山本恵作品のオンライン販売開始しました。

山本恵作品のオンライン販売を開始しました。
https://aholic.stores.jp
店頭でのお買い上げはそれぞれ5%OFFとなります。
・Floating fragment - 32 太陽 (2023)
50×45×63cm
mixed media
¥220,000 (¥231,000 online)

・Floating fragment - 44 Luna (2023)
35×35×96cm
mixed media
¥220,000 (¥231,000 online)

・ Floating fragment - 55 たまご星 (2023)
17×17×25cm
mixed media
sold

・ Floating fragment - 45 クマ (2023)
8.5×11×18cm
mixed media
sold

・ Floating fragment - 46 牛 (2023)
9×9×18cm
mixed media
sold

・ Floating fragment - 47 砂漠のバラ (2023)
9×9×18cm
mixed media
sold

・Floating fragment - 48 ハネ3 (2023)
18×23×11cm
mixed media
¥8,800 (¥9,300 online)

・Floating fragment - 49 粒とハネ (2023)
9×12×32cm
mixed media
sold

・Floating fragment - 50 フクロウ (2023)
10×10×30cm
mixed media
sold

・Floating fragment - 51 ブラブラ水晶 (2023)
10.5×10.5×11cm
mixed media
sold

・Floating fragment - 52 粒 (2023)
9×9×9cm
mixed media
sold

・Floating fragment - 53 卵 (2023)
9×9×11cm
mixed media
sold

・Floating fragment - 54 バネ (2023)
9×9×11cm
mixed media
¥6,600 (¥7,000 online)

・球体の見る夢 (2023)
9×10×8cm
mixed media
¥27,500 (¥28,900 online)

・大きな装置のための小さな部品 - 8 (2023)
4×14×5cm
mixed media
¥22,000 (¥23,100 online)

・瞼の庭 (2023)
29×36×5cm
mixed media
¥44,000 (¥46,200 online)

・楽譜 - 5 (2020)
29×36×5cm
mixed media
¥22,000 (¥23,100 online)

・空間 - 11 (2020)
5,5×6,5×5,5cm
木材、空間
¥6,600 (¥7,000 online)

・小さな声 - 2 (2023)
16×20,5×6cm
mixed media
¥33,000 (¥34,650 online)

・小さくて長い長い話 (2015)
12×12×13cm
mixed media
¥44,000 (¥46,200 online)

・ 夢 (2002)
6,5×6,5×6,5cm
裏返しにしたボール
¥33,000 (¥34,650 online)

・シミック 2 「コップ一杯のミルクに照らされた場所に戻る」ために (2018)
9×10×6cm
陶器
¥22,000 (¥23,100 online)

山本恵個展「小さくて長い長い話」と夏メニュー

本日より、山本恵個展「小さくて長い長い話」を開催します!
展覧会中は水曜のみお休みです。
酷暑な毎日ですが、水族館のような、プラネタリウムのような、とても幻想的な空間に仕上がりました!
本展がA'holicでの一旦最後の展覧会となります。
是非お見逃しなく!!!
山本恵個展「小さくて長い長い話」
2023年7月20日(木) - 8月26日(土)
18時-24時 水曜休
*ワンドリンクオーダー制
夏メニューのお知らせ!
まずは毎夏恒例のカレー定食(グリーンカレー、ラタトゥイユ、クリームチーズポテサラ、ピクルス)!
辛いの苦手な人には裏メニューでラタトゥイユカレーにできます。
夏だけBBAではないのです!
そしてこの定食もこれにて最後となります。。。

日本酒もその時々のものをお出しします。冷のみ。
大阪名物ミックスジュースもありまっせ。


山本恵個展「小さくて長い長い話」開催のお知らせ。
私たちは何者? ボーダレス・ドールズ @ 渋谷区立松濤美術館

ほとんどの人が人形にまつわる思い出を持っていると思います。
僕の場合だと、
幼少期に集めて並べて眺め回していた水木しげるの妖怪人形、
祖母の家にあったケースに入った小さな雛人形、
親戚の誰かがくれた手作りのフランス人形、
神社にあった神話にまつわる人形が並んだ社、、、
挙げていけばキリがない人形にまつわるエトセトラ。
図録にも寄稿している菊池康平氏の著書の一説。
「人間あるところに人形あり/人形あるところに人間あり」
まさにそれをテーマにした展覧会が松濤美術館で開幕しました。
今年度の中でもかなり期待していた展覧会で、蓋を開ければ、期待以上のものでした。
この展覧会はあいさつにも書いている通り、『あえて「芸術」という枠に押し込めず、多様性を持つ人形そのものとして紹介することで、日本の立体造形の根底に脈々と流れてきた精神を問う』というコンセプトで構成されていて、まさに多種多様な「人形」のあり方が提示されていました。
まずは2階へ。
もうまず、第1章に登場した「人形代」と呼ばれる呪詛人形から大興奮。
人形代とは、平安時代の貴族社会において、憎しみを持つ相手を陰陽師に依頼して人形にし、軒下や井戸に埋めることで呪いをかけるというもので、出品されていたものは、肉付きもリアルで後ろでで縛られたような格好をした木彫りの人形で、そこに実際名前も書かれていてゾクッとしました。
よくぞ千年以上も井戸の底に沈みながらここまでの保存状態(文字も読める!)で見つかったなと。
そしてその身代わりとしての人形は、昭和の時代にも青森の津軽地方に伝わるサンスケと言われる人形にも受け継がれていて、山に入る時に12人で入ると神の怒りに触れるため、13人目としてサンスケを連れていくらしい。
また、東北といえばオシラサマも展示されてて、やっぱり異常な姿に心がざわつきます。
続く第2章では雛人形や御所人形など、現在にも続く行事ごとにまつわる人形が並びます。
僕は男ですが、冒頭でも出した祖母の家にあった雛人形が子供の頃からとても好きで、ガラスケースに収められた小さな人形たちを3月になるとうっとり見てたのを思い出しました。
そして3章と4章では、時代は明治まで移って、西洋からの「sculpture」という概念を巡って、人形のアイデンティティを問う時代になっていきます。
現在の東京藝大の前身である、工部美術学校が1876年に創立され、そこでは人形は「美術」や「彫刻」といった概念から外されてしまいます。
しかし昭和初期に興った「人形芸術運動」により、1935年の帝展で人形の出品が認められるに至ります。
この時期の作家といえば竹久夢二が大スターで、彼も人形を作っていたのは意外でした。
ただ、この時期の作品を見てると、確かにこれは「芸術」なのかな?と首を捻るものもたくさん。。。
むしろ、第5章の戦争期に作られた、兵隊に持たせる慰問人形は、第1章でも見た「身代わり」としての人形のあり方としてとても興味深かったです。
というわけで、この辺りはほぼ素通りだったのですが、戦後の川崎プッペのフランス人形はとても面白く拝見しました。
師匠の陽咸二の「サロメ」とポーズほぼそっくりな川崎の「女」が、それぞれ前者が東近美、後者が国立工芸館に所蔵されてるのも興味深いです。
そして6章の最後でリカちゃん人形の登場!!
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!って感じがすごかった笑
2階の〆として完璧でした。
続いて地下へ。
ここの展示室は異様だった。
美術館なのか人形館なのかわからない光景でめちゃくちゃ面白かった。
第7章では、人間と等身大の生人形が並んでいて、本当に異様。
そこから第8章のマネキンへの導入は見事。
今も続くマネキン会社の「七彩」の元が島津製作所で、さらに戦後「七彩」としてスタートするにあたり初代社長が彫刻家の向井良吉だったの初めて知りました。
向井がマネキンと自身の彫刻とをシームレスな意識で作ってたというのもめちゃくちゃいい話ですね。
そしてそこから10章の四谷シモンや村上隆に続く流れも最高。
万博のせんい館に展示されてた四谷の「ルネ・マグリットの男」観れるのめちゃ貴重。
最後、平成彫刻のメルクマールとも言える村上の「Ko2ちゃん」が出迎えるのは見事なフィナーレ。
欲をいえばここに舟越桂や加藤泉が加われば完璧でしたがキリがないよね。
ここで終わりかと思いきや、1階に戻って9章が残ってました。
渡り廊下の奥に進むと秘宝館で展示されてた裸体女性の人形やラブドールが並んでて、この展覧会最高!!!ってなりました。
こんなの展示するなんて、「美男におわす」以来の感動。
ここの美術館の展示室は中々クセがあるので、こういう資料館的な展示にはぴったりですね。
この夏都内で開催される展覧会の中ではかなりマストな展示です。
8月27日まで!こちら。
ちなみに、この展覧会はあくまで日本の人形に関する展示なのですが、それを補完するように、近くの民藝館でも世界の「像」をテーマにした展覧会「聖像・仏像・彫像」が開催中なのでこっちも観るの強く勧めます。
松濤美術館にも展示されてたオシラサマがここでも展示されてるんですが、民藝館に展示されてるオシラサマの方が異常。。。かなり衝撃を受けました。
また、マダガスカルの女性像や鳥の像も凄すぎて、目の前から動けませんでした。
1階ではサブ展示で世界中の仮面が展示されてますが、こっちもすごい。もはやサブではない。。。
他にも朝鮮のヘタウマな絵やオンドル用の箒など、見どころ多すぎ。
何度も来てるのに初めて見るものが毎回多くて、どんだけコレクションしてるのか想像もつかない。。。
この展示は9月3日まで。こちら。
会期もほぼ一緒だし意識してるのかな??
せっかくなのでコラボとかしたらいいのに。

東京日仏学院(アンスティチュフランセ) by 坂倉準三・藤本壮介
最近観たデザイン関連まとめ。
東京日仏学院(アンスティチュフランセ) by 坂倉準三・藤本壮介
何度か行ってる建物だけど、「名建築で昼食を」を観て改めて。
前に来た時に工事中だった藤本壮介の新校舎もできてたのもあって。
まずは坂倉さんの建物。
何と言っても階段。
TOUR SAKAKURA(坂倉の塔)と呼ばれてる二重螺旋階段はもちろんのこと、外の螺旋階段や中の階段の曲線、そして踏板のみの階段など、この建物だけで坂倉階段のオンパレード。
柱も独特で見どころ多い建物。
2021年にできた藤本壮介設計の新校舎は、緑であまり全貌がわからないんだけど、こちらも階段で構成された複雑構造。とはいえいつものアスレチック感がまんまでふーんって感じ。
この人の建物ほとんど白いけどいい加減別の色も使ったらどうだろう。
「ハンガリー音楽の家(House of Hungarian Music)」はちょっと観てみたいかも。



















国際装飾株式会社 by 西沢立衛
近所(初台)にいつの間にかこっそりあった西沢立衛の建築。
パンチメタルで覆われた建物。案外良かった。



LINA BO BARDI 展 ~ with Marcenaria Baraúna ~ @ 駐日ブラジル大使館 (会期終了)
ちょっと前にブラジル大使館でやってたリナ・ボ・バルディの展示。
彼女のことはよく知らなかったんだけど、以前雑誌でブラジルのミッドセンチュリー家具が紹介されてて、そのデザインがどれも素晴らしかったので実物を観てみたかったのです。
ローマで生まれ、戦後ブラジルに移住した彼女は、その後ブラジルを代表する建築家・デザイナーとなりました。
いくつかの建築と数々の家具、特に椅子はどれもこれもどこかプリミティブながら機能性も充分で魅力的なものばかり。
さらに彼女の手がけたサンパウロ美術館で使われてるガラスと木とコンクリートでできた展示パネルは最高すぎた。
ブルータルな印象もありながらエレガント。
背反する素材の組み合わせがセンスありすぎ。
いつかブラジルも行ってみたいなぁ。
初めて入ったブラジル大使館も素敵でした。















ANREALAGE EXHIBITION “A=Z” @ スパイラル (会期終了)
最後にアンリアレイジの20周年を寿ぐ展示。
僕がこのブランドに出会ったのは2012年、もう10年以上前で、その年の秋冬で発表された「TIME」というコレクションでした。
服の動きをそのまま取り入れたコレクションで、久々にファッションで驚かされました。
当時既にファッション熱はまあまあ冷めてたんだけど、アンリアレイジだけはそこから追うようになりました。
今はさらに冷めて、アンリアレイジのコレクションも横目で追う程度だけど、やっぱり気になるブランド。
この展覧会ではこのパンデミック中に発表したコレクションが一堂に集いました。
まさにアンリアレイジ(非日常的な日常)の中で発表したのが、「HOME」(2021SS)、「GROUND」(2021AW)、「DIMENSION」(2022SS)、「PLANET」(2022AW)、「A&Z」(2023SS)、「=」(2023AW)。
「HOME」から「PLANET」までは、リアルのショーが開催されず、映像でのコレクションで、会場ではライゾマティクスとのコラボレーションで生まれた映像とリアルな服の組み合わせインスタレーションが披露されてました。
原点回帰とも言えるパッチワークを使った「A&Z」はこれまでのコレクションが載った壁紙や森永さんの発言を背景にシンプルに展示。
最新のフォトクロミック技術を使用した「=」は吹き抜けに大掛かりなセットを組んで、紫外線で服の色が変わる様を見せてました。
コロナ前まで、毎度新しい技術を発明していたので、正直息切れしないか勝手に心配していたのですが、コロナで時の流れが遅くなったことで、またリスタートといった印象で、今後またどういう方向にこのブランドが進んでいくのか楽しみになりました。











東京日仏学院(アンスティチュフランセ) by 坂倉準三・藤本壮介
何度か行ってる建物だけど、「名建築で昼食を」を観て改めて。
前に来た時に工事中だった藤本壮介の新校舎もできてたのもあって。
まずは坂倉さんの建物。
何と言っても階段。
TOUR SAKAKURA(坂倉の塔)と呼ばれてる二重螺旋階段はもちろんのこと、外の螺旋階段や中の階段の曲線、そして踏板のみの階段など、この建物だけで坂倉階段のオンパレード。
柱も独特で見どころ多い建物。
2021年にできた藤本壮介設計の新校舎は、緑であまり全貌がわからないんだけど、こちらも階段で構成された複雑構造。とはいえいつものアスレチック感がまんまでふーんって感じ。
この人の建物ほとんど白いけどいい加減別の色も使ったらどうだろう。
「ハンガリー音楽の家(House of Hungarian Music)」はちょっと観てみたいかも。



















国際装飾株式会社 by 西沢立衛
近所(初台)にいつの間にかこっそりあった西沢立衛の建築。
パンチメタルで覆われた建物。案外良かった。



LINA BO BARDI 展 ~ with Marcenaria Baraúna ~ @ 駐日ブラジル大使館 (会期終了)
ちょっと前にブラジル大使館でやってたリナ・ボ・バルディの展示。
彼女のことはよく知らなかったんだけど、以前雑誌でブラジルのミッドセンチュリー家具が紹介されてて、そのデザインがどれも素晴らしかったので実物を観てみたかったのです。
ローマで生まれ、戦後ブラジルに移住した彼女は、その後ブラジルを代表する建築家・デザイナーとなりました。
いくつかの建築と数々の家具、特に椅子はどれもこれもどこかプリミティブながら機能性も充分で魅力的なものばかり。
さらに彼女の手がけたサンパウロ美術館で使われてるガラスと木とコンクリートでできた展示パネルは最高すぎた。
ブルータルな印象もありながらエレガント。
背反する素材の組み合わせがセンスありすぎ。
いつかブラジルも行ってみたいなぁ。
初めて入ったブラジル大使館も素敵でした。















ANREALAGE EXHIBITION “A=Z” @ スパイラル (会期終了)
最後にアンリアレイジの20周年を寿ぐ展示。
僕がこのブランドに出会ったのは2012年、もう10年以上前で、その年の秋冬で発表された「TIME」というコレクションでした。
服の動きをそのまま取り入れたコレクションで、久々にファッションで驚かされました。
当時既にファッション熱はまあまあ冷めてたんだけど、アンリアレイジだけはそこから追うようになりました。
今はさらに冷めて、アンリアレイジのコレクションも横目で追う程度だけど、やっぱり気になるブランド。
この展覧会ではこのパンデミック中に発表したコレクションが一堂に集いました。
まさにアンリアレイジ(非日常的な日常)の中で発表したのが、「HOME」(2021SS)、「GROUND」(2021AW)、「DIMENSION」(2022SS)、「PLANET」(2022AW)、「A&Z」(2023SS)、「=」(2023AW)。
「HOME」から「PLANET」までは、リアルのショーが開催されず、映像でのコレクションで、会場ではライゾマティクスとのコラボレーションで生まれた映像とリアルな服の組み合わせインスタレーションが披露されてました。
原点回帰とも言えるパッチワークを使った「A&Z」はこれまでのコレクションが載った壁紙や森永さんの発言を背景にシンプルに展示。
最新のフォトクロミック技術を使用した「=」は吹き抜けに大掛かりなセットを組んで、紫外線で服の色が変わる様を見せてました。
コロナ前まで、毎度新しい技術を発明していたので、正直息切れしないか勝手に心配していたのですが、コロナで時の流れが遅くなったことで、またリスタートといった印象で、今後またどういう方向にこのブランドが進んでいくのか楽しみになりました。










