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アルケミエ辰巳蒸溜所

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即売切御免の人気の辰巳蒸溜所の新作ジン、その名も「メタボリズム」が入荷しました。
ヒノキ、シロモジ、犬啼谷の柚子、ベルベーヌなどを使ったジンです。
なぜ「メタボリズム」なのかは不明ですw
そしてなんと、岐阜県は郡上八幡までこのジンを製造している辰巳蒸留所に行って参りました!


郡上八幡へは岐阜駅からバスで。
バスに乗る前にまずは岐阜駅の近くにある関祐介設計の昨年オープンしたパン屋さんVAATで朝食を。
店内撮影禁止だったので代わりに近くにあったみゆき好きならつい反応してしまう屋号のスナック(?)を。(閉業してました)
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腹も満たしてバスに乗車し揺られること1時間超で郡上八幡へ。
郡上といえば「郡上おどり」。
毎年7月中旬から9月上旬まで32夜連続で踊り続け、お盆には徹夜で踊るという奇祭。
祭嫌いの私には地獄みたいなイベントです。。。
今回は幸いそんな鬼畜なイベントではなく、町屋オイデナーレというのがやってました。
郡上の古い町並みになんとなく着物の人がちらほらいて、タイムスリップしてみよう的なイベントでした。
そんなことより郡上八幡とても良い町でした。
郡上は「水の町」とも言われていて、中心を雄大な吉田川が流れていて、あちこちに水が流れています。
その水がなんと綺麗なこと!!透明度ほぼ100%!
やたら太った鯉がそこかしこで泳いでました。
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町屋を改修した一棟貸しのアートホテル「木ノ離」もイベントのおかげで中を見学できました。
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この辺りは食も豊かで、鮎に飛騨牛に鰻とありすぎてどれも食べたかったけど、途中で「鶏ちゃん」という文字を見つけてしまい昼食はそこで決まり!
夏クールでやってた池井戸潤原作のドラマ「ハヤブサ消防団」で登場してて食べたいなと思っていたのです。
あのドラマ岐阜県が舞台だったのね。
最後はうどんを入れて最高に美味でした!ビールが進む!
これから蒸留所に向かうことを忘れそうになる。。。
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郡上八幡、ちょっと近江八幡に似てるなと思いました。
八幡って名前も似てるし、古い町並みにそこかしこに流れる水、そして美味しい食材たち。
以前行ったMITOSAYAは周りに何もなかったのもあり、今回も全然期待してなかったので嬉しい誤算。
一緒に行ったKさんがいなかったら蒸留所に直行直帰するところだった。。。多謝!
というわけでようやく蒸溜所へ!!

蒸留所は町中から歩いて15分ほど。
そこまで行くとまじで何もないし、人っこ1人いない。。。
ようやく蒸留所が見えてきたと思ったらそこにはどこから湧いてきたのかと思うぐらいの人人人!!!!
行列に並んでゲットしたのが冒頭のジン。
この行列はしばらくするとすっかりなくなって普通に買えるようになってましたw
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なんでこんな場所にこんなに人が多いのかというと、そもそもこの蒸溜所は年に数回しかオープンしないのです。
毎年オイデナーレの時期はオープンしていて、とても貴重な機会なのです。
MITOSAYAの時もそうだったけど皆さん遥々凄いよね。。。
とはいえMITOSAYAよりか場所は全然マシ。あそこはバス停から徒歩40分だったからね。。。
それにしても思ったより蒸留所小さくてびっくり。
いつもはここで辰巳さんが1人でお酒を造っています。
そりゃ生産量も少ない希少なお酒なわけだ。。。
蒸留器も見事で、特にカブト釜式蒸留器と言われる、杉樽の上に乗ってる江戸から明治期に使われていたという焼酎の蒸留器は希少。
東南アジアで穀物を蒸していた道具が蒸留器へと応用されたもので、その蒸留方法はかなり効率の悪いものらしいんだけど、より芳醇な個性のある美味しいお酒に仕上がるとのこと。
ここのアブサンも最高で、国内アブサンを製造してるのは5社ぐらいしかないのだそう。
そりゃ他より美味しいわけだよね。
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目的のお酒も購入できたので、併設の「酒屋あぶしん」へ。
迷った末、「イン・サーチ・オブ・ロストタイム」という紅茶のカクテルをいただきました。
「失われた時を求めて」と絡めててオシャレ過ぎ!!そして美味しすぎた。。。
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因みに上の写真にちらっと写ってるグレイのパーカーの方がここの主辰巳祥平さん。
どんな偏屈オヤジがやってるのかと思うぐらいのこだわりなのに実はまだ30代半ば。
大学で醸造学を学んだ後、国内外の焼酎蔵や日本酒蔵、ワイナリーで酒造りに携わり、たどり着いたのが郡上八幡。
決め手はフランスのアブサンの生産地であるポンタルリエと同じ地形だったからだそう。
29歳で移住し、そこからかつてシルクスクリーンの部品を製造していた工場を改装して、一人でスピリッツの蒸留所を立ち上げたのが2016年。
蒸留所裏には犬啼川が流れていて、その水こそがこの酒を造っていると言っても過言ではないほど重要なのです。
ここの土壌はジュラ紀後期と同じ約1億9960万年前~約1億4550万年前まで続く地質で、鍾乳洞を形成する石灰岩層を通った水が流れています。
蒸留器もそうですが、この町に来て水の重要さが痛いほどわかった気がしました。
このあたりの詳しい説明は以下にリンク貼っておきます。
日本のスピリッツの可能性。岐阜県〈辰巳蒸留所〉BRUTUS
蒸溜所探訪 Vol. 2「日本・岐阜 巳蒸留所」LIQUL

蒸留所からの帰り道には新たにできたハーブ倉庫が。
ここでまた新たなお酒ができるかと思うと楽しみすぎる。
開業前に雑誌で見て以来行きたかった場所だったので感無量。
郡上八幡の町も最高だったのでまたいつか訪れたいです。
オープン日は酒屋あぶしんのFacebookにて。
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「今村源 遅れるものの行方」展 @ 水戸芸術館

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今年後半で最も楽しみにしていた展覧会。
水戸、遠すぎだけどこれは逃すわけにはいきませんでした。
結果大満足。
水戸芸が今村さんのプレイグラウンドになってた!!!
御年66歳。どんどん表現が若くなっていく様は圧巻。
作品には一切説明がないけどそれもそのはず。
説明不要の最高の展示でした。
ということで説明なしに写真だけ載っけます。
超絶おすすめ。DON'T THINK! FEEL!! 来年1月28日まで。こちら
カタログは1月末とのことだったので買えず。絶対欲しい!

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おまけ。
この日(11/12)、渋谷のハチ公が西野達にジャックされたとのことでなんのついでもないけど行ってきました。
馬鹿馬鹿しいけど超大掛かり。さすがでした。
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パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ @ 国立西洋美術館

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日本では実に50年ぶりとなるキュビスム展へ。
確かにここまで大々的に「キュビスム」をフィーチャーした展覧会は個人的に初。
今回はポンピドゥー・センターから大量に作品が貸し出されており気合を感じます。
ポンピドゥーはこないだのマティス展でも活躍してましたが、2025年末から改修工事により5年も休館しちゃうので世界中に貸し出すことによって資金集めをしてるのではと勘ぐったり。
それは置いといて中身ですが、正直アーティゾンのアブストラクト展のように、途中から全部一緒やん!って飽きてしまうんじゃないかと勝手に危惧してたんですが、キュビスムって案外多様で、絵画はもちろん立体もあるので最後まで飽きずに観られました。
そもそも最初のセザンヌからやられた。
やはり彼は近代絵画の父でありキュビスムの始祖。
彼のあの斜めに走る独特のタッチは見ても見ても見飽きない魅力があります。
ってこれはポンピドゥーではなくポーラ美術館所蔵。流石にいいもの持ってる。。。
そこからゴーギャンやルソー、さらにはアフリカの彫像や仮面、さらには呪物まで展示されてて、いつもなら人が多くて並んでる列はすっ飛ばすのにここは飛ばせませんでした。
2章以降は「分析的キュビスム」で、この辺は色もくすんでるし全部一緒に見えるのでほぼスキップ。
ブラックがセザンヌを意識して描いた風景画が興味深かったです。
レジェあたりから色彩が復活して観ていて楽しい展示が続きます。
個人的に熱かったのは8章のデュシャン兄弟の登場。
3兄弟イケメン過ぎて辛い。
マルセルの初期の絵画からレイモンの「メゾン・キュビスト」まで。
キュビスムの運動が建築にまで及んでるのは面白いですよね。
そこからブランクーシにシャガール、モディリアーニ、未来派とキュビスムの成熟を思わせる作品が続き、レジェの映像作品で終わる展開は非常にスムーズで素晴らしかった。
ここまでキュビスムを総ざらいする展覧会はそうそうないと思うので是非。来年1月28日まで。こちら
3月20日からは京都の京セラに巡回するそうです。
それにしても昨年の「自然と人のダイアローグ」といい、リニューアル以降の西美すごい。
そもそも建物がコルビュジエによる世界遺産って時点で凄すぎだし、コレクション展もドキュメンタリー映画観た後だと見え方新鮮だし、来年はなんと現代美術の展覧会「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」が開催されるってんでまた行かねば!

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いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 / 動物園にて ―東京都コレクションを中心に @ 東京都美術館 (-2024/1/8)
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スタジオ35分の酒航太さんが参加されてるというので観に行ってきました。
前者の「いきものをうつす」は正直何の感想もなかった。。。
酒さんも参加されてる後者の「動物園にて」は小企画ながらも、上野という場所柄もあって、上野動物園を起点に動物園そのものの歴史を美術の観点から検証するという非常に意欲的で魅力的な展覧会でした。
あまり時間がなくてじっくり観られなかったのが悔やまれます。。。
あと、ここは写真撮影禁止。撮りたいものが山ほどあったのに泣
内容に触れると、動物園で撮った昭和のホームビデオから始まり、動物園が出来る前の動植物の資料に現在の東京藝大で行われた園内の写生の作品群、図案家・田井正忠による上野動物園のポスターや入場券の下絵、さらには戦中のスパイ、ゾルゲをテーマに上野動物園を背景にした米田知子の写真に、林隆喜や東松照明の写真、相笠昌義の絵画、そして最後は酒さんの写真群でフィニッシュ!!
こんな小さな企画にするのは勿体無いほどの内容でした。
ゾウの「ハナコ」の映像でほっこりも出来るし、ここだけでも観る価値あり。


私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために / MAMコレクション017:さわひらき / MAMプロジェクト031:地主麻衣子 @ 森美術館 (-2024/3/31)
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全く興味のないテーマなので期待はしてなかったけど本当に面白みがなかった。。。
冒頭のハンス・ハーケの意外性と、アピチャッポンの映像と、第2章の「土に還る 1950年代から1980年代の日本におけるアートとエコロジー」、そして前の展示の壁とかをそのまま使ってたぐらいかなぁ。
期待してたさわひらきの「hako」のミニチュア版も中途半端な感じ。。。
地主麻衣子の展示はよく分からなかったけど最近の人の展示を観られるのは単純に嬉しい。

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おまけ。
アートではないんだけど、気になって科学博物館の「和食展」へ。
実は初の科博だったんだけど、めちゃくちゃ良かった!!何故今までスルーしてたんだろうか。。。
前回の「毒展」も気になってたけどタイミング合わず行けなかったので今回は行けて良かった。
大量の家族連れやカップルで賑わう中おじさん1人ではしゃいで写真撮りまくってました死
「和食展」も、ペリーや信長、天皇の食事や各地の食べ物が観られて楽しかったし、地球館は恐竜や動物の模型にワクワクしたし、何と言っても日本館の建物の美しさ!!!
展示も日本列島の地形から歴史までめちゃくちゃ面白かった。。。
広すぎてめちゃくちゃ疲れたけど充実の時間。
というわけで撮りまくった写真をここに貼っておきます。

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第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 “ただ、いま、ここ” @ 資生堂ギャラリー

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最近観た都内ギャラリー展示まとめ。
今月はアートウィーク東京もあったので目白押し気味。

まずは東の展示から。
第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 “ただ、いま、ここ” @ 資生堂ギャラリー (-12/24)
3年毎にメンバーを替えながら続いている資生堂の椿会の第八次椿会。
メンバーは杉戸洋、中村竜治、Nerhol、ミヤギフトシ、宮永愛子、目。
2021年に始まり今年でこのメンバーではラストの展示となります。
第1回では資生堂のコレクションとコラボレーションし、第2回では作品同士がゆるく繋がり合うような展示が成されていましたが、最後となる展示は各々の作品を個々に展示するという形をとっていました。
コロナ禍に始まり、「触発」「探究」をテーマにしてきて、今回はあえて「放置」と「無関心」というキーワードが浮かび上がったそう。
とはいえ、これまでの景色を知ってる人間にとってはこの8人の絆みたいなものも薄っすらではあるものの確かに感じられて熱量のある展示。
特に中村竜治の柱は、最初全然気づかなくて、こんなに来てるギャラリーでも全然見えてなかったんだな、と気付かされました。
宮永愛子、ミヤギフトシ、目、Nerholは相変わらず骨太な作品。
杉戸洋の作品がよくわからなかった。。。
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熊谷亜莉沙|神はお許しになられるらしい @ Gallery Koyanagi (-2024/1/13)
1991年生まれとお若く見目麗しい作家さんなのにめちゃくちゃ暗い。。。
前回は絵と言葉が並んでたけど、今回は別に詩集も出していて、その詩もなんだか悲壮感漂う感じ。。。
モチーフもカトリックからのものが多くて、まるでカラヴァッジオの現代版のようで、どうして日本のカトリックでもない方がこんな絵を描くのかがいまいちよくわからない。そこが魅力と言えば魅力ですが。
行った時には作品全て完売してた凄い。
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寺内曜子「一即多多即一」@ Hagiwara Projects (-12/2)
いつか日本の美術館で大きな個展をして欲しい人のうちの1人。
東京の個展は珍しいので馳せ参じました。移転してから初。
相変わらずステートメントが素晴らしく、作品も小さな空間ながら壮大。
「たくさん」に見える穴は、くるくると巻かれた赤いロール紙に「ひとつ」の穴を開けた結果。
個人的には「パンゲア」が観られたのが嬉しかった。
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雨宮庸介個展「雨宮宮雨と以」@ BUG (会期終了)
リクルートが新たにオープンさせたスペース。ほぼ東京駅の中ですぎょい。
そのスペースのこけら落としとなるのが雨宮庸介個展。
会場にはまずこれまでの雨宮さんの作品が雑然と置かれたコーナーがあり、有名な「apple」もあります。
会期中はなんと雨宮さんが常駐していて、カフェコーナーでせっせと「apple」を制作していました。
希望があればスタッフの方が呼んでくれて「For The Swan Song A」と題されたパフォーマンスをやってくれるという至れり尽くせりぶり。
実際やってもらったんだけど、最初は普通に作品の説明だったものがどんどん意味のわからない物語になっていく様は狂気すら感じました。
木曜日にはこのパフォーマンスが別の人に引き継がれるそうで、それはそれで見たかったかも。
他にも壁の中に鏡を埋め込む作品や、文章が立体化したような作品もあり。
相変わらずよく分からない作家だけどその分からなさがまた心地よい展示でした。
今後どういう展覧会がやっていくのかも楽しみ。
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Cama /参「Kissの原則」@ MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY (会期終了)
平野泰子さん目的で行ったけど、マジで平野さんの作品以外目に入らなかった。。。
彼女の作品がどんどん強くなってて凄すぎる。
今回は他の2人の影響もあるのかないのか、これまで感じたことのなかったグラフィカル側面も感じました。
見れば見るほどあるはずのない奥行きを感じてしまう恐ろしい絵画群。
縁の色の痕跡も素晴らしい。
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続いて西の展示。
小林正人 自由について @ ShugoArts (会期終了)
何回見てもショックを受ける作品たち。
色んな角度から見て、遠くから近くから兎に角鑑賞者をここまで動かす絵画って中々ない。
大きな絵は1千万超えてた。。。
いい加減この人も美術館での個展が観たい!
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松谷武判「Matsutani Hardedge 1970’s」@ TARO NASU (会期終了)
松谷さんといえばグラファイトの黒のイメージが強いんだけど、今回は1970年代に描かれていた色とりどりの「ハードエッジ」な絵画が展示されてた。
どれもセンスの塊すぎて惚れ惚れ。。。
具体出身の中でも異色な作家。改めて好きになりました。
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ミリアム・カーン 私だったかもしれない @ WAKO WORKS OF ART (会期終了)
今年の春のパレ・ド・トーキョーでの個展で、「FUCK ABSTRACTION !」という作品が小児性愛を表すものとし不快に思った元国民戦線党の議員が作品に塗料がかけるという事件がありました。こちら
それから改めてカーンの作品が気になってたのでこの展示はとても楽しみでした。
素早い筆致で描かれた不気味な絵画たちが不安定に配置されてるので会場の不協和音が凄まじかった。
どういう基準でかけられてるんだろうか。
期待を裏切らない内容で本当に素晴らしい作品と展示で大満足。
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ミン・ウォン 宇宙歌劇 @ Ota Fine Arts (会期終了)
京劇 x SFというキッチュな世界観。
シンガポール美術館の委託で制作された大型インスタレーションの一部らしいのだけど、実際そのインスタレーション見てみないとよく分からない。。。
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高松次郎 「ソル・ルウィット | 高松次郎 Line for Earth Project」@ Yumiko Chiba Associates (会期終了)
いつもここのギャラリーの取り扱う作家の豪華さにビックリするんだけど今回もすごい。。。
高松のパースの狂うキューブがとても良かった。
ルウィットのドローイングもカッコ良すぎた。
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Richard Serra: Circle, Diamond, Triangle @ Fergus McCaffrey (-12/23)
ここも他のギャラリーと一線を画す豪華なギャラリー。
今リチャード・セラ展がやってて、ドローイングインスタレーションが展開してます。
いずれもオイルスティックで描かれているんだけど、円は壁に直接描かれていて、まさか本人ではないとは思うのでスタッフさんがやられたんだろうか。
三角と四角はよく見ると壁に貼られているタイプで、リネンキャンバスとのこと。
いずれも遠くからは記号にしか見えないけど、近くで見るとオイルスティックのテクスチャーが生半しくて、彼の彫刻の「重さ」を想起させます。
さらに普段開いてないビューイングルームも開いてたので特別に見せてもらったドローイングはさらにオイルスティックのテクスチャーが激しくてすごかった。。。
ちなみにツンとしてるギャラリーが多い中、こういう大御所扱ってるギャラリーの方がスタッフさん優しかったりします。
ここのスタッフさんも毎回親切で好感しかない。余裕って大事。
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井原信次「1111」@ KEN NAKAHASHI (-12/9)
2022年の11月11日に亡くなった飼い猫を悼むように描いた花を持つ絵画が享年と同じ22枚並んでます。
亡くなったばかりの飼い猫を抱いてるパートナーを描いた部屋の絵は、最初写真かと思うぐらい自然でびっくり。
うちも去年実家で飼ってた猫が亡くなったのでなんとなくわかるんだけど、悲しい気持ちよりありがとうの気持ちの方が大きくて、さよならよりありがとうの花束なんだろうな、と感じました。
会場にも「死」の傷ましさよりもむしろ清々しい空気が流れていたのが印象的でした。
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最後はまた古物xアートの展示。
西坂晃一「substream」@ 隙間 (会期終了)
木葉絢子「A Small,Good Thing」@ Pottari (会期終了)
手塚 確 写真展 「 山水|木曽 – 松本 – 漆 – 写真 」@ 手と花 (会期終了)
東京で大好きな古物屋白日の店主西坂さんのなんと個展が今年の元旦に京都でやってたけど行けず、今回東京でやるというので楽しみに馳せ参じました。
彼とその作家仲間たちによる協働の「作品」は、時間と作家性が入り混じった不思議なオブジェになってました。
西坂さんは作るというより選ぶ人です。
物を選び人を選ぶというその行為自体が彼の作品たらしめてるのかもしれません。
1塁から3塁までの古いホームベースを額装したやつが個人的には好きでした。
今後に期待。
木葉さんは前回のumi neueの個展から早くも今度はガラリと変わって陶の作品たち。
Pottariさんは下が陶芸教室もやってるので、作品も陶になったのだけど世界観は相変わらずで凄い。
その関連で知り合った神田にある手と花の店主手塚さんのお父さんの写真展へ。
一枚一枚丁寧に撮られてたんだろうな、と想像させる繊細な写真たち。
手塚さんの父親へのリスペクトが感じられる展示でした。
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とんちピクルスA’holicライブ終了しました。

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もはや毎年恒例となっているとんちピクルスのライブ、無事終了しました。
お越し頂いた皆様どうもありがとうございました。
うちの店では常々とんちさんの曲しかかけてないこともあり、毎回情報公開前に満員御礼になるのですが今回は最速でした。。。
とんちさん、最高の音楽とパフォーマンスありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
お店は本日より26日までお休みとなります。
年末年始は12月28日から1月1日までお休みです。
12月27日は23時までとなります。

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そして12月23日(土)には、こちらも毎年恒例となってる木下さんによる静岡おでんパーティーを開催します!
また追ってお知らせします。

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とんちピクルスA’holicライブ開催のお知らせ。

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11/22(水)にお待ちかねとんちピクルスのライブを開催します!
と言っても、すでにお席はソールドアウト状態。。。おそるべしとんち人気。。。
というわけで若干数ですが2500円の立ち見席もご用意しております。
立ち見でも観たい!という方は是非ご予約ください。
店頭、DM、メール(info@aholic.tokyo)等々でお尋ねください。
当日は22時以降が通常営業となります。

公演名 とんちピクルスA’holicライブ
日 時 2023年11月22日(水) 19時開場19時半開演
会 場 A'holic
    東京都新宿区新宿3-11-1 高須ビル3階
    Tel.03-6273-0132
    http://aholic.tokyo/
出 演 とんちピクルス
料 金 立見2500円 *別途ドリンクのご注文をお願いします
ご予約・お問合せ
info@aholic.tokyo (A'holic)
とんちピクルスライブ予約センター
http://form1.fc2.com/form/?id=451627


ライブの翌日11/23(木祝)から26(日)はお休みとなります。ご了承ください。

TARO賞の作家Ⅲ 境界を越えて @ 川崎市岡本太郎美術館

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内海さんの展示を観に川崎の岡本太郎美術館へ。
青山に岡本太郎記念館というのがありますが、そっちではありません。
この美術館はとにかく遠い、、、。
昔に一度訪れたことがあるけれど、生田公園の中をひたすら歩いて辿り着いた記憶があります。
ちなみにその時観に行ったのは第12回岡本太郎現代芸術賞で、当時の岡本太郎賞を受賞したのが今回も出ている若木くるみさん。
当時後頭部を顔のように刈り上げた彼女本人がずっといてめちゃくちゃ怖かったw こちら
というわけで今回は小田急線の向ヶ丘遊園駅から生田公園の西口までタクシーを利用。
西口は駅からかなり大回りになるんだけど、東口に行っちゃうと結局そこから歩くので意味ないのです。
ようやく辿り着いてすでにヘトヘトなのでカフェでパンケーキ食べてパワーチャージ。
ようやく美術館の中へ。

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まずは岡本太郎の常設展。
今回は「岡本太郎とスポーツ」と題して、東京・札幌・ミュンヘンオリンピックでデザインした参加記念メダルや、近鉄バッファローズのロゴなどが展示されてました。
趣味のゴルフやスキーの道具なんかも展示されてて人間味溢れてて良かった。
太陽の塔のドキュメンタリーや「森の掟」も展示されてます。
個人的に岡本太郎は彼の作品よりも民俗学的なアプローチが好きなので、彼が取材時に持ち歩いてたカメラが展示されてたのは熱かった。

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今回のメインは企画展示室の「TARO賞の作家Ⅲ 境界を越えて」。
26回のTARO賞の中から選ばれた作家たちが改めて展示する企画の第3回。
今回は内海聖史(第10回入選)、大西康明(第5回入選・第10回岡本太郎賞)、若木くるみ(第12回岡本太郎賞)の3名が選ばれました。
会場入ってすぐに飛び込んでくるのは内海さんの色の洪水。
巨大な作品がこれでもかと展示されてて本当に本当に贅沢な展示です。
特にこの5-6年の作品が集められてて、個人的に上京してから観てきた内海さんの作品が一挙に揃ってたので、上京してからのことも思い出したりしてかなりエモい気持ちになりました。
「dual」「squid」「カーキな視界」。どれも思い出深い作品たち。
これまで観た作品も、所変わればまた見え方が違って面白かった。
さらに、上京前で見逃してた「遠くの絵画」も観られたし、新作インスタレーションの「そこにあるわけではない」はマジで凄い。。。
小部屋に所狭しと小さな色とりどりの作品が展示されてて、中には色付きアクリルも混じってたりとても楽しい小宇宙。
この部屋は入ることができなくて、外から眺めるだけなんだけど、距離もあってじっくりは観れないし、さらには裏側しか見えない作品があったりで、作品を「観る」とはどういうことなのか改めて考えさせられます。
この小さな作品はこれまた上京してすぐに初めて購入した作品でもあって、当時の「あらゆる時間」がさらに発展したインスタレーションで最高でした。

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お隣大西康明さんは、ビニールの小屋が空気で膨らんだり縮んだりする呼吸のような作品。
この中にはなんと岡本太郎の本物の作品が入っています!
最初レプリカだろうと思ったんだけど、スタッフの方に聞いたらモノホンだった。。。
箒は謎でした。

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若木くるみさんは、あらゆる方法で刷った版画を展示。
賞を受賞した時のあの作品がどうしてもよぎるので、かなり地味に感じてしまった。。。

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そんなこんなで大満足で鑑賞終了。
遠かったけど来てよかった。
この展示は来年1月14日までやってるので是非。こちら
最後はショップでガチャガチャ回してTAROマンゲットw
あと前から欲しかった太陽の塔のフィギュアも。店で本を支えてくれてます。

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大巻伸嗣―真空のゆらぎ @ 国立新美術館 (-12/25)
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続いて2014年の「TARO賞の作家Ⅱ」に出品していた大巻伸嗣さん(第6回特別賞)の個展へ。
弘前の個展も観に行きたかったけど遠くて行けずだったので東京の美術館個展は嬉しい限り。
国立新美の大空間に「Gravity and Grace」と「Liminal Air Time ̶ Space 真空のゆらぎ」という大インスタレーションとフォトグラムに映像にドローイングと見応えのある展示でした。
特に2つのインスタレーションはどちらも2016年のあいトリで発表されたものだけどパワーアップしていて素晴らしかった。
しかもどちらも光と影を反映しながら、より光が強い方とより闇が強い方、垂直と水平という対比で見事な構成。
特に「Liminal Air Time ̶ Space 真空のゆらぎ」は最高で、いつまでも観ていられる体験でした。
不思議だったのがどちらの作品にもBGM(?)がついてるところ。
インスタレーションに音がつくのって中々ダサいのでやらないんだけど、崇高な感じの演出には合ってるのかな。
その他の作品は正直微妙で、特にドローイングは作家本人も「見せたくない」って言ってるだけあってうーんってなりました。。。
それはともかくインスタレーション本当に素晴らしいのでぜひ。

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ついでに国立新美のロビー(?)で展示されてた「渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト) 私はフリーハグが嫌い」も観たけど、この人の作品はこういう開放的な空間で観るものじゃないな、と思いました。
こないだまで都現美でやってたようなどこか見てはいけないものを見てるような感覚が正しいのだと思います。
今回の扉のインスタレーションも例えば覗き穴から覗くとハグの写真が見えるとかいう仕掛けがあれば良かったな、と。
映像も昼間は明る過ぎてほとんど見えないし。。。
ちょっと残念な展示でした。こちらも大巻展と同じ12/25まで。

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杉本博司 本歌取り 東下り @ 渋谷区立松濤美術館

最近観た写真展関連まとめ。

杉本博司 本歌取り 東下り @ 渋谷区立松濤美術館 (-11/12)
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なんだかんだダントツでよかったのは悔しいかなこの方の展示。
近年は彼のナルシシズムに食傷気味ですが、それでもやっぱり見せ方がうますぎる。
このノイズの多い美術館を見事に自分のものにしていました。
本展の前身となる姫路の展示を観てないのでどういう感じだったかわからないけれど、敢えて正攻法で行かずに古物や他人の芸術品とのコラボレーションという形で見せるやり方は見事。
それを「本歌取り」とするのも粋が過ぎます。
展示物一点一点挙げていくとキリがないんだけど、やっぱり写真を屏風や掛け軸にするのは上手すぎるし、数理模型の彫刻は美しいし、小柳で観た時はダサかった新作もここで観るとしっくりくるし、やっぱり只者ではありません。
特に2階の展示は、真ん中のソファまでしっくり来てて、この美術館で観てきた展示の中でもかなり上位の展示でした。お見事。

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石川真生 ─私に何ができるか─ @ 東京オペラシティ アートギャラリー (-12/24)
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沖縄の写真家・石川真生の個展。
一昨年の沖縄県美での個展のカタログをお客さんから頂いて知った作家さん。
「私に何ができるか」というタイトルからも、かなり真っ直ぐな写真で、写真の本来の役割を思い出させてくれます。
ただ、前半これまでのシリーズをすごい早足で見せちゃうので知らない人からしたら不親切な展示構成だと思いました。
作品説明は壁に貼るタイプではなく、配布物にしては太い冊子を見ながらの鑑賞は中々辛いものがあります。。。
この展覧会で見せたいのは後半の「大琉球絵巻」なのはすごく伝わってくるんだけど。
冊子と照らし合わせながら観るのも散漫になってしまい、最後の廊下はほとんどがらんどうだし、展示構成がすごく雑だなぁというのが感想。
とはいえ一枚一枚が強いので、写真表現として純粋に楽しめます。
上階のコレクションは顔をテーマにした構成。
川島秀明の作品ちゃんと観たことなかったけど、キャンバスの縁に表面と全然違った色が垂れてて面白かった。
Project Nはピンと来ず。

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見るまえに跳べ 日本の新進作家vol.20 (-2024.01.21) / 即興 ホンマタカシ (-2024.01.21) / 風景論以後 (-11/5) @ 東京都写真美術館
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展覧会3つとさらにアアルトの映画も観たから一つの美術館でかなりのカロリー消費でした。。。
まずは3階の毎年恒例・新進作家展。
年によっては「これって写真なの?」って表現もあるんだけど、今年はカメラを持って真っ向勝負で挑んでる写真家が多かった気がします。
そんな中でも圧倒的に良かったのが渕上裕太さん。
上野の人々を撮った写真で、最初ステートメント読んだ時は「それって鬼海弘雄じゃない?」って思ったんだけど、空間全体を覆うように展示されてるそれらは、演出と彼らの個性が合わさって凄まじいエネルギーでした。
同じく西成や新宿などのドヤ街を撮ってる星玄人さんも似たような題材ながら全く違う世界観で面白かった。
唯一知ってたうつゆみこさんは相変わらずの毒々しい世界観で浮きまくってた笑
彼女だけ現実というよりも内省的なモチーフなんだけど、そんな中でも薄っすら彼女自身の生活感が顕れてるのが今回の出展理由なのかもと想像したり。
近年の新進作家展の中ではかなり好感の持てる展示でした。
続いて2階のホンマタカシ展。
もはやビッグネームになり過ぎて特に気にも留めない作家なんだけど、今回はかなり印象が違ってて、部屋一室使ってカメラ・オブスクラにして都市を撮った写真が展示されています。
展示室の真ん中に部屋があって、四方に開いた穴からしか覗くことができず、そこにも写真が展示されてたり、謎にピアノが置いてたりして不気味。
とにかく展示室全体が妙に不気味な雰囲気に包まれてて、それは写真の印象がどこか「盗撮」めいた隠微さを醸し出してるからかもしれません。
ちなみに部屋を一室使ってっていうのは山中信夫も散々やってますが、彼の作品は白黒なので非現実みがあるのに対して、ホンマの写真はカラーというのもあって現実みと非現実みの間が特徴かも。
最後は地階の「風景論以降」。何故かここは撮影不可。
映画批評家の松田政男の著書「風景の死滅」(1971)をベースにしながら、現在から「政治の季節」だった1968年まで遡るようにして「風景」を捉えるかなりアカデミックな展示。
冒頭は広島を撮った笹岡啓子から。純粋に彼女の写真は良い。
原爆ドームや平和記念資料館のみならず、街角を撮っていても広島を感じさせるのが不思議。
その後、2章の今井祝雄の移動中に出くわす赤信号ばかりを撮った「Red Light」にハッとさせられたり、3章の中平卓馬のアレブレの写真に痺れたりとあったけど、全体的に捉え所のない展示。それこそが日常の「風景」というものなのかもしれないけど。
最後の大島渚や若松孝二らの映画の展示も美術館で観るには中々厳しく。。。
試みとしてはかなり骨太な企画ではあるけれど、やっぱり展示としては難しく感じてしまいました。

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寺田 健人 @ 東京建物八重洲ビル (会期終了)
「Tokyo Dialogue 2023」@ TODA BUILDING工事仮囲 (会期終了)
最後に東京駅周辺で先月までやってたT3 PHOTO FESTIVAL TOKYO関連。
色々やってたけど、寺田健人さんの展示と同級生の山元彩香が参加してた「Tokyo Dialogue 2023」のみ鑑賞。
寺田さんは5月にやってたIWAKAN MAGAZINEの展示で初めて知って気になってる作家さん。
観たかった「想像上の妻と娘にケーキを買って帰る」が観られてホクホク。
ただでも物悲しい作品なのに、ビルの中に回ると誰もいない風景になっててさらに悲しくなった。
架空の娘が遊んだであろうおもちゃなんかもとても物悲しく展示されててとてもうまい。
一番大きな作品の下で仕事する男たちがさらに物悲しさを演出していていい感じでした。
去年は友人の清水裕貴さんが参加していた「Tokyo Dialogue」。
今年は同級生の山元彩香が参加してるので観てきました。
この仮囲いも来年には建物が完成するので無くなってしまうと思うとこのシリーズもこれで最後。
荒々しい工事現場と写真の相性が案外よくて面白い企画です。
今回も囲いの開閉部分にプリントされてたりしてとても良かった。
山元さんの作品も、これまでにないアプローチだったけどしっかり彼女の作品になってて感心。
神野紗希さんの俳句もとてつもなく良かった。

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