大坂秩加ドローイング作品を追加しました。

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https://aholic.stores.jp
店頭でのお買い上げはそれぞれ5%OFFとなります。
会期中みなさまから書いていただいた短冊の中から数点を選び、 その言葉をモチーフにドローイング作品を制作しています。(ドローイングは毎週追加されます) 他者の言葉を使って制作することは初めてなので、とても楽しみです。
今回の個展のメインテキストの一節 「深く考えずとも思いつく、他人からしたらカスのような小さな願いの集積が結局私自身なのだろう。」
から、ドローイングを描く支持体は生活する上で出るごみ(商品パッケージなど)を使用しています。
会期終了日まで、願いごとを募集・制作しますので、ぜひご参加ください!



「ドローイング (あっ!今すぐに充電器が欲しいんだった・・・)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
26 x 16.5cm



「ドローイング (イスが似合う部屋に住めますように)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
21.5 x 26cm



「ドローイング (朝にトーストを食べたい。)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
21.5 x 24cm



「ドローイング (親孝行しよ。できるかわかんないけども。何かができますように。)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
25 x 22.5cm
大坂秩加ドローイング作品を追加しました。

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「ドローイング (来世は美少年に生まれかわれますように)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
23 x 30cm



「ドローイング (彼が怒りませんように)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
23 x 20cm



「ドローイング (子宝)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
21 x 20.5cm



「ドローイング (時が止まるような、自分が自分でいられる美しい瞬間を求め続ける)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
27 x 26cm
大坂秩加ドローイング作品のオンライン販売開始しました。

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今回の個展のメインテキストの一節 「深く考えずとも思いつく、他人からしたらカスのような小さな願いの集積が結局私自身なのだろう。」
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「ドローイング (瀬戸内寂聴とシャンパン飲みたい)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、段ボール
27.5 x 18.5cm



「ドローイング (美しいままに死にたい。)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、商品パッケージ
17 x 34cm



「ドローイング (結婚前提の恋愛がしたい)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、段ボール
17 x 28.5cm



「ドローイング (早くロシア上空を飛べるように。)」
2022年
水彩絵具、色鉛筆、段ボール
31 x 14cm
池田亮司展 @ 弘前れんが倉庫美術館











今回の旅の最大の目玉!
2020年に開館した弘前れんが倉庫美術館です。
もともとこの建物は、実業家で酒造家であった福島藤助によって1923年に建てられた酒造工場でした。
福島は建設当初から「仮にこの事業が失敗しても、これらの建物が弘前の将来のために遺産として役立てばよい」と語っていて、その100年後美術館へと繋がるという壮大なストーリーがあります。
赤レンガの屈強な建物は戦後も生き残り、青森のリンゴを生かした日本初のシードルを製造し、その後ニッカウヰスキーに引き継がれましたが工場移転に伴い1965年に閉鎖。
その後も政府備蓄米倉庫として利用されたりしていましたが、今の美術館へと繋がるきっかけはなんといっても弘前出身の奈良美智。
初の大規模巡回展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」が煉瓦倉庫を最終会場として2002年に開催され、約6万人の来館者を迎え、その後も、「From the Depth of My Drawer」(2005年)、「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」展(2006年)が開催されました。
それから10年以上の歳月が流れて、ようやく現在の弘前れんが倉庫美術館へと生まれ変わったのです。
改修を手がけたのは田根剛。
田根さん、あんま好きじゃないけど、この建物はさすがですね。
建物そのものが凄いけど、金色の屋根もめちゃくちゃ自然だし、美術館としても展示室の配慮がかなり行き届いてました。
入口入ると大貢献者の奈良さんの犬がいて、その奥にはジャン=ミシェル・オトニエルの作品。
で、本番です。
この美術館、早く行きたいと思いつつ、僕の好きな展示がやってなくて、いつかこれだ!って時に行きたかったのです。
そして発表されたのが池田亮司展。
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
ってことで、期待に胸膨らませていざ!!!
「point of no return」(2018)



「data flux [no1]」(2020)



「data verse 3」(2020)









「exp #1,2,3,4」(2020-22)




「grdid system [no2-a],[no2-b],[no2-c],[no2-d] (2022)


「data lecture [no1]」(2018)






「data scan [no1b],[no2b],[no3b],[no4b],[no5b],[no6b],[no7b],[no8b],[no9b] (2011-22)


「data scape [DNA]」(2019)





エグかった。。。
本当に来てよかった。。。泣
最高に素晴らしかったです。。。
初っ端から光に飲まれて、終始音と映像の洪水状態。。。
言葉になりません。
写真載っけまくってるけど全然伝わらない。
そもそも暗いわハレーション起こりまくるわで全然うまく写真撮れないw
これは体験しないとわかりません。
チーム某の何兆倍も凄まじい体験ができます。
最高とかエグいとかちょっとバカみたいな感想しか出てこないけどマジで凄いです。
池田さんの空間の使い方が抜群にうますぎる。
掴みの「point of no return」から魂持ってかれるし、通路を利用した「data flux [no1]」も極上。
そこからクライマックスの「data verse 3」はマジでやばかった。。。あの大空間を圧倒してました。
「exp #1-4」はあの窪みの空間中々難しそうなのに、この為に作られた空間ですか?ってぐらい完璧。
2階の「data tecture [no1]はまさかの中に入れて完全没入した。
池田さんの展示いくつか観てるけど今回がもっとも素晴らしかった!!
8月28日までなので必見です!!!こちら。
それにしてもこの空間、めちゃくちゃ可能性ありますね。
展示室がバリエーションに富んでるのでインスタレーション作家の個展をバンバンやるべき。
ここでカプーアとかオラファーとか観れたら最高だろうな。。。
次回はこの美術館のきっかけとなった奈良美智展のドキュメント展らしいけど、そんなんじゃなくて、もっとガッツリやって欲しいなぁ。。。
ってまあ、遠いのでいい展覧会ガシガシやられても困るんだけど。。。
金沢と同じく年2回の企画なので、来年の夏でいい企画期待してます!!
展示観終わったらお隣のカフェレストランで休憩。
そこで造られてるシードルは必ず飲みましょう。





以上青森編でした。
弘前市民会館 by 前川國男















弘前市庁舎(1958)








弘前市緑の相談所(1980)





弘前市立病院(1971)






木村産業研究所(1932)











青森弘前編。
弘前には前川國男の建築が8つもあります。
彼自身は新潟生まれの東京育ちですが、母親の故郷だったとかで。
別にそこまで好きな建築課ではない、っていうかぶっちゃけこの辺りの日本人モダニスト建築家ってごっちゃになっちゃう。。。特に吉阪隆正と板倉準三の3人は皆コルビュジエの元で働いてたので混同するんですが僕だけ?
とにかく以前前川國男邸を観に行ったぐらいで、そこまで熱心に追ってる建築家ではないですが、せっかくなので8つのうち5つ見てきました。
(今回調べてて初めて知りましたが、新宿の紀伊国屋って彼の建築だったんですね!)
まずは弘前公園に行きましょう。この周辺に5つあります。
そのうちタイトルになってる弘前市民会館はめっちゃよかった。
1964年の作で、当時59歳。脂がのってますね。
コンクリートの壁面もかっこいいし、中の吹き抜けも素晴らしい。
塔みたいなのがありますが、中からはよくわからなかった。
あと、向かって右側の建物は一般人入れないんだけど何なんだろうか。
で、隣接してる弘前市立博物館も前川建築なんだけど完全にノーマークだったw
広重展がやってるなぐらいで素通りしてしまいましたw
あとは市庁舎。ここも吹き抜け玄関。
市民会館より少し前の作品ですが、これを市民会館はこれをさらに洗練した感があります。
そして緑の相談所。晩年の作品ですがよくわからなかった。。。
そもそも緑の相談所って何??
勾配屋根だし言われないとわからない。。。
市立病院はこの春に廃院してて中は見れず。
コンクリに型枠の木の表面が反映されてます。
外からだと半世紀も経ってるとは思えないぐらい綺麗だったんだけどな。壊されませんように。
で、最後は前川の処女作の木村産業研究所。
今は津軽伝統のこぎん刺しの研究所になってます。こちら。
一応コンタクトからアポ取って行きましたが特に確認もされなかったので取らなくてもいいかも。土日祝日はお休み。
なんとなくサヴォア邸を思わせる感じで、めちゃくちゃ師匠の影響が出てますね。
これ、冬絶対寒いだろうな。。。環境と建築がちぐはぐな感じです。
中には雑に前川の展示がありますw
とまあこんな感じ。
あと高校の講堂と斎場があるんだけど、見学が憚られたのでパス。
前川好きはぜひ8軒制覇してみてください。詳しくはこちら。
**********************************************
ところで弘前は戦火を免れた街らしくて、街の至る所に大正時代の建物が残ってます。
大正ロマンとリンゴで売ってる感じで、アップルパイガイドマップなんてのもありますw
名喫茶も多くて、八戸が夜の街なら弘前は昼の街って印象。
てことで、僕が行った喫茶店を紹介します。
万茶ン
昭和4年創業で太宰も訪れたという喫茶店。
かなり改装されてるので往時の雰囲気はほとんどないですが、サイフォンでいれてくれる太宰ブレンドなんてのもあります。
若い4代目マスターがかなりフレンドリーでした。
もちろんアップルパイもあります🍎

スターバックス コーヒー 弘前公園前店
弘前まで来てスタバ?って思われるかもしれませんが、ここのスタバは一味違います。
なんと1917年に陸軍師団長の官舎として建設された登録有形文化財が使われてます。
外観も和洋折衷で素敵だし中も可愛い!!!
上述の市庁舎に隣接してるのでセットでどうぞ。
メニューは普通のスタバ。ここ限定のリンゴフラペチーノとかやればいいのに。





大正浪漫喫茶室
実業家、藤田謙一が作らせた藤田庭園の入口にある洋館がそのまま喫茶室になってます。
弘前出身の友人に薦められて行きましたが最高過ぎました。。。
テーブルとテーブルの間の飛沫防止衝立も素敵すぎる。特注かな?
コーヒーとアップルパイを注文したら、アップルパイ9種類もあって吹いたw
私はないすらいふのアップルパイを頼みましたが美しくて美味でした。
旅中結局アップルパイこの1個しか食べられなかった。。。
ここは絶対行ったほうがいいです。
先のスタバと近いので、2店ハシゴ頑張りましょう。












浪漫須貯古齢糖
最後は我らがBAR専用チョコレートを作ってくださってる須藤さんのお店!!
もうずっと行きたくて行きてくて念願叶いました。
弘前着いて即行で参りました。
ここでしか食べられないアイスとアフォガードを実食。
勇み過ぎてアイスだらけになっちゃったw
アフォガードのアイスにかけるホットチョコレートが苦味があるので余裕で食べられました。
アイスも濃厚で特にマダガスカルの濃厚チョコアイスやばかった。。。
全メニュー制覇したかったけど叶わず。。。次回また来ます!!





以上。最後食べログみたいになっちゃったw
名和晃平 生成する表皮 @ 十和田市現代美術館






















開館した2008年以来の14年ぶりの訪問!!こちら。
そんなに時が経ってたなんて。。。恐ろしや。。。
当時も曇りでしたが今回も曇りw
この美術館は曇りが似合うと言い聞かせてます。
外には鈴木康広のリンゴの彫刻や奈良美智の壁画が増えてました。
で、現在この十和田市美術館では名和晃平展が開催されております。
名和さん、最近の作品、お世辞にもいいとは言い難いので正直ほぼ期待せずでした。
が、なんと今回の展示されてる作品はどれも良質な名和晃平でした!!
何と言っても今回の目玉である新作のBiomatrix(W)は最高でした。
シリコンオイルがグリッド状に気泡を生成する様は一生見ていられる。。。
2018年のSCAIでの個展でも出してましたが、いい作品ですね。
そして、この冬にNomartで展示してた学生時代のドローイングと新作のドローイング。
新作のドローイングもここ最近の中では特に良かったけど、やっぱり学生時代のドローイングが良い。。。
最近のドローイングはシステムに縛られてる感じがあるんですよね。
これはサンドイッチという工房システムに依るところも大きいとは思うんだけど。
僕はGUSHぐらいまでの名和さん自身が没入するように描いてたドローイングがやっぱり好きだな。
で、常設に新たに加えられた名和晃平を代表するPixCellの鹿の作品。安定の良さ。
やっぱり、名和さんって、無形のものや既にあるものに付け加えるような作品は安定感あります。
正直彫刻家という肩書きなんだけど、造形センスはそこまでないかと。。。
最近の3Dの作品とかは絶句するぐらい良くないと思います。
この辺の作品まだ深化できそうなのでこっちで行って欲しいな、と改めて思いました。
さて、14年ぶりの訪問でしたが、前回は室内の展示撮影不可だったのかブログに載せてないので、前回載せてない分を載せていきます。
塩田千春とレアンドロ・エルリッヒが新収蔵。
エルリッヒの作品、示し合わせたように子供達が入ってきてくれて良い絵が撮れましたw
こんなのあったっけ?ってやつ何個かあったけど記憶にないだけだった。。。
ロン・ミュエック「スタンディング・ウーマン」

山本修路「松 其ノ三十二」

塩田千春「水の記憶」





ハンス・オプ・デ・ビーク「ロケーション(5)」


トマス・サラセーノ「オン・クラウズ(エア・ポート・シティ)」


オノ・ヨーコ「念願の木」「三途の川」「平和の鐘」

アナ・ラウラ・アラエズ「光の橋」

栗林隆「ザンプランド」

フェデリコ・エレーロ「ウォール・ペインティングミラー」


マリール・ノイデッカー「闇というもの」

ボッレ・セートレ「無題/デッド・スノー・ワールド・システム」

ラファエル・ローゼンダール「RR HAaiku 061」

レアンドロ・エルリッヒ「建物ーブエノスアイレス」



あといくつか誰のかわからないものも。。。(そもそも作品なのか?)



カフェでは大岩雄典さんがトークしてた。これは後述。
ショップで探してた飯川雄大さんのヨコトリの冊子が売ってて大興奮で購入!
飯川さんは市内を走るバスのデコレーションを担当してます。ステキ!



14年前になかったと言えば美術館前の道路渡ったアート広場。
街をアートが侵食していくようで面白い。
エルヴィン・ヴルム「ファット・ハウス/ファット・カー」




草間彌生「愛はとこしえ十和田でうたう」

ジャウメ・ブレンサ「エヴェン・シェティア」

インゲス・イデー「ゴースト/アンノウン・マス」


ニュー-テリトリーズ / R&Sie(n)「ヒプノティック・チェンバー」



最後に、今回最も観たかったのが目[mé]が作った「space」。
スナックの入ってた空き家の2階をスパン!とくり抜いてできたような空間。相変わらずクレイジー。
そこに前述の大岩雄典さんが個展を開催していました。
正直わかりにくい作品で、美術館の中にもPにまつわるものが置いてたらしい。
って、さっき誰のかわからない作品書いてたのそうやん!書いてて今気づきましたw (プラモデル、ペット、パラシュート?)
今後も惑星ザムザに参加してた青柳菜摘さんや百瀬文さんがここで個展するそうで今後も楽しみ。











名和晃平展は11月20日まで。こちら。
大岩雄典展は9月4日まで。こちら。
それにしても十和田、寂れてますね。。。
バスの時間とか潰せる場所がほとんどないです。。。
僕は八戸を拠点に動いてて、八戸からは前投稿のブックセンターの目の前のバス停から出てるバスで1時間半ぐらい。
グーグルマップではそのルートなぜか出てこないのでご注意ください。こちら。
で、八戸はというと、昨年八戸市美術館がリニューアルして話題になりました。
が、実際行ってみると、これは美術館と呼べるのか??という代物。。。
ジャイアントルームというでっかい吹き抜け空間が売りなのですが、特に展示室というわけでもなく市民の憩いの場って感じで、それだったら美術館って呼び方しなくて良いんじゃない?とすら思いました。
やってる展覧会もアレだったので観てないですが、あまりに勿体無かった。。。
せっかく八戸いい街なのに本当に悔しい。。。
次回の佐藤時啓の展示はちょっと期待できるけど。。。
また八戸行きたいのでぜひぜひ凄い展示やってください!!!






三沢市寺山修司記念館











































青森に行ってきました!!
酷暑の東京からの涼しさは天国そのものでした。。。夏だけ移住したい。。。
巡った順番は逆になりますが、まずは最後に行った寺山修司記念館からご紹介します。
そもそも僕は寺山の作品自体は正直言って苦手な部類です。
あのデカダンスな感じがちょっと食傷気味になってしまいます。
なのになぜだかどうしても気になる人物ではあるのです。
例えば徹子の部屋にゲスト出てた時の映像を見ると圧倒的なカリスマに惚れます。
1967年にはうちの店の近くの末廣亭で「大山デブ子の犯罪」を上演したり、店の階段に貼ってあるポスターに寺山修司記念館のがあったり、なぜか店のオープニングに友人が「身毒丸」の初演レコードを持ってきてくれたりと、やたらご縁があるなと勝手に感じている次第で、やっぱり気になる。
なので寺山修司記念館、一度は行ってみたい場所でした。
で、地図で見ると、車じゃないとどうしても行けない場所、、、。
と思ってたら、土日祝日に無料のバスがあることが判明!こちら。
三沢駅や三沢空港から行けます。
この青森旅行で行かない手はないということで行ってきました。
で、写真の通りなんですが、とんでもない場所でした。。。
記念館すぐそばには牛たちが放牧されてるwww
裏の記念碑へ森をかき分け行くと小川原湖と小田内沼が眺められる絶景スポットだったり。。。
えらいとこきたな、という印象ですが、中も素晴らしかった。
正直企画展示はしょぼしょぼだったんですが、常設展示の力の入れようがすごい。
机が並んでて、その抽斗の中が展示になってるという凝りよう。
どれも感心するぐらい作り込まれてるので、開けていくのが楽しみになります。
他にもキモい展示物だらけでいい感じw
それにしても寺山修司って、三沢には戦後すぐに父方の叔父の住んでた食堂に間借りで住んでた4年間しかいないんですよね。
なぜに三沢にこんな記念館が建ってるのか謎。
まあ、この頃の思い出が「田園に死す」なんかで出てきたりと、寺山にとっては大事な期間だったのかもしれません。
少しでもきになる人はいつか是非行ってみてください。こちら。
そして青森と言えばもう1人、忘れてはならないのが太宰治です。
彼の記念館は五所川原市というところにあるらしいのですが、さすがにそこまで行けず。
青森という土地は、内省して発酵して作品になっていくイメージがありますね。
こうした文豪の故郷のイメージから面白い試みをしているのが八戸市。
八戸市の中心の六日町というところに八戸ブックセンターという施設があります。こちら。
ここはなんと市が運営する本屋さん。
市の施設なのに本を販売したり、ギャラリーがあったり、本の区分も独特だったり、立ち読み上等な感じといい攻め攻めな施設なんです。
中でもすごいのがカンヅメブースという場所で、「八戸市民作家」登録すればそこで執筆ができるというスペース!
他にも「私の本棚」という選書を募集して並べるというのもやってたり。
八戸は三沢にも近いのでぜひ。
特にブックセンターの周りは素晴らしい飲食店が多すぎて沼でした。。。







アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真 / メメント・モリと写真 ー死は何を照らし出すのか @ 東京都写真美術館

マン・レイ


ウジェーヌ・アジェ

ブラッサイ

ハンス・ベルメール


矢野敏延

小石清、中山岩太、安井仲治

中山岩太


平井輝七

ハナヤ勘兵衛

小石清

山本悍右

後藤敬一郎

吉崎一人


瑛九

恩地孝四郎

永田一脩

濱谷浩


今写真美術館でやってる「アヴァンガルド勃興」と「メメント・モリ」観れば、古今東西の大体の写真史が掴めるというとんでもない企画をやってます。
前者では1930年代から40年くらいまでに起こった日本の前衛写真を、後者では「死」にまつわる世界中の近代写真を通覧できます。
まず「アヴァンガルド勃興」ですが、一言で言うと「日本前衛写真ベストアルバム」です。
これだけの作品が一堂に会するなんてそうそうないのでは。。。
冒頭はその日本前衛写真に影響を与えたマン・レイやアジェ等が展示されててこの時点ですごい。
ブラッサイ、改めて観ると本当に美しいですね。
そこから、大阪、名古屋、福岡、そして東京という流れで地域ごとに見せていくのもとてもわかりやすい。
特に大阪は前衛写真の宝庫なのでめちゃくちゃ見応えがあった。
出てる作品何度もイメージで観たことあるものばかりで、それらのオリジナルプリントがずらっと並ぶ展示室は異常でした。。。
特に小石清のプリントはすごく物質感が強くて不思議だった。
欲を言えば安井仲治をもっと観たかったけど、中山岩太の代表作いっぱい観れたからいいや。
その後に続く名古屋、福岡に関しては、昨年開催された名古屋市美の「写真の都」展と、福岡市美の「ソシエテ・イルフは前進する」展から美味しいとこどりって感じで、東京ってやっぱり恐いな、と思いました。。。
最後の東京編に出てた永田一脩の「手」は、まんま冒頭のマン・レイなんだけどオマージュなのかな?
あと、なぜ野島康三が出てなかったんだろう。。。かなり重要人物のはずなんだけど。。。
最後の最後、濱谷浩で終わってるのも、戦後に続く流れを表してて素晴らしい終わり方。
特に「敗戦の日の太陽」が最後って、このまま下の階の「メメント・モリ」への流れもあって凄い。たまたまかな?
僕は昨年写真の授業をやったりとかで、かなりこの辺は勉強したので、それの総ざらいって感じでした。
授業気になる方は是非動画でご購入を!これ観てこの展示観ればカンペキ!こちら。
で、下の階の「メメント・モリ」も凄かった。。。
こちらでは上の階ではカバーしきれない世界中の戦前戦後の写真がずらりと。
冒頭はハンス・ホルバイン(子)の版画から始まるのも憎い。
そのまま本展示に進むと藤原新也の言葉が掲げられてる。
特にこのパンデミック真っ只中に死を考えることの意味。
そして、写真そのものが死を象徴しているというソンタグの言葉も印象的。
写真は撮られた瞬間に過去になり、それがそのまま残るという恐ろしいメディアでもあるのですよね。
そのことは、ソンタグだけでなく、バルトの「明るい部屋」でも述べられてるところ。
ということで、やや暗いテーマではあるものの、向き合うべき写真たちがずらりと並んでます。
戦前のユージン・スミス、ロバート・キャパ、ウォーカー・エヴァンズらが写し出す「大きな死」から、荒木経惟の「センチメンタルな旅」に「個人の死」に至る流れは、命に変わりないことを教えられます。
荒木の「センチメンタルな旅」の宣言文の展示も良かった。
そこからリー・フリードランダー、ロバート・フランク、ウィリアム・エルグストン、ダイアン・アーバスと今や近代アメリカ写真を代表する写真家たちの写真が次々と現れるのも凄かった。
彼らの写真に直接死は登場しないものの、生きることの過酷さや孤独が現れています。
そして最後は日本の近代、藤原新也と東松照明の登場。ひえぇ。
小島一郎の青森の生活を撮ったモノクロームも印象的でした。
一館でこれだけ歴史の代表作を一気に観られる機会はそうそうないのでオススメ。
「アヴァンガルド勃興」は8月21日まで。こちら。
「メメント・モリ」は9月25日まで。こちら。
「東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B」by 河瀬直美
オリンピック公式記録映画の監督が河瀬直美だと発表された時、オリンピック協会も思い切ったことをしたなぁと思ったものでした。
とはいえその時点では開閉会式も野村萬斎、MIKIKO、椎名林檎という布陣で、クリエイティヴ面からいっても彼らをセレクトした側のセンスに僕的には期待してたので、記録映画も1964年大会の市川崑の監督したものに匹敵するものになるだろうと想像していました。
が、その後のパンデミック最中での強行にまさかのクリエイティブチームの解任、そしてその後のゴタゴタなどがあり、僕の中でオリンピックは不信に満ちたものに一転しました。
思い返せばエンブレム問題に始まり、スタジアム問題等問題だらけの東京大会でした。
僕はこういう国際的なスポーツの祭典大好きなんですが、今回のことですっかり冷めてしまいました。
ここまで日本国民をないがしろにされるなんて、というショックが大きかったのです。
実際昨年のオリンピックは一切観てません。
コロナがなければ実際チケットも当たってたのでバリバリに観てたかもなんですが。。。。
そんな中唯一残っていたのが河瀬直美。
そこだけが希望だったのですが、公開直前になってNHK捏造問題やパワハラ疑惑等で大バッシングを受け始め、彼女の発言も?というものが多くなってきて、映画への期待も冷め始めてました。
個人的に河瀬さんとは2010年の個展の審査員で選んで頂いてからご縁があり、これらの騒動はやや胸も痛くて、距離を取りながら静観していました。
とはいえ彼女の映画は封切られる度に観に行ってましたし、やっぱり観るべきだよなぁと思いつつ、実際近年の河瀬映画は「萌の朱雀」の頃から比べると劣化してると言わざるを得ず、河瀬映画と言うのと同時に今回の場合は「公式記録」という側面もあるのであんまりかもなぁという危惧もあり、観るべきかどうかかなり迷っていたのです。
が、一旦封切られるとTwitterで流れてくる感想が中々なものだったのです。
そんな中最も僕を映画館に足を運ばせるきっかけになってくれたのが以下のぼのぼのさんの連投でした。
『東京2020オリンピック SIDE:A』見る気は無かったのだが、いざ公開されると「予想と全く違う映画だ」という評判が次々と飛び込んできたため急遽見ることに。確かに直前までに予想されたような体制ベッタリ国威発揚映画とは対極にある作り。極めて純度の高い「河瀬直美の作家映画」になっている。 pic.twitter.com/Gl6h2CyhDC
— ぼのぼの (@masato009) June 5, 2022
というわけで前置きが長くなりましたが、観に行ってきました。
まずはアスリート側の視点で描いたSIDE A。
まず冒頭から真っ黒な画面に藤井風(?)が口ずさむ「君が代」に始まり、雪と桜の映像。
え、めちゃくちゃ河瀬直美やん。。。!!
と驚かざるを得ませんでした。
だって公式記録ですよ?
こんなに個人の作家性押し出しちゃっていいの??
そこからもう驚きの連続。
これは紛れもなく「河瀬直美の作品」です。
さらにいうと、これはオリンピックの記録にすらなってません。
この映画で描かれるのは、アスリートを通して見る、難民、BLM、コロナと今の世界が収められています。
そしてもっと大きな「人生」という主題。
映画を観た後「C'est la vie.(これが人生)」という言葉が浮かびました。
イランから亡命してモンゴル代表として出場する柔道家。
「母国には戻れない」と彼は言います。
その直後にはウズベキスタン代表の体操選手が現れます。
彼女はウズベキスタンに生まれれながら、ソ連、ドイツと国を変え、また改めて母国の代表として今大会に出場しました。
黒人差別と戦うアメリカの砲丸投げ女子代表。
オリンピック初となった空手で優勝した沖縄の選手。
故郷沖縄の人たちへのインタビューで垣間見える差別問題。
スポーツを通してこうした差別問題をエンパワーするアスリートたち。
母として赤子を日本まで連れてきたカナダのバスケットボールの選手。
彼女は「母」と「アスリート」どちらも選ぶために戦いました。
片や「母」となることを選び引退した日本の選手の姿も。
二人の交流は今回の映画の中でも象徴的でした。
「アスリートであることだけが人生ではない」
もう一人母として子供を連れてきたランナーの女性。
足の痛みにより途中で棄権してしまいますが、彼女が我が子に「諦めてもいいのよ!」と言うのは本当に凄いセリフだった。
これと対照的だったのが日本の柔道協会。
上層部の人たちがとにかく勝利に固執し、「切腹する覚悟」とまで言います。
それらのインタビュー映像が、多分わざとなんだろうけど、めちゃくちゃなクローズアップ。。。
鼻毛出てなくて良かったね。。。
しかも団体戦で日本が負けまくる映像を流すあたり、めちゃくちゃおちょくってますやん。。。
家父長的なものへの嫌悪が読み取れますね。
この映画に出てくる選手のほとんどが「敗者」です。
わかりやすく優勝して涙する、みたいなシーンがほとんど出てきません。
サーフィンの日本の選手が波打ち際で悔し泣きしてる姿が目に焼き付きました。
それとは対照的にスケートボードの女子の優勝した13歳の少女が軽やかに「やばいやばい!」と言って金メダル掲げてる姿は、勝ち負けというより純粋なスポーツの楽しみを象徴してるようでした。
こんな具合に、観ていて一体何の映画だっけ?と思う瞬間が多々ありました。
全編通してナレーションも皆無で、テロップも最小限なので、これがいつの試合で予選なのか決勝戦なのかすらもよくわからないというのが多々あります。
あの感動をもう一度!と思ってる方には不向きかと。。。
スペクタクルを徹底的に排除した仕上がりになっていて華々しさもほぼありません。。。
いやはや河瀬さん、恐ろしすぎる。。。
これ、一応関係者一通り観てるんだろうけどどういう感想抱いたんだろうか。。。
お次はその関係者に焦点を当てたSIDE B。
Aがあれだけ攻めた内容だったのでBになったらどんだけ。。。と思って観始めたのですが正直やや肩透かし。
というか、もはやゴダールやんってぐらいのカットに次ぐカットで、A以上に何の映画なのか混乱w
確かに今回のオリンピック、ただただ時系列に並べるだけでもドラマ過ぎたので、それは避けたかったのでしょうね。
実際あのオリンピックはトラウマレベルに失敗の連続でした。
この映画は確かにその失敗を克明に映してますが、それでもカバーしきれてません。
例えばエンブレム問題や競技場問題、開会式のゴタゴタ。
他所でも言われてますが、なぜか安倍元首相が出てこないのも不気味。
ただでも発狂するぐらい失敗の連続なのに、この映画にはリレーの失敗まで映されます。
いやいや、日本もっといいところあったでしょ。。。見てないから知らないけど。
とまあ、公式記録としては攻めに攻めた内容で、これはこれで未来へのレガシーになりますね。
冒頭は延期にするかどうかの会議から始まりいきなり閉会式、そこから時間は遡って最後が開会式という流れ。
最も印象的だったのが、皆さん仰られてますがやはり野村萬斎。
「文化の只中に生きているということを皆さんお分かりになってない」
という苦しい言葉は、思いっきり国と電通に向けられていると考えていいでしょう。
実際チームが解散され、電通の佐々木氏に受け継がれた際のスピーチ中の野村萬斎の目が怒りに満ちていて、その目のクローズアップがものすごく印象に残りました。
それにしても佐々木氏、本当に悪そうなお顔をされてますね笑
人は見かけじゃないと言いますが、ある程度人は見かけだと思います。
ここでマザー・テレサの言葉を思い出しました。
思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。
人の生き様は表に反映されるものです。
それは森元首相の退任劇にも物凄く表れていますね。。。
ところで野村さんの退任は描いてるけど佐々木さんの退任は全く描かれてませんね。
描くに値なしといったところでしょうか。
挙げればキリがないぐらい救いのないイベントでしたが、唯一希望として子供たちの表情やインタビュー(?)を挟むことで、あんなでも彼らの思い出の1つになれたのだな、ということが表現されてました。
今回結構河瀬さんが声や映像に出てくるのもAとの大きな違いでした。
そして、なんと最後の最後、主題歌が藤井風ではなく、作詞作曲河瀬直美とある謎の曲に差し替えられていました。。。
歌も河瀬さんなのかな??
僕は全然知らず、劇場でえ?となったのですが、調べたら公開の一週間前に差し替えになったそうで、これはどういうことなのか。。。
最後の最後までこのオリンピックのドタバタが反映されちゃってますね。。。
このBに関してはCDBさんのnoteが詳しいので是非。こちら。
それにしても記録映像、オリンピックだけでなくパラリンピックも作るべきだと思うんだけどな。。。
「ベイビー・ブローカー」by 是枝裕和
もういっちょカンヌの常連是枝監督の最新作です。
実際主演のソン・ガンホが韓国人俳優初となる最優秀男優賞を受賞、「ドライブ・マイ・カー」同様エキュメニカル審査員賞も受賞してます。
是枝作品で言えば、主演男優賞は「誰も知らない」の柳楽優弥以来の受賞ですね。
ソン・ガンホといえば言うまでもなくポン・ジュノ監督とのタッグで有名な超大御所俳優ですが、初受賞は意外でした。
実際冒頭の坂道の雨の中子供をベイビー・ボックスに捨てに来る場面はめっちゃ「パラサイト」やん!と突っ込んでしまいましたw
是枝さんは、前回もフランスで「真実」をカトリーヌ・ドヌーヴにジュリエット・ピノシュというフランスを代表する大女優と組んでますが、正直あの映画は失敗だったと思います。ほとんど印象に残ってない。。。
なので今回もどうかと思いましたが、正直劇中めっちゃ泣きましたw
これぞ是枝作品と言わんばかりの歪で不器用な疑似家族が描かれます。
疑似家族、本当に弱いんですよ。。。
僕のこの個人的な家族観は田中功起さんの作品の時に語ってるので良かったら。こちら。
子を捨てることに関しては、河瀬さんの「朝が来る」にも通じるものがありますね。
綺麗に描き過ぎてるきらいはもちろんあります。
赤ちゃんを捨てること、そして赤ちゃんを横流しするなんて、というのは倫理的にない方がいいに決まってますよ。
ただ、その背景はニュースだけでは伝わらないもっと複雑なのかもしれない、というのを映画というフィクションを通して描いているので、まあこれはこれでありよりのありなのかと。
泣ける映画=いい映画ではないとは思うのだけど、僕は好きでした。
「家族」に対して疑問のある人は是非観てみてもいいと思います。
最後に映画でもないし全く毛色違うけど映像ってことでマシュー・バーニーの新作「Catasterism」。
6月26日までネットで無料公開されてました。太っ腹!こちら。
シャウラガー美術館での観客を入れてのパフォーマンスをそのまま映像作品に仕上げてて凄い。
演奏されてるジョナサン・ペプラーによる音楽も良い。
彼の作品は、実際面白いのか毎回よくわからないんだけど、全ての食材を使い切って料理する感覚は毎度爽快。
この夏「クレマスター」シリーズが上映されるそうなので良い加減観なくては。。。
北京で観た「リダウト」もこの機会に劇場でまたしっかり観ようかな。。。
大坂秩加作品のオンライン販売開始しました。

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「まっすぐな願いごとをしたい」
2022年
アクリル、水彩絵具、色鉛筆、チョーク、麻布、パネル
51.5×36.5cm



「だから私はひたすら知りたい」
2022年
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「虚無の穴に自身がのまれてしまわないように」
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Edition of 20
大坂秩加個展「短冊にぎりしめて雨 2022」と夏&新メニュー

本日より、大坂秩加個展「短冊にぎりしめて雨 2022」を開催します!
大坂秩加個展「短冊にぎりしめて雨 2022」
2022年7月7日 (木) - 8月7日 (日)
18:00 - 24:00 (変更可能性あり) 水曜休み
ワンドリンクオーダー制
* 要アルコール消毒 ・ マスク着用
* 3名以上のご来店不可
* 予約可。 ご連絡 (DM/MAIL/TEL) ください。
* 体調不良、 発熱等ありの場合は入店をお断りしております。
夏&新メニューのお知らせ!
まずは毎夏恒例のカレー定食(グリーンカレー、ラタトゥイユ、クリームチーズポテサラ、ピクルス)!
辛いの苦手な人には裏メニューでラタトゥイユカレーにできます。
夏だけBBAではないのです!

日本酒もその時々のものをお出しします。冷のみ。
大阪名物ミックスジュースもありまっせ。


そして新メニューです!
「エンピリカル アユーク」
デンマークにある超有名レストラン「noma」で、2008年から2017年まで在籍し、テストキッチン&新メニューの責任者として活躍したラース・ウィリアムズと、2012年から2017年までコンセプト&ビジネス開発の責任者を務めたマーク・エミル・ハーマンセンの2人が創り出したスピリッツ。
「アユーク」とは、メキシコ・オアハカ州の少数⺠族ミヘーの⼈々が、海抜2,700メートルで栽培した特別なスモークドライチリのこと。なんのこっちゃ。。。
とにかく飲んでみてください!スモーキーでめちゃうまいです。なくなり次第終了。

最後はBAR専用チョコレートの久々の新作「モラセス」。
砂糖を精製する際の副産物である廃蜜糖(モラセス)の濃厚で独特な風味を活かしたガナシュ。
少量のトマトと共に煮込みチョコと合わせることによりコクのある旨味が特徴的で特にホワイトスピリッツとのマリアージュで味わいの広がりが感じられる一粒となっております。とのこと!
残念ながらご愛食頂いてた「ローズ青リンゴ」は終売となりましたが、モセラス是非食べてみてください!
