内海聖史「dual」@ A'holic 終了しました。
内海聖史「dual」@ A'holicのお知らせ



いよいよ本日よりA'holicの初展示企画がスタートします!
初回の作家は内海聖史さん。
先日搬入しましたが、最高に素敵な展示になりました。
昼営業となりますがぜひお越しください!
日時:2021年2月19日(金)-28日(日)
14:00-19:00 金・土・日・祝日のみ
場所:A'holic
ワンドリンクオーダー制
新メニューも用意しました。
ずっと手に入れたかった幻のジン・アルケミエが入りました!
岐阜の辰巳蒸溜所で作られるジンで、ロット数が少ないので全然出回らないのです。
この機会にぜひ!なくなり次第終了!

そしてその辰巳蒸溜所で修行された方が東京の虎ノ門で作られてるジンも。
薄荷の味で爽やか!こちらもなくなり次第終了です。

ご安心ください。おなじみBBA料理も健在ですよ!

『dual』内海聖史展 @ 三越コンテンポラリーギャラリー

内海さんの日本橋三越での個展に初日からお邪魔してきました。
かなり前に三越で展示されるという話はご本人からお聞きしてて、デパートでどう展開するのかと思っていましたが、いつも通り攻め攻めな展示でした笑
今回作られたパンフレットに僭越ながらテキストを寄稿させて頂きました。
以下テキストです。
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【内海聖史展に寄せて】
「絵画とは何か?」
内海聖史はこの問いに対し、愚直なまでの態度で挑み続けている。
その姿は、絵画という巨人に闘いを挑むドン・キホーテさながらである。
内海自身も昨年行ったインタビューの中でこう発言している。
『発表する前はこんなの世に出してもいいのかな、という恐怖感があるが、絵画という表現自体がとても悪食なので、発表したその瞬間からそういうもんだよねっていう風に絵画の中に取り込まれてしまう。「これは絵画では明確にない」というものはできないので、自分にとっては世にないものを編み出したつもりだったのに、一瞬で収まりよく吸収されてしまう。そういうものにずっと攻撃を仕掛けているみたいな感じ。』(*1)
私が彼の作品と初めて対峙したのは、2005年に大阪のアートコートギャラリーでのことだった。
当時の私は京都の美術大学で洋画科に属する学生だったのだが、絵画への可能性を見出せず、その頃には絵筆も捨て、写真やインスタレーションに移行している時期だった。
そんな中、たまたま見かけたチラシを頼りに訪れたギャラリーで観た「色彩の下」という作品に衝撃を受けた。
横17m、高さ3.8mの巨大な絵画。
「絵を観る」というより「色を浴びる」という体験だった。
絵画にまだこんな体験をさせられる力があるのかと思い知らされた作品で、今でも鮮明に覚えている。
それ以降内海聖史という作家の繰り出す一挙手一投足に目が離せなくなり今に至るが、その間全く妥協することなく絵画に挑み続ける姿に驚嘆するばかりである。
今回の個展でも、視界を覆う色彩の大画面を発表するという。
是非全身で色を浴びてほしいと思う。
また、近年の内海の挑戦は、「観る」という部分にまで及んでいる。
特に2018年ギャラリエ・アンドウで開催した個展「あらゆる時間」以降その挑戦の度合いを高めている。
その個展では、絵画がアクリルボックスの中に収められており、透明なアクリルならまだしも、カラーアクリルによって元の絵画の色がわからなくなってしまっているものや、不透明アクリルによって中の絵画が全く見えないものまで登場した。
昨年末アートフロントギャラリーで開催した個展「squid」においても、いくつかの作品は、実際に展示はされているものの、鑑賞者の目の届かない壁の裏などに展示され、絵画の側面しか見えないという事態になっていた。
さらに、同個展ではギャラリー内の照明が夕方から色とりどりに移り変わり、絵画の元々の色がわからなくなるという仕掛けまで作った。
今回の個展でも、絵画の裏に別の絵画があったり、別の絵画により正面からの鑑賞が妨げられていたり、はたまた別の場所(*2)に展示されていたり、という具合に、「観る」とは何かを鑑賞者に突きつけてくる。
絵画は視覚芸術である。しかし、果たしてそれだけなのだろうか?という内海の声が聞こえてくる。
昨年から続くコロナ禍の中で、作品を実際に観られないという事態が多発し、改めて作品を鑑賞するというのは身体的な行為なのだと思い知らされた。
絵画は単なる画像ではなく、絵の具という物質の載ったオブジェでもある。
画面越しに観るのと実際に観るのとでは情報量が圧倒的に違う。
果たして「作品を観る」とはどういうことなのか。
改めて作者だけでなく鑑賞者にとっても問われ続けている。
今回の個展を通して、内海聖史の飽くなき挑戦を感じてほしい。
そして自身に問いかけてみてほしい。
「観るとは何か?」
「絵画とは何か?」
森川穣
*1 https://aholic.stores.jp/items/5ed5c655cee9ea03897a5d4e
*2一部は森川が運営するA’holicに展示される。(http://aholic.tokyo)
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ずっと観てきた内海さんの展示に寄せてテキストを書く日が来るなんて。。。泣
皆様も是非足を運んで内海さんからの問いを受け止めてみてください。










ギャラリーは6階ですが、2階の紳士服売り場にも展示があります。
マネキンに持たせてる!笑


内海聖史 個展「dual」
日時:2021年2月17日(水)-3月1日 (月)
10:00-19:00 / 最終日 17:00閉廊
場所:三越コンテンポラリーギャラリー(日本橋三越 6F)
そして!いよいよ!A'holicの展示も明日から始まります!
ぜひお越しくださいませ!
内海聖史 個展「dual」
日時:2021年2月19日(金)-28日(日)
14:00-19:00 金・土・日・祝日のみ
場所:A'holic
ワンドリンクオーダー制

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風景ルルル@静岡県立美術館
千葉ゆかりの作家展 清水裕貴・山崎雄策 写真展 @千葉市民ギャラリー・いなげ









千葉県稲毛まで友人の清水裕貴さんの展示を観に行ってきました。
遠かったけど行った甲斐があった!
会場は浅草にある神谷バーの創始者神谷伝兵衛の元別荘。
大正から建つ建物で、1階は洋風2階は和風という和洋折衷の造り。
もうこの建物が魅力的すぎてやばい。。。
しかしそれに負けない清水さんの写真のパワーがすごい。
写真ってどうしてもハイブリットなメディアなので、こういう古い建物とかに展示しちゃうとどうしても負けがちなんだけど、今回清水さんの写真は、海水でダメージを与えたプリントで、写真のハイブリットさを消すことでザラザラした世界を生み出していました。
清水さんの作品はむしろホワイトキューブよりこういう歴史のある場所が似合いますね。
清水さんの真骨頂のテキストも秀逸で、今回はなんと窓が主人公。
そこに生息する黴との話が写真と共に綴られます。
建物を使った絵巻のようにスルスルと誘導させられる。
今回地元の作家(?)平本成海さんとのコラボレーションもあったり盛りだくさん。
遠いけど行く価値ありまくりな展示です!ぜひ。こちら。
神谷伝兵衛の作った牛久シャトーもいつか行きたい。。。
本館(?)で展示されてた山崎雄策さんの展示は、ちょっとカラクリに終始してる感があり苦手でした。
清水裕貴「Air」@ tidepool429






こちらは清水さんご自身が運営されてるアーティストランスペースでの展示。
年末から年始にかけて予約制でご自身の個展を開催されてました。
僕は1月3日に訪問。
船橋駅から15分ぐらい歩いた団地マンションの一室。
何故か非常階段の扉の向こう側にあって、見つけられず焦りましたw
開けてまず目にするのは一枚の水彩画。
この絵は昨年春の緊急事態宣言中にクラウドファンディングで発見した北海道の動物園で飼われている「そら」というオットセイが描いたものらしい。
こんなものが返礼品になってるなんて斬新すぎる笑
以前象に絵を描かせてたアーティスト二人組がいたけど、絶対それ知らないでやってるよなぁ。。。
その絵からスタートして、様々な水辺の写真や窓からの風景などが並ぶ。
タイトルの「Air」は、昨年から続くこのパンでミンク下においてとても重要な要素になった。
普段は見えないものなので気にも留めないけれど、なんだか色々見えてしまいそう。
そういう「空気」を孕んだ少し不穏な写真たちと、プロジェクターで映された短歌のような詩。
改めて今の「空気」を想う体験でした。
この展示は不定期に開けるそうなのでHPチェックしてみてください。
清水さんとのインタビューはこちら。
関連記事>>清水裕貴さんと山元彩香さんのこと。
高田冬彦「LOVE PHANTOM 2」@ WAITINGROOM



気づけばもう2月半ば。。。今年最初の展覧記事です。
一昨年の森美以来となる友人高田冬彦の待望の個展!
世間的にもあの展示で知った人は多そうだし中々注目されてる展示なのではないでしょうか。
会場では、まず森美で発表された「新しい性器のためのエクササイズ」3点が並ぶ。
森美の時と違って、各々ヘッドフォンをつけて一人で対峙するので、改めてこの映像群の歪みが際立つ。
特に「#3 しぼんでいくボール」がエロいw
また「#1 ホタル」からの新作「1001 seconds」の流れはうまいな、と思う。
どちらも肛門括約筋(初めて書いたw)を使った作品で、新作では水面と星空というロマンチックなモチーフと裏腹な結末はさすが。
ちなみにこの映像を作ってる時に僕はインタビューをしてたので、この星空見ながら感慨深い思いでした笑
さらに奥では新作が二点。
どちらも鳥がモチーフで、一つは自分の肋の中で赤い鳥が閉じ込められてる「Self-portrait as a Red Bird」。
アブラモビッチを思わせる捨て身っぷり笑
何と言っても今回の白眉はもう一つの新作「The Princess and the Magic Birds」。
17分35秒というこれまでの作品より長い大作というのも去ることながら、明らかにネクストステージに行ってる。
内容は月光に照らされた少年と青年の間の男子が眠る部屋に小鳥が2羽現れて、その耳元で卑猥な話をするという、まあ高田くんらしい内容ではあるんだけれど、カメラワークとかエフェクトとかがこれまでよりも凝りまくってる。
これまで敢えて素人っぽい撮り方をしてたと思うんだけれど、今回は映像作品としての見応えがめちゃくちゃあった!
そして、その小鳥が物語るストーリーの饒舌さが、その映像の長さを忘れさせるぐらい滑らか。
見てたらあっという間に終わってしまった。
やっぱりギャラリーや美術館で観る映像作品って最初の10秒で心掴まないと離れちゃうけど、この映像は特に刺激的な場面はないものの、ぬるりと足を止めさせる力がある。
これまでどっちかというと高田くんの映像はインパクトで足を止めさせるところがあったけれど(それもすごいんだけど)、今回は映像の美しさやストーリーで引き込んでて、そういう意味でネクストステージ。
今後さらにどうなっちゃうのか期待してしまいます。
ちなみに昨年高田くんはずっと住んでた家が取り壊しで出て行かざるをえず、この作品が初めて新居で撮ったものだったそうなんだけど、そういう意味でもネクストステージ。名作期待してます!
この展覧会は3月7日まで。是非!こちら。
高田くんとのインタビューはこちら。
関連記事>>高田冬彦くんのこと。
千葉正也 @ 東京オペラシティアートギャラリー







以前αMで観た時もそうだったけど、やっぱりよくわからない作家さん。
もう会場がカオス過ぎた。。。
まず入口の絵は今回が展覧会のポスターになってて、絵の中に会期等の情報が全部書き込まれてる。
チケットもそのまま絵になってたり、ホットカーペットにスタッフの肖像画描いてたり。
そんなことより会場を亀がのそのそ歩いてるのがシュールすぎる!
絵を使ったインスタレーション作家、と捉えたらいいのかな。。。
その亀の監視カメラの映像はずっと公開されてるみたいです笑
ちなみに長いこと千葉正也さんと千葉雅也さんを混同してたのはここだけの話。
3月21日まで。
A'live vol.13 PHOTO! リリースのお知らせ

A'liveの最新動画をリリースしました!
今回のテーマは日本写真史。
写真の誕生から200年弱。
その間に写真は激動の変化を遂げてきました。
今回は特に日本に絞ってその伝来から木村伊兵衛賞、東京都写真美術館開館までをお話ししています。
カメラ大国日本がいかにして生まれたのか。ぜひご覧ください。
ちなみにA'live最長の123分です。喉が死にました。。。
ご購入後、メールにて非公開動画URLをお送りします。
オンラインストアにてお買い求めください。
3/7までは30%OFF!店頭だとさらにお安い500円です!
よろしくお願いします。
オンラインストア>>https://aholic.stores.jp
今回の動画で使用している手書きメモとスライドもnoteにて公開しております。
併せてご覧くださいませ。
note>>https://note.com/aholic_tokyo
2月の営業予定
緊急事態宣言延長につき、A'holicは引き続き休業とさせて頂いております。
ただ、今月は以下のイベントを開催します。

9月より毎月第一日曜に開催される「現代アートのたまり場」のvol.5が2/7(日)に開催されます。
参加希望の方は以下のリンクからチケットをご購入の上ご参加ください。
*当日はZOOMでのご参加になります。
https://peatix.com/event/1771522/
世界的に大ブームとなっている「現代アート」。
そのブームに合わせ、世の中には「現代アート」に親しむ為にアートを体系的に理解することが出来る様々なアートの入門書や講座等が開かれています。
そんな中で、この「現代アートのたまり場」は、美術家であり、新宿三丁目にあるアートライブラリーカフェバー「A'holic」の店主である森川穣さんによる、初心者からアート好きまで誰でも楽しむことが出来るアート史講座と、そこに集まった人たち同士でアートに纏わる事を気軽に話すことが出来るテーブルトークが合わさったイベントとなります!
これからアートを知りたい方々が楽しんで参加していただけるような、「現代アート入門」にもぴったりな内容となっておりますので是非お気軽にご参加ください。
さて、第5弾である今回のテーマは、「日本の写真史 伝来から木村伊兵衛賞まで」です。
1843年、長崎に最初の写真機がオランダからやってきました。
その後20世紀に入ると写真を用いた芸術表現が登場するようになり、大正期には様々な表現が花開きます。
戦争を経て、さらに新たな表現を追求する若い写真家たちが登場し、1962年にはついに日本がカメラ生産台数において世界一に!
1975年には「木村伊兵衛賞」が設立され、ますます日本の写真の発展に寄与し、今や日本といえば写真といっても過言ではない程重要なメディアになりました。
その変遷を重要な写真集を紹介しながら解説します。
今回もアートの歴史を紐解きながらその理由と変遷を辿っていく事で、現代アートの文脈を理解していく1つのきっかけ作りになればと思います!
現代美術が気になっているけどとっつきにくいと思っていた方、とても良い機会となりますので、是非ご参加ください!写真好きな方も是非ご参加ください!
◉A'holicについて
2019年4月に新宿三丁目にオープンしたアートライブラリーカフェバー「A'holic」。現代美術のカタログや創刊号(1948年)からの美術手帖などアート関連書籍を中心に、建築やファッション、舞台などにまつわる書籍1,000冊に囲まれながら、珈琲やアルコールが楽しめる。
◎こんなヒトに来て欲しい
・現代美術が気になっているけどとっつきにくいという方
・ビジネスや暮らしのヒントのためにアートの世界に触れてみたい方
・現代アートに親しむきっかけを掴みたい方
・アート、カルチャーに興味、関心がある方
・これからの暮らしについて考えたい方
・A'holicが気になっていた方
◎イベント概要
【日時】
2021年2月7日(日)20:00~22:00
【定員】
20名
*定員に限りがございますので、お早めにご注文願います
【参加費】1000円
【申込方法】https://peatix.com/event/1771522
*peatixチケットサイトが支払い窓口*
【主催】
YADOKARI株式会社×A'holic
◎スケジュール
19:55 チェックイン
20:00 全員で自己紹介(テーブル分け)
20:30 アート史講座
21:30 質疑応答・テーブルトーク
22:00 完全終了
◎今回のスペシャルゲスト
森川穣
美術家/A'holic店主
1983年生まれ。美術作家。
京都精華大学卒業後渡英しロンドン大学チェルシーカレッジにて大学院資格過程修了。
帰国後京都にてアーティストランスペースstudio90を開設。
国内外で展覧会やキュレーションを行う。
主な展覧会に「確かなこと」於京都芸術センター(2010)、「das licht」於Galerie zur Matze(2015)等
2019年4月に、アートライブラリーカフェバー「A'holic」をオープン。
http://minorumorikawa.com
◉ファシリテーター
伊藤幹太
YADOKARI株式会社
1995年生まれ。中央大学総合政策学部卒。2019年よりYADOKARI にジョイン。プロデューサーとして、町田市「芹ヶ谷公園 芸術の杜プロジェクト」や「町田シバヒロ」プロジェクト等の他、様々な企画プロデュース・まちづくり支援などを行う。横浜にある自社施設Tinys Yokohama Hinodechoではフードとイベントのプロデュースを担当。様々なクリエーターや現代アーティストと共に、主に食やアートを通じたコラボ企画を多数実施。日ノ出町・黄金町のまちづくり・ブランディングに携わっている。

この度、画家内海聖史の個展を開催させていただくことになりました。
A’holicとしては初の展覧会となります。
2月17日より日本橋三越コンテンポラリーギャラリーで開催される個展と同時開催となる本展では、タイトルの「dual( 二 重の)」が示すように、同じシリーズの絵画が別の空間に 展示されることで、 観客の頭の中で補完され絵画群が完成するという仕組みになっています。
是非両会場に足をお運びください。
◉内海聖史
1977年茨城県生まれ。 多摩美術大学大学院美術研究科修了。
個展・グループ展多数。主な展覧会に「squid」(アー トフロントギャラリー/東京、2020)、「やわらかな絵画」 ( 上野の森美術館/東京、2019)等。 パブリックアートも多数。
絵画が美しくあるのは 「絵の具」 という素材自体が美しい からだという観点に立ち、 絵の具が美しく存在する状況を作成している。
http://uchiumisatoshi.com
◎イベント概要
日時:2021年2月19日(金)-28日(日) 14:00-19:00 金・土・日・祝日のみ
場所:A'holic
ワンドリンクオーダー制
<関連記事>
内海聖史「squid」@ ART FRONT GALLERY
内海聖史さんのこと。
内海聖史「あらゆる時間」@ GALLERIE ANDO
「panorama すべてを見ながら、見えていない私たちへ」@京都芸術センター
内海聖史「ボイジャー」@eN arts
風景ルルル@静岡県立美術館
ただ、今月は以下のイベントを開催します。

9月より毎月第一日曜に開催される「現代アートのたまり場」のvol.5が2/7(日)に開催されます。
参加希望の方は以下のリンクからチケットをご購入の上ご参加ください。
*当日はZOOMでのご参加になります。
https://peatix.com/event/1771522/
世界的に大ブームとなっている「現代アート」。
そのブームに合わせ、世の中には「現代アート」に親しむ為にアートを体系的に理解することが出来る様々なアートの入門書や講座等が開かれています。
そんな中で、この「現代アートのたまり場」は、美術家であり、新宿三丁目にあるアートライブラリーカフェバー「A'holic」の店主である森川穣さんによる、初心者からアート好きまで誰でも楽しむことが出来るアート史講座と、そこに集まった人たち同士でアートに纏わる事を気軽に話すことが出来るテーブルトークが合わさったイベントとなります!
これからアートを知りたい方々が楽しんで参加していただけるような、「現代アート入門」にもぴったりな内容となっておりますので是非お気軽にご参加ください。
さて、第5弾である今回のテーマは、「日本の写真史 伝来から木村伊兵衛賞まで」です。
1843年、長崎に最初の写真機がオランダからやってきました。
その後20世紀に入ると写真を用いた芸術表現が登場するようになり、大正期には様々な表現が花開きます。
戦争を経て、さらに新たな表現を追求する若い写真家たちが登場し、1962年にはついに日本がカメラ生産台数において世界一に!
1975年には「木村伊兵衛賞」が設立され、ますます日本の写真の発展に寄与し、今や日本といえば写真といっても過言ではない程重要なメディアになりました。
その変遷を重要な写真集を紹介しながら解説します。
今回もアートの歴史を紐解きながらその理由と変遷を辿っていく事で、現代アートの文脈を理解していく1つのきっかけ作りになればと思います!
現代美術が気になっているけどとっつきにくいと思っていた方、とても良い機会となりますので、是非ご参加ください!写真好きな方も是非ご参加ください!
◉A'holicについて
2019年4月に新宿三丁目にオープンしたアートライブラリーカフェバー「A'holic」。現代美術のカタログや創刊号(1948年)からの美術手帖などアート関連書籍を中心に、建築やファッション、舞台などにまつわる書籍1,000冊に囲まれながら、珈琲やアルコールが楽しめる。
◎こんなヒトに来て欲しい
・現代美術が気になっているけどとっつきにくいという方
・ビジネスや暮らしのヒントのためにアートの世界に触れてみたい方
・現代アートに親しむきっかけを掴みたい方
・アート、カルチャーに興味、関心がある方
・これからの暮らしについて考えたい方
・A'holicが気になっていた方
◎イベント概要
【日時】
2021年2月7日(日)20:00~22:00
【定員】
20名
*定員に限りがございますので、お早めにご注文願います
【参加費】1000円
【申込方法】https://peatix.com/event/1771522
*peatixチケットサイトが支払い窓口*
【主催】
YADOKARI株式会社×A'holic
◎スケジュール
19:55 チェックイン
20:00 全員で自己紹介(テーブル分け)
20:30 アート史講座
21:30 質疑応答・テーブルトーク
22:00 完全終了
◎今回のスペシャルゲスト
森川穣
美術家/A'holic店主
1983年生まれ。美術作家。
京都精華大学卒業後渡英しロンドン大学チェルシーカレッジにて大学院資格過程修了。
帰国後京都にてアーティストランスペースstudio90を開設。
国内外で展覧会やキュレーションを行う。
主な展覧会に「確かなこと」於京都芸術センター(2010)、「das licht」於Galerie zur Matze(2015)等
2019年4月に、アートライブラリーカフェバー「A'holic」をオープン。
http://minorumorikawa.com
◉ファシリテーター
伊藤幹太
YADOKARI株式会社
1995年生まれ。中央大学総合政策学部卒。2019年よりYADOKARI にジョイン。プロデューサーとして、町田市「芹ヶ谷公園 芸術の杜プロジェクト」や「町田シバヒロ」プロジェクト等の他、様々な企画プロデュース・まちづくり支援などを行う。横浜にある自社施設Tinys Yokohama Hinodechoではフードとイベントのプロデュースを担当。様々なクリエーターや現代アーティストと共に、主に食やアートを通じたコラボ企画を多数実施。日ノ出町・黄金町のまちづくり・ブランディングに携わっている。

この度、画家内海聖史の個展を開催させていただくことになりました。
A’holicとしては初の展覧会となります。
2月17日より日本橋三越コンテンポラリーギャラリーで開催される個展と同時開催となる本展では、タイトルの「dual( 二 重の)」が示すように、同じシリーズの絵画が別の空間に 展示されることで、 観客の頭の中で補完され絵画群が完成するという仕組みになっています。
是非両会場に足をお運びください。
◉内海聖史
1977年茨城県生まれ。 多摩美術大学大学院美術研究科修了。
個展・グループ展多数。主な展覧会に「squid」(アー トフロントギャラリー/東京、2020)、「やわらかな絵画」 ( 上野の森美術館/東京、2019)等。 パブリックアートも多数。
絵画が美しくあるのは 「絵の具」 という素材自体が美しい からだという観点に立ち、 絵の具が美しく存在する状況を作成している。
http://uchiumisatoshi.com
◎イベント概要
日時:2021年2月19日(金)-28日(日) 14:00-19:00 金・土・日・祝日のみ
場所:A'holic
ワンドリンクオーダー制
<関連記事>
内海聖史「squid」@ ART FRONT GALLERY
内海聖史さんのこと。
内海聖史「あらゆる時間」@ GALLERIE ANDO
「panorama すべてを見ながら、見えていない私たちへ」@京都芸術センター
内海聖史「ボイジャー」@eN arts
風景ルルル@静岡県立美術館