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パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ @ 国立西洋美術館

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日本では実に50年ぶりとなるキュビスム展へ。
確かにここまで大々的に「キュビスム」をフィーチャーした展覧会は個人的に初。
今回はポンピドゥー・センターから大量に作品が貸し出されており気合を感じます。
ポンピドゥーはこないだのマティス展でも活躍してましたが、2025年末から改修工事により5年も休館しちゃうので世界中に貸し出すことによって資金集めをしてるのではと勘ぐったり。
それは置いといて中身ですが、正直アーティゾンのアブストラクト展のように、途中から全部一緒やん!って飽きてしまうんじゃないかと勝手に危惧してたんですが、キュビスムって案外多様で、絵画はもちろん立体もあるので最後まで飽きずに観られました。
そもそも最初のセザンヌからやられた。
やはり彼は近代絵画の父でありキュビスムの始祖。
彼のあの斜めに走る独特のタッチは見ても見ても見飽きない魅力があります。
ってこれはポンピドゥーではなくポーラ美術館所蔵。流石にいいもの持ってる。。。
そこからゴーギャンやルソー、さらにはアフリカの彫像や仮面、さらには呪物まで展示されてて、いつもなら人が多くて並んでる列はすっ飛ばすのにここは飛ばせませんでした。
2章以降は「分析的キュビスム」で、この辺は色もくすんでるし全部一緒に見えるのでほぼスキップ。
ブラックがセザンヌを意識して描いた風景画が興味深かったです。
レジェあたりから色彩が復活して観ていて楽しい展示が続きます。
個人的に熱かったのは8章のデュシャン兄弟の登場。
3兄弟イケメン過ぎて辛い。
マルセルの初期の絵画からレイモンの「メゾン・キュビスト」まで。
キュビスムの運動が建築にまで及んでるのは面白いですよね。
そこからブランクーシにシャガール、モディリアーニ、未来派とキュビスムの成熟を思わせる作品が続き、レジェの映像作品で終わる展開は非常にスムーズで素晴らしかった。
ここまでキュビスムを総ざらいする展覧会はそうそうないと思うので是非。来年1月28日まで。こちら
3月20日からは京都の京セラに巡回するそうです。
それにしても昨年の「自然と人のダイアローグ」といい、リニューアル以降の西美すごい。
そもそも建物がコルビュジエによる世界遺産って時点で凄すぎだし、コレクション展もドキュメンタリー映画観た後だと見え方新鮮だし、来年はなんと現代美術の展覧会「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」が開催されるってんでまた行かねば!

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いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 / 動物園にて ―東京都コレクションを中心に @ 東京都美術館 (-2024/1/8)
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スタジオ35分の酒航太さんが参加されてるというので観に行ってきました。
前者の「いきものをうつす」は正直何の感想もなかった。。。
酒さんも参加されてる後者の「動物園にて」は小企画ながらも、上野という場所柄もあって、上野動物園を起点に動物園そのものの歴史を美術の観点から検証するという非常に意欲的で魅力的な展覧会でした。
あまり時間がなくてじっくり観られなかったのが悔やまれます。。。
あと、ここは写真撮影禁止。撮りたいものが山ほどあったのに泣
内容に触れると、動物園で撮った昭和のホームビデオから始まり、動物園が出来る前の動植物の資料に現在の東京藝大で行われた園内の写生の作品群、図案家・田井正忠による上野動物園のポスターや入場券の下絵、さらには戦中のスパイ、ゾルゲをテーマに上野動物園を背景にした米田知子の写真に、林隆喜や東松照明の写真、相笠昌義の絵画、そして最後は酒さんの写真群でフィニッシュ!!
こんな小さな企画にするのは勿体無いほどの内容でした。
ゾウの「ハナコ」の映像でほっこりも出来るし、ここだけでも観る価値あり。


私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために / MAMコレクション017:さわひらき / MAMプロジェクト031:地主麻衣子 @ 森美術館 (-2024/3/31)
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全く興味のないテーマなので期待はしてなかったけど本当に面白みがなかった。。。
冒頭のハンス・ハーケの意外性と、アピチャッポンの映像と、第2章の「土に還る 1950年代から1980年代の日本におけるアートとエコロジー」、そして前の展示の壁とかをそのまま使ってたぐらいかなぁ。
期待してたさわひらきの「hako」のミニチュア版も中途半端な感じ。。。
地主麻衣子の展示はよく分からなかったけど最近の人の展示を観られるのは単純に嬉しい。

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おまけ。
アートではないんだけど、気になって科学博物館の「和食展」へ。
実は初の科博だったんだけど、めちゃくちゃ良かった!!何故今までスルーしてたんだろうか。。。
前回の「毒展」も気になってたけどタイミング合わず行けなかったので今回は行けて良かった。
大量の家族連れやカップルで賑わう中おじさん1人ではしゃいで写真撮りまくってました死
「和食展」も、ペリーや信長、天皇の食事や各地の食べ物が観られて楽しかったし、地球館は恐竜や動物の模型にワクワクしたし、何と言っても日本館の建物の美しさ!!!
展示も日本列島の地形から歴史までめちゃくちゃ面白かった。。。
広すぎてめちゃくちゃ疲れたけど充実の時間。
というわけで撮りまくった写真をここに貼っておきます。

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