いを入れて。

アクセスですが、日曜と祝祭日だと無料バスが使えます。こちら
電話で事前予約が必要です。
建築目的なのでかなり心苦しいのだけど、普通の交通機関使って行こうと思ったらかなり大変なのです。。。
僕は川西から乗らせてもらいました。
川西、高校生の頃住んでたんですよね。
駅前とかほぼ変わってなくて懐かし過ぎた。。。
そこからバスで30分ほどで到着。
猪名川町は車の教習行ってたので車窓の寂しい景色も懐かしい。。。
帰りは1時間ほどすると迎えのバスが来てまた川西まで乗せてくれました。

この建築は2017年に竣工した霊園の中の礼拝堂と休憩棟。
手がけた建築家は昨年プリツカー賞を受賞したデイヴィッド・チッパーフィールド。
派手さはないけれど、エレガンスの溢れる建築を建てる建築家です。
個人的には最近行った上海の外灘の人区画丸々リノベーションした様を見てきたばかりでした。
そしてこの建築、ここ数年国内で見てきた建築の中でダントツで素晴らしかった泣

まずはプランです。
チッパーフィールドが手がけた部分は決して大きくはないんだけど、複雑な構成なので広がりを感じました。
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到着してすぐ目に入るのは淡い赤土色のコンクリートでできた壁。
これがまあ美しいのなんのって。。。
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向かって左側が休憩棟です。
手すりも椅子も、入ってくる光も何もかも美しい。。。
休憩室は木を基調にした落ち着いた空間でお茶も頂けます。
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この建築の中でもかなり重要なのが中庭。
建物はこの中庭を囲むように配置されてて、屋根は片流れになっててその傾斜も美しい。
中庭を囲むこの感じはズントーのサーペンタイン・パビリオンにも似てますね。
ここには季節によって移り変わる67種もの植物が植えられています。
それにしてもこんなカッコいい水汲み場初めて見たわw
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もう一つ重要な要素が水。
霊園を縦に結ぶ軸線に沿って山から水が流れてきて、最後は入口の水盤に落ち、さらに地下から近くの小川へと流れていくとのこと。
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ところで以前伊東豊雄の瞑想の森に行った時もそうだったけど、この霊園も死者を偲ぶ場所であって、建築を崇める場所ではないので僕なんかは場違い甚だしいわけです。
というわけでこそこそと写真を撮っていたわけだけど、そうは言っても目立つのかとうとう受付の人に声をかけられてしまいました汗
ただ、注意ではなくて、記帳したら礼拝堂を見せてくれるとのこと!!!
親切過ぎる。。。
まあ、今までも山ほど建築クラスターがやって来てるとは思うの慣れてらっしゃるんでしょうね。
というわけで建築目的で行かれる方はコソコソしてないでまずは受付に行って正直にその旨を伝えて記帳して礼拝堂を見せてもらいましょう。

で、礼拝堂。
入口から向かって右側の建物で、もうまるで神殿。
扉を開けて頂き中に入った瞬間に感動が押し寄せて来ました。
光の入り方が絶妙で、周りの木々も含めて本当に素晴らしい空間。。。
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いやはや本当に感動の嵐でした。
光、水、風、土、緑。
周りの環境も溶け合ってまさに安らぎの場所として完璧な空間。
どこの宗派とも取れない曖昧模糊な神殿。
そもそもの発端は公益財団法人墓園普及会理事長の大澤秀行氏が、この計画を友人である写真家のトーマス・シュトルートに相談したところ、チッパーフィールドを紹介されたのだそう。
大澤氏は現代アートのコレクターでもあるらしく、そうでもないと中々こんな建物建てようなんて思わないよね。
というかそもそも墓園普及会って何。。。
礼拝堂といえば、コルビュジエのロンシャンマティスの礼拝堂がまず浮かびますが、あれもアラン・クチュリエ神父という人があってのこと。
こういう祈りの場所が日本にももっと増えたらいいな、と思いました。
猪名川は遠かったけど、こんな場所にお墓があるならお墓参りも毎回楽しみになりそう。
お声がけくださった霊園のスタッフの方々どうもありがとうございました!!


ところで入口のところにめっちゃ怖い犬の首みたいなのがたくさんあったんだけど何だったんだろう。。。
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